意識不明の次男死亡=北陸道の車転落事故-福井
福井県敦賀市の北陸自動車道下り線で、家族5人の乗ったワンボックスカーが約15メートル下に転落し、運転していた愛知県一宮市の男性会社員(40)が死亡した事故で、福井県警高速隊は8日、男性の次男で意識不明となっていた小学5年大内深月君(11)が急性硬膜下血腫などで死亡したと発表した。
高速隊によると、ワンボックスカーは3列シートで、深月君は3列目の運転席側に乗車。現場の中央分離帯に接触痕があったことから、追い越し車線を走っていたワンボックスカーが中央分離帯にぶつかって進路が変わり、道路左側のガードレールを突き破ったとみられる。
5人は魚釣りへ行くため福井県小浜市に向かう途中だったという。