<第1章 発光ダイオードが点いた・消えた>
ハードもちょこっと解るオッチャンの投稿…
さっそくLEDを点けてみましょう。
前置きとして、
基本となる「オームの法則」は、
「小・中学校 理科の教科書レベルは理解済み」としますね。
必要なもの
・電池…一般的に扱いやすい電源 ・発光ダイオード(LED)…だいたい一個80円までで買えます。 ・3Vでスイッチングするリレー…3Vが重要 ・部品の各種抵抗…人生や人間関係の抵抗ではありませんよ(笑)
・その他 配線材など
ちなみにオッチャンは、
マルツパーツ(京都寺町・大阪日本橋)とか
デジット(大阪日本橋)などで、こういった部品を、まとめて買ってます。
時間的にマルツパーツの通販を使うケースもしばしば。
でもって、回路図を描きましょう。
たんにLEDを点けっぱなしにするならば…
これでいけますが、電池が切れるまで、点きっぱなしですよね(笑)
では本題の
「ラズパイでLEDを点ける・消す」
の回路を追加しましょう。
※直接にラズパイの「拡張コネクタ(以後 GPIO)」とLEDをつなげてもいいのですが、
GPIOの保護を意図としたオッチャンのポリシーで、リレー経由にしてます。
簡単に解説をするならば、
1、リレーのa接点にLEDを接続する事で、リレーが駆動すると、回路が開通して点灯する。
もしb接点にLEDを接続したら、初期状態で回路が開通しているので点灯し、リレーが駆動すると消灯。
2、GPIOは出力が3.3V程度なので、リレーは3Vで駆動のモノを使用。
3、色々あって9V電池を使用するので、抵抗は300オームを使用。
使用する乾電池と数量にあわせて、抵抗値を変えてくださいね。
※一般的な1.5V乾電池一個ならば、80~100オームでOKです。
では、ブレッドボードに配線…
したものがコレになります(笑)
リレーがブレッドボードに合わなかったので、
マスキングテープでジャンプワイヤーを固定(笑)
いよいよラズパイ側です。
1、コマンドプロンプトを起動。
2、コマンドプロンプトでGPIOの設定を確認。→gpio readall コマンドを発行。
ものの見事にすべてのI/Oポートが「入力」になってますね。
3、GPIOの25を出力にして使うので設定変更→gpio -g mode 25 out
コマンドの意味としては、「GPIOの25番を出力モードに切替える。」
これでGPIOの25が「出力」になりました。
4、いざ出力。→gpio -g write 25 1
コマンドの意味としては、「GPIOの25番をHIGH出力にする。」
これで出力される。つまり電圧が供給されるんで、
LEDが点灯しました。
5、消しましょう。→gpio -g write 25 0
コマンドの意味としては、「GPIOの25番をLOW出力にする。」
無事に消灯。
これにて目的は達成!
ラズパイのアクションをまとめると・・・
1、ラズパイ側のGPIOを初期設定する。
gpio -g mode n in/out
設定確認は
gpio readall
2、出力の場合、LOW ないし HIGH を設定する。
gpio -g write n 0/1
簡単ですね~。
ここまで出来たら、後は発展させるまでですね。
今回はここまでとします。