Ruby Prizeの候補者推薦にあたって、多くの方にご協力をいただきありがとうございました。
この候補者の中から、実行委員会の選考を経てノミネート対象者を決定します。
ノミネート対象者は、2018年11月1日(木)・2日(金)に島根県松江市で開催される「RubyWorld Conference 2018」にご招待し表彰します。
※Ruby Prize 2018受賞者には副賞100万円が、その他のノミネート対象者には副賞10万円が贈られます。
RuboCopのコミッターとしてRuboCopのバグ修正や機能追加を精力的に行われているだけでなく、Railsやcucumber、oracle-enhanced等の複数のOSSで幅広く活躍している。
実質的なメンテナンスの停滞していた RDoc を大幅に改修し 2 倍の高速化を行い、stdlib の readline を pure Ruby で書き直し事前のライブラリインストールを不要とする作業を進めている。
Rubyリファレンスマニュアルの「コピペ可能なサンプルコードを整備する」という活動を積極的に続けている。
Rubyの抽象構文木の実装改良を行い、Ruby VM::ASTモジュールの公開まで至っている。
積極的に Ruby インタプリタの高速化の開発を継続し、JIT 対応をリポジトリにマージできるレベルまで改善している。
Haconiwaの開発など、Rubyがこれまであまり利用されていなかった分野での開発・活用実績が顕著である。
AWSのElastiCscheや、Railsのセッションストア、キャッシュストアなどでRedisのClusterモードをRubyから使えるようにした。
クライアントサイドフレームワークOvtoの開発をした。
Nokogiriに貢献した。
型システムSteepの開発やRubyエコシステムで活躍する開発者との対談記事公開による知識の共有など、幅広い点でRubyコミュニティに貢献している。
Rubyist Magazine(るびま)を支え、さらに最近るびまウェブサイトの更新を行っている。
3年以上、Ruby on Railsを保守し続け、Railsのコミットログを、多くの開発者にわかりやすく解説するブログを続けている。