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5歳の息子は自閉症スペクトラムです。
ずっと放置気味だったこのブログ・・・息子と過ごす日々の中でネタは尽きないのですが、園の役員の仕事が忙しすぎてブログを書くパワーがありませんでした( ;∀;)
と言い訳はここまでにして・・・
今回は『ブランケット症候群』についてです。
ブランケット症候群は、“安心毛布” とか “ライナスの毛布” とも聞きます。息子は2カ月前くらいから異常に特定のタオルに執着するようになりました。
愛情不足か?!
きっかけは?!
などを書いていきたいと思います。
ブランケット症候群・安心毛布とは
安心毛布(あんしんもうふ、英: security blanket)とは、人が物などに執着している状態を指す。一般で言う「お気に入り」や「愛着」がこれにあたる。漫画『ピーナッツ』に登場するライナスがいつも肌身離さず毛布を持っていることにより「ライナスの毛布」とも呼ばれる[1]。
幼児は何かに執着することで安心感を得ている。成長するにつれ、幼児の時に執着していたものから離れていくが、大人になってからでも新たに執着することがある。子供がよく人形や玩具を離さずに持ち続ける様を「安心毛布」であると言える。Wikipediaより
聞いたことがある方も、ご自身が経験された方もいるかもしれませんね。
息子の場合はタオルです。息子の通っている園(障害児通園)には、この執着の対象がホース(灯油を入れるときに使うような)という子もいるので、対象は毛布やブランケットに限らず様々なようです。ぬいぐるみとか。
また、発達障害だから・・・等は関係なく、誰にでも起こりうることだと思います。
そしてWikipediaに書いてあるように、お出かけの時にお気に入りのおもちゃを持ち歩くなんてことは子どもあるあるですよね。これをブランケット症候群とするのか、それはおおげさな気がする・・・と個人的には思います。
タオルへの執着がすごい・洗濯されたくない!
我が子の場合、執着がすごいです。
お気に入りだからお出かけのときに持っていきたい!とかそんなもんではありません。家で遊ぶ時も、お出かけの時も、寝る時もいつもクタクタのタオルと一緒です。タオルを首にかけるのが落ち着くようです。(寝るときは首が絞まったら怖いので、眠った後にそっと外しています。)そしてタオルがないと癇癪を起します。タオルが見当たらないと必死に探します。
すっごく古い、クタクタの張りのない、ふわふわ感もないタオルです。
ずっと一緒なもんだから臭いです。でも洗濯をさせてくれません。
ブランケット症候群、きっかけは?
息子の場合は、2カ月くらい前、夏でした。
バーベキューやお祭りで私や夫がタオルを首にかけていたのを真似したのがきっかけです。でも初めのうちは執着という程ではなく、私がタオルを持っていたら、それを真似して首にかける程度でした。
それがいつの間にか、今のような執着をするようになっていました。「あぁ、これがブランケット症候群、ライナスの毛布か」と思っています。
「なんか落ち着く」んだと思う
無理にやめさせようなんて私は思いません。やっぱり「なんか落ち着くねん」ってことだと思います。
「なんでか落ち着くんだよね」なんて大人でもありますよね、物だったり場所だったり。息子にとってのそれがタオルなだけなので、いいと思っています。
しかしタオル臭い・・・
愛情不足?なんて心配していません。もともと不安感の強い特性なので、タオルで安心できるならいいじゃん!と。息子のような特性だと、これはもはや必然です。
しかし臭い・・・( ;∀;)
持っていけない場所はどうするか?
息子のタオル愛は伝わったでしょうか。
しかし通っている園には絶対に持っていけないんです。ブランケット症候群で困るのは、持っていけない場面があることですよね。1回でも持っていくのを許したら、もうタオルなしでは通えなくなるので「絶対に持っていけない!」を貫き通すのが良いと思います。
初めのうちは執着が今より薄かったので「絶対に持っていけない!」に激しい癇癪は起こしませんでした。
今だったら・・・おそらく激しい癇癪を起したと思いますが、息子の中で「園には持っていけない」が定着しているので、園バスに乗る前に私に渡してきます。
園バスに乗る直前まで首にかけてる・・そして臭い・・・
まとめ
ブランケット症候群など、子供のこだわりに対して、
辞めさせた方がいいのか?
愛情不足なのか?
など考えないこと。
そもそも子供の行動・言動に過度に理由を求めなくていいと私は思います。
息子の行動・言動に理由や原因を求め、ノイローゼになった日々を経て、今は何事も【見守る・受け入れる】を意識しています。
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