星読みカウンセラー・miraimikuです。
2018年3月の空模様の注目ポイント ── 3月9日に木星が逆行を開始しましたが
そういえば【逆行】について、そもそもきちんと書いていなかったなと思い
改めて、淡々とまとめています。
それぞれの天体の逆行についても、順次、更新していきます。
(1)【逆行】とは
(2)【逆行】の頻度
(3)【ステーション】【留】
(4)【逆行】の影響・作用
(5) 天体ごとの【逆行】の影響・作用
(6) 出生ホロスコープにおける天体の【逆行】
(2)【逆行】の頻度
(3)【ステーション】【留】
(4)【逆行】の影響・作用
(5) 天体ごとの【逆行】の影響・作用
(6) 出生ホロスコープにおける天体の【逆行】
【逆行】とは
西洋占星術で扱う10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)のうち
[太陽]と[月]は、常に【順行】していますが
それ以外の8天体は、周期的に【逆行】します。
ただしこれは、地球から見て「逆方向に動いているように見える現象」であり
実際に(物理的に)逆行しているわけではありません。
しかしながら西洋占星術は地球を中心にした概念体系なので
地球上にいる人間は【逆行】の影響を受ける、と解釈します。
ホロスコープや天文暦では、逆行している天体は【R】と表記され、
順行に戻ると【D】と表記されます。
たとえば以下のホロスコープ。
画面右側「★星の位置」欄の赤枠。
木星(乙女座)と土星(射手座)の度数の横に【R】と書いてありますよね。
この日の宇宙では、[木星]と[土星]が逆行しているのです。
【逆行】の頻度
周期的に【逆行】する8天体のうち
【逆行】が珍しいのは、[金星]と[火星]です。
それ以外の天体の【逆行】は、珍しいことではありません。
たいてい、なんらかの天体が逆行していますので。
なので、そこまで神経質になることはないと私は思っています。
むしろ、10天体すべてが順行している期間=【全惑星順行期間】のほうが貴重です。
【全惑星順行期間】は、すべての天体が前に向かって進んでいるので
物事がスムーズに進みやすい・願いが叶いやすい期間だと言われています。
◆[水星]の逆行期間 :約4ヶ月に一度。22日程度
◆[金星]の逆行期間 :584日ごと(1年半ごと)に、40日前後
◆[火星]の逆行期間 :約2年2ヶ月ごとに、2ヶ月前後
◆[木星]の逆行期間 :1年に一度、110日前後
◆[土星]の逆行期間 :1年に一度、135日前後
◆[天王星]の逆行期間:1年に一度、150日前後
◆[海王星]の逆行期間:1年に一度、160日前後
◆[冥王星]の逆行期間:1年に一度、160日前後
【ステーション】【留】
逆行を開始するとき、逆行が終了するとき、天体は「一時停止」のような状態になります。
この状態を、天体の【ステーション】【留:りゅう】と呼びます。
【逆行】の影響・作用
どの天体が逆行するのかによって、ニュアンスは微妙に異なりますが
どの天体の【逆行】であっても、基本的には、<過去>に焦点が当たります。
逆方向に進むわけですからね。
これはイメージしやすいと思います。
過去に焦点が当たるので、前に進まない感じ はあります。
天体【逆行】の基本的な影響・作用としては
◎見直し・やり直し・振り返り
◎点検・復習
◎再燃・再浮上・再認識
◎再会・復縁・復活
◎中止・延期・遅延
などがあります。
あとは、それぞれの天体のエネルギーが、
ストレートに出ず【屈折した形】で出てしまう 面も出てきます。
天体ごとの【逆行】の影響・作用
常に順行している[太陽][月]以外の8天体で
【逆行】中の影響を、個人レベルで感じやすいのは[水星][金星][火星]の【逆行】です。
[木星]と[土星]は、いずれも【社会天体】になりますので
社会全体の風潮や動きに影響を及ぼすと考えられます。
[天王星][海王星][冥王星]の【逆行】に関しては
人間の意識や力ではコントロールできないレベルのものです。
逆行開始と逆行終了の前後数日(1週間程度)に関しては
世の中全体に何かしらの影響(現象)が浮上してくる可能性もありますが
影響はほとんどない、あるいは気にしても意味がない、と言えるでしょう。
<随時、更新中>
▶︎【水星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[水星]が逆行している人
▶︎【金星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[金星]が逆行している人
▶︎【火星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[火星]が逆行している人
▶︎【木星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[木星]が逆行している人
▶︎【土星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[木星]が逆行している人
▶︎【天王星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[水星]が逆行している人
▶︎【海王星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[水星]が逆行している人
▶︎【冥王星逆行】の頻度・影響・作用│出生ホロスコープで[水星]が逆行している人
出生ホロスコープ(ネイタルチャート)における天体の【逆行】
出生ホロスコープにおける逆行天体の数は、【社会適応能力】 をあらわす、とされています。
前述のとおり、[太陽]と[月]は、常に【順行】なので
出生ホロスコープでの逆行天体の数は、最大で8つになります。
占星術の統計によると、出生ホロスコープでは 2つ〜3つの天体が逆行しているケースが一番多い ようです。
( 前述のとおり、なんらかの天体が逆行しているほうが普通なので! )
出生ホロスコープで逆行している天体がひとつもなく、すべて順行している人は
社会適応能力に優れている、社交上手、コミュニケーション上手、物事がうまくいきやすい でしょう。
出生ホロスコープで逆行している天体の数が多くなればなるほど
社会適応能力が低くなり、対人関係には苦手意識を持ちやすい でしょう。
ただし、周りにはなかなか理解されにくいけれど
特別な才能・能力・個性(非凡性)がある、と言えそうです。
また、【自分の出生ホロスコープで逆行している天体と同じ天体がトランシットで逆行している期間は、調子がいいと感じやすい】という説もあります。
たとえば、自分の出生ホロスコープで[水星]がもともと逆行している人は
天の[水星]が順行中のときよりも、天の[水星]が逆行中のときのほうが調子がいい。
ということになります。
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