猫の”出戻り”がないよう、確実な譲渡を増やしたい(奈良県中和保健所動物愛護センター)
※この記事の情報は、2017年4月10日段階のものです。
JR奈良駅から車で1時間ほど南に行ったところにある、うだ・アニマルパーク(以下、「パーク」)。その敷地内に2008年に開設されたのが、奈良県中和保健所動物愛護センター(以下、「センター」)。保護猫・保護犬のお世話をメインに行う一方で、従来の「保健所」のイメージとしてつきまとう殺処分もやむを得なく行っている施設です。センターとパークは今、県の抱える深刻な問題をどうにかすべく、一丸となって解決に取り組んでいます。
引用元:撮影/尾崎たまき
センターの外観。パーク内にあるので、近くには遊具が。親子連れも親しみやすい環境が、来場者数につながっています
「譲渡しても殺処分が減らない」。県が抱える問題に立ち向かう
奈良県は、2015年に、犬猫の殺処分率で全国ワースト1に。「その年は、保護した犬猫の93.5%が、殺処分になりました。酷なことですし、もちろん殺処分数は減らしたい――。しかしこれは、県が抱える問題を解決するためにどうしても避けられない“苦肉の策”がゆえの結果だったのです……」と話すのは、センター所長の本岡直樹さん。
センターには、日々多くの猫が持ち込まれますが、それはノラ猫だけでなく、中には「虐待や無計画な繁殖など、飼い主の意識の低さゆえに、『不適正飼育』を受けた猫も。……殺処分率上位という汚名を返上するには、譲渡率を上げるのが一番ですが、単に人の手に渡るだけでは、猫は幸せにはなれないのです」(本岡さん)。
引用元:撮影/尾崎たまき
そこで、センターが重きを置いているのは、譲渡の「質」を上げること。たとえば、このセンターでは、譲渡時に飼い主の審査と飼い方の講習会を設けています。また、譲渡の前後には、スタッフが新しい飼い主さん宅へ訪問し、飼育環境をチェック。猫たちを安心して託せるよう、あえて譲渡の敷居を高く設けているのです。
また、「飼い主になった人が安心して飼える猫であることも大切」ということで、猫の管理の徹底にも努めます。このセンターでは、猫を2段階に分けて管理。まず保護直後は、病気の蔓延を防ぐため、隔離された棟で健康診断をします。その後、猫が病気や人に危害を加える心配がないことが確認できると、別の棟に移され、譲渡が決まるまでそこで飼育されます。『飼ってみたら攻撃してきた』などの理由で“出戻り”がないよう、性格面でも猫を見るようにしているのです。
引用元:撮影/尾崎たまき
猫が最初に収容される棟は、関係者以外立ち入り禁止。棟内では、猫が写真のケージで1匹ごとに管理されます。「繁殖期には、ここも子猫であふれ返ります」(本岡さん)
引用元:撮影/尾崎たまき
センター内には、手術室もあります。猫たちはここで健康診断や、場合によっては去勢・避妊手術を受けます
「殺処分ゼロ」よりも「不適正飼育ゼロ」を目下の目標にし、適正譲渡に取り組むセンター。「譲渡した猫に、再びここで会わないようにするために、地道にがんばっていきたいと思っています」(本岡さん)。
問い合わせ先
奈良県中和保健所動物愛護センター
☎ 0745・83・2631
センターの活動内容などについては、ウェブサイトにも記載されています。
URL
出典/「ねこのきもち」2017年6月号「猫のために何ができるのだろうか」
文/「ねこのきもち」編集室
撮影/尾崎たまき
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目指せ美腸♡ 愛猫のために「超スゴイ腸」に整えよう!
目指せ美腸♡愛猫のために「超スゴイ腸」に整えよう!
引用元:ねこのきもちweb
猫にとって、腸の環境を整えてあげることは病気の予防だけでなく、免疫力を高めることにもつながります。
では、具体的にどのようにすれば、腸を整えることができるのでしょうか?
この記事では、愛猫の腸を「美腸」にするために飼い主さんができることを紹介します!
食事は1日2〜3回に分けて与えて!
猫の腸を整えるために、ふだんの食事を1日2〜3回に分けて、こまめに与えましょう。
一気食いを防げるため、腸が乱れにくくなります。
すでに腸の調子が悪いコの場合は、消化によい高いフードを与えても◎。
また、下記のような食べ物も相性がよければ、与えてもいいでしょう。
・ヨーグルト(下痢にならないなら、小さじ2杯くらいまで)
・イモ(便秘に効果あり。調子を崩さないなら、小指第一関節分くらいまで)
・ねこ草(胃や腸を刺激して、はたらきをよりよくすることも。好むならあげてみてもOK)
水をできるだけたくさん飲ませる工夫をして!
猫はあまり水を飲まず、便秘になりやすい動物です。
ふだんから、下記のような工夫をしてみてください。
・こまめに水を替えて新鮮を保つ
・水飲みボウルの数を増やす
・のどが渇いたらすぐに飲めるようにする
・ウェットフードなどの水分が多いフードにする
掃除のときなどに便を細かくチェックしよう!
引用元:ねこのきもちweb
ウンチは、腸の様子を確認する重要な手がかりのひとつ。
トイレを掃除するときなどに、できるだけよく見ておきましょう。
理想の猫のウンチの特徴は、以下のとおりです。
・大人の人差し指くらいの大きさ
・ほどよく茶色
・ニオイがいつもと同じ
・押すと凹むくらいのやわらかさ
いつもと同じフードを与えているのにウンチの状態が違う場合は、腸に異変が生じている場合も。
そのときは、獣医師に相談しましょう。
積極的に遊び、体を動かして腸に刺激を!
運動をすることで、腸によりよいはたらきかけを行えます。
飼い猫はつい運動不足になりがちなので、じゃらしおもちゃなどで活発に動けるよう、誘導しましょう!
また、爪とぎ器の中でも、垂直置きのものはより体を動かすことになり、運動不足の解消につながりますよ!
引用元:ねこのきもちweb
以上のことに気をつけて、愛猫を「美腸」に導いてあげましょうね!
出典/「ねこのきもち」2016年10月号『猫にも"腸"ブーム!? 元気につながるから超スゴイ腸を、整えよう!』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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ストレス軽減!猫と車で出かけるときのコツ
ストレス軽減!猫と車で出かけるときのコツ
引用元:ねこのきもちweb
猫にとって、車に乗ることは多少のストレスがかかってしまうもの。
しかし、動物病院に連れて行ったり、一緒に旅行に行ったり、乗る機会もありますよね。
この記事では、猫と車でお出かけするときに心がけたいことを紹介します。
まずは、「乗せる前に確認したい5つのこと」を見ていきましょう。
①途中で休憩するスポットを確認
車での移動が長時間になる場合は、30分~1時間ごとに休憩をとりましょう。
休憩中は車内の空気を入れ替えたり、猫の様子に変化がないかを確認してください。
②乗車時間が最短になりそうなルートを調べる
猫を車に乗せる時間がなるべく短くなるよう、事前に渋滞しそうな道や時間帯、目的地までの近道がないかなどを調べておきましょう。
③窓ガラスにシェードを付けておく
車内に直射日光が当たると、キャリーケース内が高温になり猫が熱中症になる危険性があります。
それを防ぐために、車の窓に取り付けられる日除け用の「カーシェード」を準備しましょう。
④カーエアコンをつけておく
ただでさえストレスが多い移動のため、車内が暑すぎたり寒すぎたりすると、猫がさらに体調を崩しやすくなります。
車内をいつもの部屋の温度になるように調節しておいてください。
⑤保冷剤などをキャリーケースに設置しておく
暑さを防ぐ対策として、タオルで包んだ保冷剤をキャリーケースの中に入れるといいでしょう。
このほか、キャリーケースの上にタオルをかけて、その上に凍らせた2リットルサイズのペットボトルを置いたりすると暑さを防げますよ。
引用元:ねこのきもちweb
続いて、「正しいキャリーケースの置き方」についても、ポイントを3つ説明しますね。
①猫の様子が確認しやすい後部座席にキャリーケースを置く
停車したときなどにすぐに愛猫の様子を確認できるよう、キャリーケースは飼い主さんが運転席から振り返って見やすい後部座席などに置きましょう。
②空調がききやすい座席の上にキャリーケースを置く
車内のキャリーケースは、空気がこもりがちになります。
キャリーケース内の空気を循環させるために、空調がききやすい座席の上や、足元にエアコンがあるなら足元に置くとよいでしょう。
③ポータブルケージを使ってみよう
自家用車の場合、ポータブルケージを使っても◎ キャリーケースよりも広いので、比較的快適に過ごせます。
キャリーケースに入れるときと同様、ハーネスとリードは必ず装着してくださいね。
以上のポイントに気をつけて、愛猫のストレスをできるだけ軽減してあげて車に乗るようにしましょう!
出典/「ねこのきもち」2016年9月号『前準備&乗せ方のコツをレクチャー 乗りもの移動 これで安心・快適・スムーズ!』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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おとなしい?おおらか?飼い主さんに聞くモッフモフな長毛猫の性格は?
猫はもともと短毛のみで、長毛猫は突然変異によって誕生したといわれているよう。
純血種の割合が多く、そのためか性格は「おとなしい」「おおらか」といわれることが。それは実際どうなのか、異なる種類の長毛猫の飼い主さんに聞いてみました!
ノルウェージャンフォレストキャットは「おっとり」!?
代表的な長毛猫種のひとつ、ノルウェージャンフォレストキャットの冬子(とうこ)ちゃん(1才)の飼い主Iさんによると「性格はおとなしいと言うよりはおっとりしている気がします」とのこと。
「じゃらしおもちゃにとびつきたいのにゆっくり近付いて、距離が30cmくらいになってから狙いを付けて、おしりをフリフリ……フリフリ……フリフリ……。やっととび付き、肉球でソフトタッチして、逃げていきます」。
“大きなぬいぐるみ” ラグドールは「おとなしい」!?
また、モナくん(5カ月)と雫ちゃん(2才)のラグドール2匹を飼っているHさんによると……
「私から見るとやはり長毛のラグドールはおとなしいと思います!」。
●治療も攻撃もじっと耐える
「雫は迎える前も“ぐでちゃん”と呼ばれるくらいぐでっとしていておとなしいです。動物病院でも微動だにせず治療を受けて、獣医さんに『やっぱり長毛の子はおとなしいんですね!』とびっくりされたくらいです。モナはまだ子猫なので、お姉さん猫の雫にとびかかって甘噛みをしていますが、雫は甘噛みされてもじっと耐えています」。
●遊び方もぐでーっ
「人懐っこさは犬みたいですが、犬のようにガツガツせずにどんっと構えていて、大きくしっぽをパタパタ動かします。表情はあまり変わらず、動きもせず、ほとんどしっぽの動きだけで感情を表すような猫。おもちゃの遊び方もぐでーっとしていて、前足の先でボールをちょこちょこするくらいです」。
ヒマラヤンは「おっとり」で「賢い」!?
まもなく2才のヒマラヤン、ひめちゃんの飼い主Tさんによると
「遊び盛りなので、元気いっぱいですが、おっとりしているなと感じることは多々あります」。
Tさんによると、ひめちゃんは猫にありがちな困りごとをしないのだとか。
●ソファや壁で爪とぎをしない
「うっかり壁で伸びをしたついでにガリッてやりそうになるのですが、そこはダメよーと優しく言っただけで、すぐに止めて猫タワーの爪とぎへ行ってくれます」。
●怒らない
「よく尻尾を踏んだり、尻尾を掃除機で吸ってしまったりするのですが、怒りもせず、黙って耐えてくれます。爪切りや耳そうじもじっと我慢。どんなに嫌でも、逃げようとはするものの、引っかいたり噛んだりしません」。
ペルシャはちょっと「鈍くさかわいい」!?
最後は、純血種の中でも根強い人気を誇るペルシャ<チンチラ>。1才になるペルシャのゆすらちゃんの飼い主Yさんによると…
「おとなしいし、おっとりしていると思います」。
●ごはんにゆっくり参加
「ほかに4匹いますが、ほかの猫がごはんを食べ始めても、ゆっくりやってくるか、遠くで見ていて、『ゆすら!』と何度も呼ぶと、『はっ』という顔をして、慌てて(それでもゆっくり)やってきます」。
●階段の上り下りもゆっくり
「高いところに上ったあと、下りてくるときは、一段、一段、下を確認しながら、慎重に下りてきます」。
●ケンカに応じない!?
「ほかの4匹のうちの1匹が、どうもゆすらのことがあまり好きでないよう。その猫が、後ろからゆすらを軽くポカッと叩いたとき、『あれっ』て顔でキョロキョロしていて、のんびりしてるなあと思ったこともあります」。
さらに、実際に高校生のときに猫を飼っていた旦那さまが「こんなに猫がおとなしいなんて」とびっくりするほどおとなしいようなのです。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのはみな、人が飼うことを前提とした純血種の猫ということもあるかもしれませんが、長毛猫の「おおらか」「大人しい」は当てはまるようですね。
文/マリー=クリスティーヌ=ベロン
参考/『ねこのきもち』2016年9月号「マイニャー猫白書」
※猫の性格には個体差があるので、一概にはいえません。
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完敗!愛猫に「おねだり」されると許しちゃう飼い主さんの実態
完敗!愛猫に「おねだり」されると許しちゃう飼い主さんの実態
引用元:ねこのきもちweb
猫が喜ぶおやつ。「1日にこれだけ」と決めていても、愛猫のおねだりの誘惑に負けて、つい何回もあげてしまうことはありませんか?
ねこのきもち編集室が調査をしたところ、デレデレ飼い主さんがとっても多いことがわかりました!
「愛猫のおねだりを許してしまう」が8割以上も!
飼い主さん1,390名を対象にしたアンケート調査の結果、82.2%の飼い主さんが「愛猫におねだりされると許してしまう」と回答しました。
引用元:ねこのきもちweb
「つい許してしまう」という飼い主さんに、その理由を聞いてみると……
「まんまるな目でおねだりされると断れない」
「かわいい声でスリスリされると、ついつい」
「クリンとしたかわいい輝く瞳で見つめられたら、イチコロです」
「おやつ皿の前にちょこんと座るのを見ると、ついついおやつを差し出してしまいます」
「台所でペットボトルキャップを蹴ってアピールしてくるので」
「あざといと思いながらも、言われるままにしてしまう」
「頼られてる気がして、できることは応えてしまう」
「翻弄されてます」
「いいようにコントロールされてる」
との声が。「甘くなってはいけない」と思いつつも、愛猫に見つめられると許してしまうんですね。
おねだりはかわいいけど……こらえる飼い主さんも!
引用元:ねこのきもちweb
一方、「愛猫の誘惑に負けない!」という飼い主さんもいました。
「鳴かれると返事はしますが、ぐっと我慢です」
「本当にダメなことは許さない」
「健康面を考えてグッとガマン」
愛猫の健康のために我慢しつつも、「本当はあげたいんだけどなぁ……」という気持ちのよう。
心を鬼にして、グッとこらえているようですね。
大多数が許してしまう愛猫のおねだり。
愛する愛猫のためになんでもやってあげたくなってしまうかもしれませんが、「ここは愛猫のためにも抑えたほうがいいかな」と、ちょっと考えてみてくださいね◎
『ねこのきもちアンケート vol.4』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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「もふもふスコたん」vol.29 おもちゃにすぐ飽きる愛猫。穴あきボックス2弾目の食いつきはいかに…!
穴あきボックス再び
そしてこの反応である2
登場人物
作者プロフィール
猫野ココ
神奈川県在住のフリーランスのイラストレーター。
児童書や雑誌・書籍の挿絵、ゲームイラストや広告イラストなど様々な媒体で活動中。
活動情報はTwitterで♪ → 猫野ココ(@coco_memoire)
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ダンボールに潜むニャンコ 予測不能な動きで、同居猫たちを翻弄!?
目の前にあるダンボールを見つめるひまわりちゃん。あれ……? なんだか、この写真に違和感を感じる……
ダンボールの穴から、何かが出てるよね……!
その何かに飛びついてみる、ひまわりちゃん( ゚д゚ )
そして、一緒に暮らしているニャンコのひのきちゃんも、その“何か”に狙いを定めて……
飛びついた!
だけど、一向にその正体がつかめない様子の2匹。
ひまわり「何かいたニャ?」
ひのき「うん、見たニャ」
2匹が顔を見合わせていると……
にょきっと顔を出したのは……秀吉くんだ!
ひまわり&ひのき「秀吉だったのニャ……!(;・∀・)」
正体がバレても、ダンボールから出てこない秀吉くん。
秀吉「お〜い、こっちだニャ(∩´∀`)∩」
顔の次は、しっぽをダンボールから出してフリフリ♪
ひまわりちゃんを誘惑します(*´Д`)♡
秀吉「お〜い、こっちだニャ(ΦωΦ)」
ひまわり「ここにいたのかニャヽ(`Д´)ノ」
今度こそは捕まえる! という気概を見せるも……
あらら、またするりと逃げ込まれてしまいました……!
「もう、なんなんだニャ〜( ´ー`)」という声が聞こえてきそうな、ひまわりちゃんの背中ですね(笑)
猫の本能全開で、ひまわりちゃんとひのきちゃんを翻弄する秀吉くんなのでした(*´Д`)♡
参照/YouTube(箱から短い足を出す子猫がかわいい)
文/Ayano Yamabuki
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上って何する? 猫たちのキャットタワーの活用法
野生時代、高い木に上って多くの時間を過ごしていた猫。現代の猫たちにもその習性が残っているので、猫を飼う上でとっても重宝するのがキャットタワーです。では猫たちは上って何をしているのでしょう。アプリに寄せられた写真で検証してみましょう!
見物する
猫が高いところを好む理由のひとつは、獲物を見つけるため。だからこの猫たちのような「見物」が正当派の使い方でしょうか? でもあまり立ち上がったりしなさそう? まるで、競馬でも観戦しているような臨場感あふれるショットです!
寝る&くつろぐ
見てください。この安心しきった顔。完全に油断しきっています。野生時代、敵から見えないところで安心して過ごすために木に上っていたという理由もうなずけますね。しかも猫タワーには、猫ベッドが搭載されていることが多く、猫たちはそこでくつろぐことが多いようです。
集まる
高いところにいることで優位性を示すといわれている猫。この場合、みんなで上っているので、「みんな平等~」という感じ!?
爪をとぐ
猫ベッドとともに、猫タワーについていることが多いのが爪とぎ器。猫の爪とぎにはマーキングの意味もあるので、高いところで爪をとぐことで「ここは俺のもの~」と主張しているのかもしれません。
いかがでしたか?
人にとっても1つでいくつもの役割をしてくれる道具は魅力的ですが、それは猫によっても同じようですね。
文/マリー=クリスティーヌ=ベロン
参考/『ねこのきもち』2018年2月号「猫を解き明かす5つのN」
※写真の一部はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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尿石症の原因や悪化につながるリスクも!猫に与えてはいけない魚介類
尿石症の原因や悪化につながるリスクも!猫に与えてはいけない魚介類
引用元:ねこのきもちweb
猫は魚が好きそうなイメージがありますよね。
もちろん、与えていい魚介類もありますが、なかには猫が食べると危険なものも……。
この記事では、「オシッコの病気を患う猫ちゃんに与えてはいけない魚介類」を紹介します。
まずは、「継続的に与えると尿石症の原因になる魚介類」から。
にぼし
→与えるなら注意が必要!週1回、3cm程度を2本まで(水やお茶で必ず塩抜きを)
にぼしには塩分が多く含まれます。
だしをとったにぼしは乾燥したものに比べて塩分は抜けていますが、リンやマグネシウムの量は変わらないため、継続して与えると結石ができやすくなります。
しらす
→与えるのはNG!
しらすなどの加工品も塩分が多いです。猫の腎臓に負担がかかるので、避けたい食品です。
引用元:ねこのきもちweb
もうひとつ、「絶対に与えてないけない魚介類」を見ていきましょう。
わかめ・のり
→尿石症を悪化させる恐れが!
のりやわかめに含まれるカルシウムなどのミネラル分は、尿石症を悪化させる恐れがあります。
また、塩分も腎臓に負担をかけることになるので、絶対に与えないでください!
*尿石症とは?
尿路(腎臓・尿管・膀胱・尿道)に結石ができる病気。発症したら結石が大きくならないように、専用の療法食に変更する。
とくに尿道が狭い雄猫は大きくなった結石が尿道に詰まってしまう恐れがあり、尿がまったく出なくなると命の危険性が。
症状によって抗生剤、抗炎症剤、止血剤などの投薬が必要になることも。
引用元:ねこのきもちweb
にぼしやしらすなどは、猫が好きそうな食材。
しかし、オシッコの病気を患っているコには、与えるのは危険です。
飼い主さんは注意してあげてくださいね。
出典/「ねこのきもち」2016年3月号『まんぞくさんも大満足♥ 猫に与えてOK? NG? 食べ物図鑑』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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どうしたらいい?猫の機嫌を損ねない「ナデナデ」と「抱っこ」のコツ
可愛い猫とのスキンシップ。柔らかくて触り心地が最高で、とても癒されますよね♡しかし、猫は気分屋で怖がりなので、無理に触ろうとしたりタイミングが悪かったりすると攻撃されてしまうことも。そこで今回は、猫の機嫌を損ねないスキンシップのコツをご紹介します。
なでていたらいきなり噛まれた!なんで!?
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫が近づいてきて隣でゴロン♪可愛くてナデナデしていたら突然噛まれてビックリ!なんてこと、一度はありますよね。実は猫には「愛撫誘発性攻撃行動」という習性があり、長時間なでられるのが苦手。つまり、猫が「もう十分!」と思っていることに気が付かずにスキンシップを続けると、攻撃されてしまうことがあるのです。また、苦手な部位を触られたり、強くなでられたりすると、「やめて」の意味で噛むこともあります。
猫に嫌がられないナデナデのコツ
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
コツ①
猫によっては長時間のスキンシップが大きなストレスになるので、気持ちよさそうなところでストップします。なでるときは猫が毛づくろいをするように、指先で優しくなでるくらいがベストです。
コツ②
猫は自分で毛づくろいできない顔周辺をなでられるのが好きだといわれています。おでこや鼻筋、あご周りなど、猫が喜ぶところをナデナデしてあげましょう。
コツ③
ナデナデのやめどきは、しっぽを見てチェック。パタパタと振り始めたらイライラしているサインなのですぐにやめ、そっとしておいてあげましょう。
猫は繊細な生き物だと心得よう
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ご存知のように猫は気分屋。どんなにスキンシップが好きな猫でも、かまわれたくないときに触られた場合は、不快感から噛んだり引っかいたりすることがあります。また、拘束されるのが苦手なため、不安定な抱き方をされたり、無理な体勢をさせられたりすると、不安や危険を感じて逃げようとします。
猫の機嫌を損ねない抱っこのコツ
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
コツ①
基本的に、抱っこするのは猫からアピールされたときだけにしましょう。猫が甘えたいときは、飼い主さんを見つめてきたり、しっぽを立ててすり寄ってきたりします。このタイミングで抱っこすれば、機嫌を損ねることは少ないでしょう。
コツ②
猫が嫌がらない抱っこのコツは、四肢と下半身を安定させることです。なおかつ飼い主さんとの間に隙間を作らず、体にそわせるように密着させて抱くと猫が安心できます。
コツ③
猫が抱っこを不快に感じると、手や足を突っ張ったり、身をよじらせて逃げようとしたりします。このサインが出たらすぐに抱っこをやめましょう。
愛猫の機嫌を損ねないためには、様子をよく見ながらスキンシップすることが大切です。毎日のスキンシップは愛猫の健康チェックにもなりますので、心地よい加減でナデナデしてあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2017年3月号『シーン別にサインと予防策を紹介! 噛む・引っかく される前にできること』(監修:もみの木動物病院副院長 村田香織先生)
文/Richa
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。