iPhone XS以外のiPhoneで撮影した写真の「被写界深度」を調節する方法
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![iPhone XS以外のiPhoneで撮影した写真の「被写界深度」を調節する方法](https://assets.media-platform.com/lifehacker/dist/images/2018/09/28/20190928-fosoc01-w960.png)
iOS:周りの友人たちがみな、ニューラルエンジン搭載の新しいiPhone XSやiPhone XS Maxを持っているとしたら、あなたは自分の古いiPhoneではできない「撮影後にボケを調整できる」機能に嫉妬を覚えているかもしれません。
最新のiPhone(iPhone XS, XS Max、XR)では、撮影後に写真の被写界深度を調節できる機能があります。
言い換えれば、あなたのiPhoneにA12チップが搭載されていないとしたら、基本的にはこの機能を使えないということです。でも、まったくやりようがないわけではありません。
「Focos」というフリーミアムアプリを試してみてください。このアプリは、写真の奥行き情報を利用して、背景のボケ具合を調整できるようにします。
つまりこれは、iPhone 7 Plus、iPhone 8 Plus、またはiPhone Xで、ポートレートモードで撮影した写真でのみ使えるということでもあります。
実際、Focosのライブラリには、この条件をクリアした写真だけしか表示されません。そのほかのモードで撮影された写真に対しては、Focosは何も手を出すことができません。
私が使ってみて不満に思う点は1つだけ。古い写真でいくつか読みめないものがあり、解決策が見つからないことです。そのほかの、Focosの条件を満たす写真は、問題なく扱えています。写真を開いて、スライダーを動かすだけで、背景のボケを調節できます。
Focosには、このほかにもさまざまなプロ仕様のエフェクト(有料)が用意されており、自分の写真に適用したらどうなるかを無料で試すことができます(ただし保存はできない)。
11ドルを払う価値があるかを事前に確かめられるのはありがたいことです。
思い切って有料版にアップグレードすれば、ボケの形状を変えられるほか、レンズエフェクト、ハイライトなど、数々の魅惑的な機能を利用できるようになります。どんな写真になるかはやってみなければわかりませんが、いろいろ試してみると楽しいはず。もっとも、無料で使える「ボケの調整」以上の機能をあなたが必要とするかはわかりませんが…。
Screenshot: Apple, David Murphy
Source: Focos
David Murphy - Lifehacker US[原文]
訳:伊藤貴之
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