7日午前10時55分ごろ、福井県敦賀市曽々木の北陸自動車道下り線で、愛知県一宮市の会社員大内恭介さん(40)の乗用車が道路脇に転落した。大内さんと同乗の家族の計5人が病院に運ばれたが、大内さんが外傷性出血性ショックで死亡し、小学5年の次男(11)も頭を強く打って意識不明の重体となった。
福井県警高速隊によると、中学2年の長男(13)と小学4年の長女(10)は手首や太ももの骨を折るなどして重傷、妻(40)は頭部打撲の軽傷を負った。
高速隊や地元消防によると、乗用車は左側のガードレールを突き破り、道路脇ののり面に沿って約15メートル下まで転落した。
【共同通信】