子育て費用、把握できていますか?
なんとなく子ども1人につき1千万円くらいかかるって聞いたことあるような…
子どもほしいけど、住宅ローンに生活費に教育資金に…って考えると経済的な不安が強いよ。
どの時期に何にいくらかかるかを具体的に把握することはとても大切!ということで、子どもを産むときから成人(大学卒業)までにいくらかかるかを調べてみました。
- はじめに
- 子どもにかかる具体的な費用とは?
- 1.妊娠・出産時にかかる費用
- 2.乳児期にかかる費用
- 3.幼児期にかかる費用
- 4.小学生時代にかかる費用
- 5.中学生時代にかかる費用
- 6.高校生時代にかかる費用
- 7.大学生時代にかかる費用
- まとめ
- 老後に子どもは頼れない⁈
- さいごに
はじめに
私たち夫婦には子どもがいません。結婚3年目、いわゆる不妊です。友人の妊娠・出産報告や「子どもまだ?」攻撃に、一時期は本当に毎日が辛くてプチうつ状態になっていたこともありました。
今は諦めの気持ちが半分、「もしかしたらいつかは…」という気持ちが半分で以前に比べると落ち着いてきています。
今思えばなんであんなに焦ってたんだろって思うよ。
時間とお金の無駄遣いをしちゃったな。マネ男くん、迷惑かけてごめんね。
立ち直れたキッカケは、お金です。
本格的に家計管理の研究を始めて、現状がいかに厳しいものかを思い知ることで不妊なんかで時間とお金を無駄にしててはいけない!と思いました。
大好きな夫とペットたちとの楽しく幸せな今の生活を老後もずーっと続けていくことが目標です。そこに子どもが産まれても、産まれなくても、どっちでも幸せだったなと思える人生にできたら良いなと考えています。
最近は明るくなったよね。お得な情報をよく教えくれるし、週末は夫婦で懸賞とかポイ活とかできて楽しいよ。
いかに得して生活できるか、いかに毎月の支出を抑えるかを研究するのが楽しくてたまらないよ!……でも、実は今でもたまに辛い時はあるよ。どうしようもなく暗い気持ちに押しつぶされそうになっちゃう。
そんな時、私は子どもにかかる具体的な費用を見ることで少し冷静になれるのです。
(ポイ活に関してはこちらの記事をご覧ください。)
子どもにかかる具体的な費用とは?
子どもを産むときから成人までにかかる具体的な費用とは何があるのでしょうか?子どもの年齢に沿ってかかる費用を調べてみました。
※いろんなサイトや本をもとにざっくりとまとめたデータです。正確ではない部分も多々あるかと思いますので参考程度にご覧ください。
1.妊娠・出産時にかかる費用
妊娠、出産には健康保険がきかないため、かなり大きなお金がかかります。平均的には40〜50万円ほど。ですが、これは公的制度でまかなえる部分も大きいので、セレブ出産のような贅沢をしなければ手出しは少なくて済みますね。
※早産や帝王切開などの場合には健康保険の適応となります。医療保険に加入していれば給付金ももらえます。
2.乳児期にかかる費用
- 月平均:7〜8万円(貯蓄、保険等を含む)
乳児期でもけっこうかかるんですね!中でも、生活用品の割合が多いのはオムツ代でしょうか?
3.幼児期にかかる費用
- 月平均:8〜10万円(貯蓄、保険等を含む)
乳児期に比べて、生活用品にかかる費用が激減していました。これはオムツが外れるからかな?
その分、食費と学校外教育費・活動費の項目が上がっていました。習い事を始める家庭が多いということでしょうか?
幼児教育無償化が始まれば、もう少し負担は減るのかな?
子ども手当てもあるもんね。
4.小学生時代にかかる費用
生活費の月平均
- 2.5〜3万円
教育費の月平均
- 公立小学校に入学した場合 : 約2.6万円
※教育費は公立か私立かで大きく変わります。
我が家の場合は夫も私も小学校から大学まで全て公立でしたから、私立の学校に入れるというイメージが全くありません。子どもができたら考え方が変わるかもしれませんが、今回は小・中学校は公立だった場合を想定してまとめています。
習い事をさせるならまた別にかかってくるね。
5.中学生時代にかかる費用
生活費の月平均
- 2.5〜3万円
教育費の月平均
- 公立中学校に入学した場合 : 約4万円
公立の小学校・中学校に入れた場合、授業料は無料だから負担は少ないね。
それでも毎月こんなにかかるんだね。大きくなるにつれてお小遣いも増えるよね。
6.高校生時代にかかる費用
生活費の月平均
- 2.5〜3万円
教育費の月平均
- 公立高校に入学した場合 : 約3.4万円
- 私立高校に入学した場合 : 約8.3万円
公立か私立かでこんなに違うんだね!
大学受験に向けて塾に入る人も増えると思うので、別途教育費がかかってくるかと思います。
7.大学生時代にかかる費用
生活費の月平均
- 2.5〜3万円
大学が遠方で下宿する場合はもっとかかるかもね。
大学の入学費用
- 国公立 : 約80万円
- 私立文系 : 約96万円
- 私立理系 : 約120万円
教育費の月平均
- 国公立 : 約8.3万円
- 私立文系 : 約12.5万円
- 私立理系 : 約15.7万円
自宅から通う場合でも交通費が盲点!私の場合は自宅から市外の大学に通っていたので高速バス代が月に1万円ほどかかっていたよ。
浪人・留年した場合、大学院へ進学した場合も考えておかないとね。我が家の場合は奨学金を借りないと厳しいかな。子どもに借金背負わせるのは辛いけど。
まとめ
こうして年齢別で調べてみると、何歳までにいくら必要になるかがよくわかりますね。これは子どもが1人だった時の場合ですから、当然2人目、3人目と子どもが増えていくにつれてもっとお金が必要になりますね。(単純に倍になるわけではありませんが…)
私のようにせっかく4年制の大学を卒業して国家資格まで取ったのに仕事を辞めて引きこもり主婦になっている人もいるから未来のことは誰にもわからないけどね…。
それでも資格があるから、僕が働けなくなってもマネ子がすぐに仕事に就けるっていうのは大きいよ。大学まで行かせてくれた親に感謝だね。
老後に子どもは頼れない⁈
単純に養育費、教育費だけあれば良いわけではありません。自分たちの老後資金も必要です。
もしも今子どもがいたら、夫が定年する頃には子どもは30代半ば頃。孫がいたら上記のお金を貯めている最中でしょうか。……頼れませんよね⁈逆に親側が金銭的援助をしないといけない場面もあるでしょう。
だから養育費・教育費+自分たちの老後資金も同時に貯めていく必要がありますね。
さいごに
どの時期に何にいくらかかるか?これを把握することはとても大切です。
ただただ子どもが欲しいのに不妊で、毎日塞ぎ込んでいた私ですが、お金のことを知ることで冷静になることができました。
もしも結婚してすぐに子どもができていたら…今のように家計改善することも無かったし、何も考えずに浪費して貯金なんてゼロだったんじゃない⁈
子どもにはお金で苦労させることになっていたかもね…。いつか子どもができた時のために教育資金と老後資金どっちも貯めていこうね!子どもができなかったら、老後は旅行三昧かな〜