この連載自体は非常にくだらない、年寄りオタクの戯言に過ぎないのだが、史料的価値だけはあるので引用する。
僕もほとんど記憶にない『プロジェクトA子』の話だ。

『プロジェクトA子』、僕は地元読売テレビの「アニメだいすき!」で観た記憶がある。
しかし、内容は全然思い出せない。

今のアニメファンで知っているのは、僕より上の世代の、年寄りだけだろう。

しかし、当時は人気があった。
宮﨑駿よりも遥かにあった。

「美少女に銃持たせて、ちょっとSFチックで荒唐無稽」が主流の時代だった。
先の宮﨑の発言も、それをやっかんでのものだろう。

流行というものは、必ずある。
そして流行れば、必ず廃れる。
こういう流れに溺れることなく、しっかり意味のある作品を作る。どの時代でも大事なことだ。
できない人間は、時代と共に埋没するだけ。


今のアニメはもはや「流行が読めない」時代だと言われている。
マグレ当たりで大ヒットしても、歴史に残る可能性は極めて低い。
それにかこつけて勝っただ負けただ覇権だ何だ、そんなことで騒いでいた時代も、終わりつつある。

そんなに「流行に敏感なオタク」でいたいなら、せいぜい時代遅れにならぬよう、次の流れをリアルタイムできっちり読むことだね。
お前らにできるならね(笑)。