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横浜で「AI運行バス」、ドコモやNEDOが実験

 NTTドコモと新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、横浜市と共同で、オンデマンド乗合交通「AI運行バス」の実証実験を開始した。一般のモニターが参加することができ、実験期間は12月10日まで。

AI運行バス(2017年3月の実証実験にて撮影)

 実証実験では、AIが需要に合わせてリアルタイムで最適な車両やルートを導く配車機能をはじめとし、店舗が告知やクーポンをユーザーに配信する情報配信機能を加え、MaaS(Mobility as a Service)プラットフォームへ統合させたAI運行バスを運行する。みなとみらい21、関内エリアで実施され、商業施設と連携し、エリア内の回遊性向上の効果を検証する。

 同実験は、NEDOのAIの社会実装に向けた研究開発プロジェクト、横浜市の「まちの回遊性向上プロジェクト」の一環として行われるもの。また、JR東日本主催のSuica認証による交通事業者・デマンド交通・商業施設の連携に関するMaaS実証」とも連携して実施される。

 今後、ドコモは未来の移動需要を見える化し、移動手段の効率的な運行や、移動にサービスを組み合わせた新たなビジネスの創出していくという。

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