次回の西小金井村塾に向け、備忘録として。


僕の知名度は良くも悪くも業界内ではなかなかのトップクラスだろう。
「アイツとだけは仕事するな!」ていうのも含め(笑)。
無数の会社のブラックリストに入っているらしく、それを聞く度大笑いしている。
こちらから願い下げだ!

しかも業界内にも僕の一挙手一投足、SNSでの全発言を見張っている人間が、マジで相当数いる(確認済)。
意味不明のご尽力、ご苦労様です(笑)。

暇なキチガイアンチじゃあるまいし、業界に「見張られて」いるのは僕くらいなものだろう。

しかし、一度きりの大事な人生を、ただただ僕の監視だけに無駄に費やしているとは、ただただ、
可哀想。
としか言いようがない。


しかし、巷での知名度は、そんなに高いとは思っていない。
これは昔から。上がっても下がってもいないと思う。

時代が「スター監督」を求めないので、尚更しゃあないなぁ、と思うが。

京アニを出た頃は、知名度を上げなきゃ仕事が来ない!という焦りから、いろんなところに顔を出した。
しかし、後で悉く絶縁した。

そういうの、性に合わないらしい。


あんまり具体的に挙げたくないが、某出版社G社の編集長が、「ヤマカンをプロデュースするんじゃい!」と息巻いて、なんだか着物グラビアとかジャンプ写真とか、訳の解らないことばかりさせて、これ完全に滑ってるよね?と思いつつ、ご厚意もあるから従っていたのだが、やがてその頓珍漢さが社内の反感を買い、壮絶に左遷されて、退社する間際に、
「ヤマカンは面倒くさいといつも言われてきた」
と、恨み節をかましてきた。

そこまで来るとさすがにブチキレて、
「持ち上げてくれと言った覚えはない!」
と、吐き捨てた。

彼は今どうしているか、まぁ知る気もない。

神輿を担ぎ上げられては崖から落とされる、そんな経験は沢山してきた。
もういい。


喧嘩して絶縁した出版社など、数えきれない。
R社とか、K社とか、Y社とか。
本社まで殴り込みに行ったS社とかもあるくらいだ。


僕はそんなバカに媚びへつらってまで、名声や知名度を求めていない。
むしろ、そんなのもういい。
残りの人生は、満足する作品を農作物のように作って、それなりに生きていければ、それでいい。