Pythonを利用した機械学習が人気だ。筆者が勤務する会社でも先輩が機械学習の勉強をしているようで、エンジニアの教養の一つとして筆者も始めてみることにした。
数学の勉強が進まない
というのが初夏の話で、じつはいきなり数学で挫折した。工学部を出ていて社会人になってすぐに微分・積分やら仕事で使っていたというのにこの体たらく。
久々の数学ということで「やさしく学ぶ」というキーワードに惹かれて書籍を読んでみたが序盤で既に公式がよくわからない。これはあれだ、学生時代の公式暗記と問題を解く、なんてやり方では全く歯が立たない。
やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで
- 作者: 立石賢吾(LINE Fukuoka株式会社)
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: Kindle版
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数学がニガテでも大丈夫! 機械学習をやさしく学ぼう 「機械学習に興味があるけど、どの本を見ても数式が出てきて、分からない・・・」 本書は、そんな方にぴったりの本です。 機械学習を勉強中のプログラマ「アヤノ」と、友達の「ミオ」の会話を通じて、楽しく学んでいきます。
ぜんぜん優しくねぇ!( ^ω^ #)
過去にさかのぼってやり直す
というわけで中学数学~高校数学からやりなおすことにした。何事も急がば回れ、である。焦ってはいけない。
↓この本がなかなかわかりやすい。要点をおさえて説明してくれる。
最少の時間で最大限に理解できるように、中学数学の大切なことだけを凝縮しました。順番に読むだけでスッキリ理解できるつくりになっています。
が、このまま数学の勉強を中学→高校→大学と続けていっても機械学習に着手できるのはいつになるかわかったものではないのも事実。
そんなことを考えていた時、Kindle Unlimited に「人工知能プログラミングのための数学がわかる本」という書籍が登録されていたのを発見した。
東京大学特任准教授 松尾 豊氏 推薦! 人工知能プログラミングに必要な数学を、ゼロから抜け漏れなく、体系的に学ぶ! 数学を復習したいエンジニアに!
なんでも人工知能プログラミングをやるのに数学は必ずしも必須ではないのだとか。ただし、アルゴリズムを理解するにはやはり知っておいたほうがいいらしい。で、数学を勉強するに当たってじつは必要ない単元もあるそうで。例えば微分は必須だが、積分は不要で、線形代数(行列とベクトル)の基礎知識は必須といった感じらしい。
人工知能、機械学習、ディープラーニングの違いについてはNVIDIA社の記事がわかりやすい。
意外と役立つKindle Unlimited
先日、Kindle Unlimitedサービスに加入して技術書籍をチェックしているが、既に数ヶ月分の元は取った気がする。特にPythonに関連した書籍が数多い。
小説、マンガも読めるしタブレットを持っているならオススメのサービスだ。