トレンドキーワードは、シンプルからの脱却
長らく続いたノームコアブームから一変し、メンズファッションにおけるトレンドは“シンプルからの脱却”へシフトしようとしている。その片鱗として2018年春夏には“90年代”というキーワードを軸に、ビッグシルエットやロゴプリントなど、デザイン性豊かなアイテムがシーンを賑わせた。
「もっと自由に、デザインを楽しみたい」という流れを、より顕著にしたのが『ディーゼル』が提案する2018FWのコレクション。ミリタリーやパンクはもちろん、スポーティ、カジュアルなどあらゆる要素をブレンドさせたラインアップは、長らくシンプルなアイテムを身につけていた我々にとって実に新鮮に映るはず。
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(写真左)マウンテンパーカー 38,000円、ロングスリーブTシャツ 9,800円、ジーンズ 27,000円、プレートネックレス 7800円、シルバーリングネックレス 5,800円、キーリング 4,900円、(写真右)ジャケット 32,000円、パンツ 23,000円、シャツ 19,800円/すべてディーゼル(同・ジャパン)
気分は秋へとシフト。手始めに狙いたいのはスニーカー&バッグ
装飾的ながらも、どこか洗練された雰囲気を醸す『ディーゼル』の最新コレクション。なかでも晩夏から秋へと季節の変わり目にまずチェックしておきたいのは、旬度を手軽に高めることのできるスニーカーとバッグだ。たとえば、見慣れたジャーマントレーナーながらもタンのサイズ感やデザインで個性を発揮した1足はその好例。シルエットはスマートながらも配色や数字のロゴという遊び心が、普遍のジャーマントレーナーを他とは一線を画す存在へと昇華させている。
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(写真左)ジーンズ 42,000円、
スニーカー 30,000円
、(写真右)スラックス 35,000円、スニーカー 27,000円/すべてディーゼル(同・ジャパン)
人気のダッドシューズを思わせつつもダスティ加工が施されたり、ボリューミーになりすぎない絶妙なフォルム感に仕上げられたりと、ディテールへのこだわり十分のスニーカーにも注目したい。カラバリは3パターンあるが、今シーズンはブラックを基調としたトリコロールカラーが気分だ。合わせやすさや季節感を盛り立てるなら、オールブラックという選択が正解だろう。
バッグ類にも同ブランドの“らしさ”が溢れている。写真のバックパックは、スクラッチロゴが印象的なシリーズに秋らしいカモフラ柄をプリントした最新作。デザイン性に富んでいるだけではなく、ネオプレン素材によるやわらかな着用感やサイズ感、収納面での使いやすさも大人には見逃せない。
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バックパック 24,000円、デニムジャケット 95,000円、ロングスリーブTシャツ 9,800円、グラフィックパンツ 21,000円/すべてディーゼル(同・ジャパン)
バックパックと同様に、見た目以上の収納力を誇るボディバッグやクラッチバッグ、そして荷物が多い大人にこそ必携のポーチ類もスタンバイ。カモ柄の他、デニム素材を採用した同シリーズも展開されている。
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ボディバッグ 19,800円、クラッチバッグ 17,800円、ミニポーチ 7,800円、ポーチ 15,800円/すべてディーゼル(同・ジャパン)
主役ウェアにも旬をブレンド。『ディーゼル』秋のラインアップ
シューズや小物類はもちろん、ウェアのコレクションも今季らしく、デザイン性豊かなアイテムばかり。秋以降のシーズンには欠かせないスウェットをはじめ、9つのアイテムをピックアップした。
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(写真左)
スウェット 19,800円
、ストライプシャツ 25,000円、ジョグジーンズ 48,000円、(写真右)
パーカー 23,000円
、ロングスリーブTシャツ 9,800円、ジョグジーンズ 35,000円/すべてディーゼル(同・ジャパン)
アイテム1ロングスリーブTシャツ
ファッションという観点からストリートシーンへの注目度が増している昨今、ロンTはマスト。中央に鎮座するグラフィックはもちろん、注目すべきは袖ロゴのデザイン。右袖には「TECHNO」と「TOKYO」を組み合わせた“TEKNO”の文字が、左袖には“Logical”という文字が飾られている。
アイテム2シャツ
光沢感のある黒の生地に、フェード感のあるテキストがプリントされた1枚は、サイケデリックというテーマを具現化したメインコレクションのひとつ。テーラードジャケットやレザージャケットとの相性は言わずもがな、あえてナイロンジャケットなどのスポーティな要素を取り入れるのも今季的。
アイテム3ストライプシャツ
ストライプシャツに“DIESEL”の文字を配した、ストリート感のある1枚。リブ仕様の袖という、同ブランドらしいハイブリッドなディテールも面白い。生真面目にシャツを着るのではなく、ラフにシャツを楽しみたいという方にはうってつけのアイテム。
アイテム4シャツパーカー
アイテム5クルーネックスウェット
肉厚のスウェット地に施されたロゴは、90年代の同ブランドを象徴するアイコンへのオマージュ。さらに、当時からのファンにはたまらないスローガンが施されている。カラバリは掲載色の他、ホワイトとブラックの計4種。
アイテム6パーカー
アイテム7ダウンベスト
ニット地と光沢のある素材という異素材MIXのダウンベストは、唯一無二の表情が魅力。カジュアルとミリタリーを交差させたデザイン性も『ディーゼル』ならでは。
アイテム8ジーンズ
ブラックを限りなく薄くブリーチアウトさせ、さらにリペア加工を施した日本限定の1本。ジーンズに定評がある『ディーゼル』の中でも人気のモデル「トマー」をベースとして採用しているため、シルエットの美しさも十分。
アイテム9ジョグジーンズ
『ディーゼル』の新作で、シンプルからの脱却を
シンプル一辺倒の昨今だからこそ、デザイン性が高いアイテムが欲しくなる。そんな潜在ニーズを形にした『ディーゼル』の新作は、シンプルだけじゃ物足りない、感度が高い大人にこそ響くはずだ。
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(写真左)ジャケット 28,000円、プリントTシャツ 9,800円、ジーンズ 35,000円、ニットキャップ 7800円、スニーカー 24,000円(写真右)
シャツパーカー 25,000円
、ラインパンツ 25,000円、スニーカー 15,800円/すべてディーゼル(同・ジャパン)
photo_Yuuki Yamamoto
styling_Yohnosuke Kikuchi
hair&make_Takai
model_Patricio
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