浪費家ナッツです。こんにちは。
CNNのサイトで、1000米ドル以上が入った封筒をシュレッダーで細切れにしてしまったという記事を読みました。
国内の場合、ある程度の面積が残っている紙幣であれば交換できるのですが、細かく分かれてしまった紙幣の場合、どのように扱われるのでしょうか?
細切れになった紙幣は交換して貰えるらしい(米国)
CNNで掲載されていた内容によると、米国では細切れになった紙幣も交換できるとのこと。もちろん紙幣額面をするために、断片をつなぎ合わせて確認するためにかなり時間がかかる様子。
米ユタ州に住む夫婦が借金返済のために貯めていた1000ドル以上の現金が、ある日忽然(こつぜん)と姿を消し、シュレッダーの中で細切れになっているのが見つかった。
(中略)
幸いなことに、細切れになった紙幣は米財務省の損傷紙幣交換局に届ければ、交換してもらえることが分かった。ただし同局が断片を全てつなぎ合わせて金額を確認するまでには、多少の時間がかかる見通しだ。
CNN.co.jp : 両親が貯めた現金千ドル、2歳の息子がシュレッダーに 米ユタ州
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日本の場合はどうだ?
日本でも紙幣が損傷してしまった場合、日本銀行の本支店で損傷現金の引き換えができます。
引き換え基準
(1)券面の3分の2以上が残っている 額面価格と引き換えできる
(2)券面の5分の2~3分の2未満が残っている 額面価格の半額。端数切り捨てで交換できる
複数に分割されてしまった場合、同一紙幣のものと認定されれば合計した面積を上の基準で交換できるようです。
サービス良いなと思ったのも束の間、持ち込む前に整理が必要のようです。
持ち込む前に準備(整理)が必要
日本銀行の本支店で破損紙幣の交換を円滑に行うために事前準備をしてきて欲しいというものです。
シュレッダー等により細かく裁断されたものを含め、破れた銀行券については、できる限り各片を貼り合せてください。その際、記番号の確認、模様の突合、色合いの確認等を行うことにより、異なった銀行券の片を貼り合わせないようにしてください。細かく裁断されたままの状態となっているものについては、同一の銀行券の紙片であると認められないとして、失効と判断することがあります。
ポイントは2つ
・同一の銀行券と認められないと失効となる可能性
シュレッダーの性能テストのため過去にテストしたことがありますが、はっきり言って苦行です。こんな目に遭わないよう対策しておいた方が良いですね。
まとめ
・同一の紙幣と認定してもらう準備は地獄
・間違えを起こさないよう、日頃から大事に扱おう
紙幣をシュレッダーにかけてしまった経験はないのですが、実家のゴミ箱に1万円札が入っていたのは見たことがあります。
テーブルの上に置いてあった物が風で飛んで近くのゴミ箱に入ってしまっただけだとは思うのですが、上から他のゴミを入れていたら気づかず可燃ゴミ行きだったでしょう。
お金は大事に扱いたいですね。