1．洋食のプロが本気を出すと、カツカレーがこんなにも美味い！　　堺市　『洋食グリル　KUSAKA』

南海高野線のなかもず駅から歩いて5分のところにある、人気の洋食屋さん『KUSAKA』さん。
ハンバーグが美味しいと、遠方より多くお客さんが駆けつける名店。
実はこちらのお店、ハンバーグだけではなく、カツカレーもかなりのものを食べさせてくれる。

カレーの辛さは、ノーマルの上に、1辛から10辛まで選べるが、ノーマルでも結構辛口に仕上げてあるとのこと。
チャレンジャーな私は、3辛をお願いしたが、果たして大丈夫なのか・・・。

しばらくして、目の前にカレーが運ばれてくる。

まずは一口いただきます。
カレーはファーストアタックは甘みを感じ、そのあとから結構強烈な辛さが襲ってくる・・・。
3辛でも、相当な辛さですよ！

カツはサクサクで、ジューシィ。
流石に厳選された豚肉が使われていて、脂の甘味が素晴らしい。

洋食のシェフが本気で作ったカレー、これはわざわざ食べに来る価値アリだと思いますよ。

2．もうすぐ創業60年！　食べると心も躍る、とんかつカレー　難波『元祖とんかつカレー　カツヤ』

こちらのお店に、以前お伺いさせていただいたのは、15年以上も前。
大阪にまだ、スパイスカレーブームがやってくる前だったと思います。
久しぶりで、ワクワクと不安が入り混じった感覚でお店に入ります。

入口を入ってすぐのところには、カウンター席が5席あり、
その向こうが厨房になっています。

「奥の席にどうぞ〜」

そう言って、奥のテーブル席に案内して下さいます。
席に座り、壁を見ると懐かしいメニューが。 

味の芸術　　元祖とんかつカレー
　A（ロース肉）　　　980円
　B（上ロース肉）　1,400円
　C（ヘレ肉）　　　1,600円

以前は、もっぱら「A」ばかり注文していたが、今日はちょっとだけ贅沢に「B」を。
テーブルの上に置かれてあるメニューには、カツカレー以外のメニューもたくさん。
実はここ、カツカレー専門店ではなく、洋食屋さんでもあるのです。
お店の看板には、確かに『グリルKatsuya』って書いてありました。 

しばらくすると、注文した「とんかつカレーB（上ロース肉）」が出来上がってきました。

食べてみると、すごく味わい深い。
15年以上前に食べた時も、濃厚で美味しいカレーだと思った記憶はあるのですが、ここまで美味しかったのですね。
そして、とんかつも一緒にいただきましょう。 

こ、これは相当美味しい！
え～、こんなことがあるのでしょうか？
今まで食べたカツカレーの中でも、こんなに美味しいカツカレーはあまりないです。
しかも、とんかつの美味しさが全然違う。

古い記憶で申し訳ないのですが、以前何度も食べた「A」でも充分美味しいのですが、
「B」の美味しさは、レベルが違う。
肉の食感、味わいなど、全てにおいて美味しい。
これは、1,400円の価値があると思います。

かと言って、とんかつの厚みがあるわけでもなく、
おそらくベストな厚さの約5mm。
そう言えば誰かが、とんかつの厚さは5mm位がちょうどいいって書いてたのを思い出します。

食べ終わったあとにも、またスグに食べたい・・・。
そう思わせる力があります、カツヤのとんかつカレー。
パンチがありすぎると、最初は美味しいのですが、飽きが来るのでしょうね。
その点こちらのカレーはそんなことが無く、全てがちょうどいいところに収まっているのです。

「もう少し食べたい・・・」

そんな風に思わせるカレー、是非食べてみて下さい。

3．とんかつの美しさに、思わず見惚れる美人系カツカレー！　　西梅田『渡邉カリー』

とんかつ屋さん顔負けの美味しいとんかつが乗っかったカツカレーを食べさせるお店がある・・・
そんな情報を聞き、言ってきたのが『渡邉カリー』さん。 

お店はビルの3階にあるのですが、ビルに入り口のところに看板とメニューボードが出ているので、すぐに見つけることが出来ますよ。

メニューは、目的のスパイスとんかつカリーのほかに、薬膳カリー、ドライキーマなどのカレーメニューも豊富。

ライスの量と辛さも選べると言うから楽しく嬉しいですね。
ランチタイムには、どのカレーにもミニサラダがついてきて、健康志向の方にも嬉しいサービスです。 

しばらくすると、タップリのカレーソースの中に、ごはんととんかつが鎮座した状態でカツカレーが登場。

噂通り、とんかつの厚さ、美しさに思わず見とれてしまいます。
カレーはスパイスが香りかなり美味しい！

そしてとんかつは、揚げ加減が絶妙で、火が通った状態のピンク色。
なるほど、これは確かにとんかつ屋さん、顔負けのレベルかも知れませんね。
カレーもとんかつもかなり美味しいので、どちらが主役かさえ、わからなくなるほどの充実度。

そして、何と言っても、カレーがタップリなのも嬉しい。
これならば、少々調子に乗って食べても、先にカレーがなくなってしまって、ごはんが余ってしまう心配をしなくても大丈夫！

タップリのカレーとごはん、そしてとんかつも大きなものをタップリと。
これは幸せのローテーションですね。 

ハイレベルなカツカレー、超カツカレーをぜひ堪能してみてくださいね。

4．とんかつだけじゃない、エビフライもコロッケも乗っかる、お祭りレベルの激ウマカレー　旭区『ダイヤ』

びっくり、スペシャル、トマホークにランボー・・・。
そんな名前がついたカレーがこちらのお店にはあり、大人気！ 

こちらのお店、『ダイヤ』さんでは、コクのある旨みたっぷりのカレーに、サクッと揚がったいろんなトッピングの揚げ物をたっぷりとのっけていただくのが大人気。

この日にいただいた、「スペシャルカレー」には、とんかつ、エビフライ、コロッケが全部のっかって提供されます。

最初の一口、まずはカレー自体の旨味が口の中に広がります。
美味しいのです。

こちらのお店の創業は、1960年。
以前は、カレーのお店というよりも、カフェレストって感じだったと思います。
ところが、カレーが美味しくて評判になり、今では、ほぼカレー専門店。
（とはいえ、今でもビーフステーキなどのメニューもありますよ。）

その証拠に、お客さんの9割以上がカレーを注文しています。
そして、コクのある美味しさのカレーに合うのが、サクサクで軽い食感のとんかつやエビフライ、コロッケ。 

3種類の揚げ物、とんかつ、エビフライ、コロッケがのっかっているにも関わらず、ペロリと食べてしまえるから不思議です。

もっとガッツリと食べたい人は、とんかつ2枚、エビフライ、コロッケがのっかった、「トマホークカレー」に挑戦してみては・・・。