舌足らずなところはあるが、現代の最大の問題点を見抜いていると思う。
資本家と消費者が生産者(クリエイター)に猿轡と鎖をつけ、奴隷化して働かせようという構図だ。

日本の「ものづくり」が、いよいよ自動車業界などを残して全滅しようとしている。
資源のない国なのだから「ものづくり」以外生き残る道はないはずなのだが、魂をアメリカに吸われた自民党政府が新自由主義とグローバリズムを小泉~アベと続けて、見事日本経済を骨抜きにした。
そこに追随した脳味噌のないネトウヨ(オタク)が、今も生産者(クリエイター)を攻撃し、資本家の後押しをする。

断末魔の瞬間だ。

炎上に加担する人間は年配が多いという分析が出ている。
自分は保護主義・年功序列社会の恩恵を受け、碌に何もしないまま日本経済を衰退させる一方で自分だけは私腹をこやし、自分の無能の責任を若者に押し付け、容赦ない自由競争に国民を溺れさせる一方で「俺達無能だけど生産者の足を引っ張れるから相対的に偉い!」と壮絶な勘違いをしたクズオタクどもをSNSで手なずけ、見事な衰退国家を築きつつある。

もう年寄りは死んでもらうしかないのだが、若者達よ、君らはどうするんだ?
結婚も子作りもできない自分の窮状を、有名人を叩くことで慰めているだけでいいのか?
日本一億人皆そうなってしまうのか?

有名人の足を引っ張る前に、一度考えてもらいたい。
羨ましくないのか?悔しくないのか?
自分もその立場に行きたいと思わないのか?


僕はユーチューバーやTik Tokの出現が、その流れを徐々に変えつつあると予感している。
みんなやっぱり目立ちたいのだ。承認されたいのだ。いい思いをしたいのだ。


「クリエイター」が復権するのは、どうしようもないゴミクズの年配世代とそれにくっついてSNSで発狂するオタク・ネトウヨが(年齢的に)死滅するまで、もうちょっとかかるだろう。
しかしその最悪の時代を何とか生き延びたら、日本の景色は随分と変わったものになると思う。

もっとも、それまで日本が存続していればの話だが。