作成した映像をDVDに焼いて欲しいと頼まれて、オーサリングに意外と手間がかかったのでメモ。
事前準備
- DVDvideo規格は解像度が最大720×480なのでリサイズしてAVI出力(容量も4G以内に)
※画面アスペクト比は4:3なので、16:9の映像に上下に黒帯(シネマスコープ)を入れる
- DVD-Rを購入(コンビニでDVDはなかなか売られてない!あとDVD-RWに対応していないプレイヤーもあるので注意)
失敗例
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いきなりImgBurnというフリーソフトで焼いてしまう。オーサリングしないとDVDプレーヤーで自動再生されない。(あたりまえのことですが、忘れていました)
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DVD Flickを入れればImgBurnと連動して焼けるということで試してみて、上手くいった…と思いきや音飛びしました!!
設定を色々変更しても同じ箇所で音飛び。DVD何枚か無駄にしました。。。
「DVD Flick」「音飛び」調べてみると、このソフトは更新が止まっており、同様のトラブルが良く起こっているようです。
DVDStylerの導入
- DVDStylerは現在も更新されているソフトなのでこちらをインストール
- 1点問題があって、そのまま焼こうとするとデザインが微妙なDVDメニューをつけないといけないです。
メニュー無しでDVDを作成する方法
すごく手間なのですが、3箇所も設定してからDVDに焼きます。
プロジェクトの作成の際、「テンプレート無し」にしておきます。
1 プロパティの設定
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スパナアイコンを押す
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NTSC 4:3に設定
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最初の再生コマンドを 「jump title 1;」に
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「jumppadを作成」「 Create empty VMGM/titleset menus if doesn’t exist」のチェックを外す
2 メニューの設定
- メニューは消さないこと、黒いままでOK
*ダブルクリックでプロパティを開いてポストコマンドを「jump title 1;」にします
3 タイトルの設定
- 動画をドラック&ドロップするとタイトルセット1が作成されます。
*ダブルクリックでプロパティを開いてポストコマンドを「exit;」にします
4 DVDを焼く
3箇所設定が終わったら、赤い円盤ボタンをおします。
以上でプレイヤーに入れたらすぐに再生されるDVDが作成できます。
参考
DVDStyler : ビデオメニュー無しのビデオDVD作成 (1/6) – 動画ツールと各種ソフト
▼ 追記 メニュー有りの場合はこちら
【DVDStyler】動画をチャプターに分けてメニュー付きでDVDを作成する方法 – CGメソッド