発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
息子は不安がつよく、人見知りが激しいタイプ。
人に興味が無いわけではないけれど、どうコミュニケーションをとればいいか分かりません。
そして全体的にできない、不器用、お話も下手、そういう感じ……。
↑ もうこうやって書くだけで自己肯定感低いですよね、、親がこれじゃ褒めようにもコマッタね……。
親はなにをすればいい?
私も自己肯定感なんて、良いトコロ、ナイヨ??
……日本語が怪しくなってしまうほど、劣等感の塊です。
そんな母親がどうやって子どもの自己肯定感をたかめる子育てができるんだろう??
自問自答しています。
そこで思い出したのは、母。
母は娘の私がアホか?!と思うほどの親バカでした。
近所の人にも「うちの子は(親にとっては)いい子なんです。私にはもったいないくらい〜。」と言うほどでした。
(痛すぎて誰もがスルーだったのか?)
でも、その根底があったから今まで人生をやめたくなるほどの辛いことも乗り越えたのかも、そう思ったのです。
「母のために 死ねない……」って。
伝えたい、ストレートに
では、私になにができるんだろう。
自閉症スペクトラムの子は『言葉をことばのとおりに受け取る』と言われています。
「ありがとう」のひと言でも、心からのお礼、渋々言わされる、イヤミをこめて、いろんなありがとうがあります。
言葉の裏に隠された感情には気がつかない、それが特性。
だったら、ストレートに伝えればいいじゃん!と。
私は息子が話し始める前から、声に出して言葉でしょっちゅう言いました。
「〇〇(子の名前)だいすきだよー」
「〇〇は お母さんの大事な子。」
「お母さんのだいすきな子なんだよ。」
変形バージョンも!
息子が話せるようになったら、クイズにしました。
母:もんだい でーす!
おかあさんの いちばん だいすきなこ は だれでしょーか?
息子:ぼくー!
母:あたり〜!! なんで しってるの〜!?
むぎゅーっと問答無用で抱きしめる。逃がさない。苦笑。
*感覚過敏で接触がキライな子もいるので要注意です。
クイズは、叱ったあとで息子と距離を感じたときや、お風呂でリラックスしているとき、息子がふさいでいるとき、などにやっていました。
今はもう慣れっこで「えぇーまた? もう しってるもん。オレ〜。」って言われることも。
それでも
「ブブーッ。せいかいは △△ 〇〇 くん です!」
とフルネームに変更してみたり。ときには、ぬいぐるみのしまじろうとセットにしたり。
さいごに 〜言霊となれ〜
こんな子どもだましですが、子どももニコニコしてくれます。
言い続ければ真実になる。
生活していれば、子どもにイライラしたり落ち込むことも多々あります。
なんでこんな苦労すんだよーってボヤきたくなることも。
ときに感情が入らなくても、言葉にすれば言霊になって返ってくる。
きっとこんなこと言えるのもあと数年。子どもは親から離れていきますよね。
私は母のように人様にむかって「うちの子、いい子なんです。」なんて言えないけれど、それでもいつか大きくなったとき、ほんの少し何かの力になったらいいな。
---
お読みくださいましてありがとうございます。
↓ にほんブログ村に参加しています。よろしかったらclickお願いします。
---