結婚したばかりの頃、ナチュラルなインテリアに憧れて、カゴ収納にはまっていました。
今回、断捨離に取り組んでいる中で、このカゴ収納が大失敗だったことが判明しました。
食器棚の下から2番目に収納されているカゴのトレイです。
キッチンでカゴ収納をお勧めできない理由と、対策について書きますね。
カゴ収納にはまった理由
まずは、カゴ収納にはまってしまった理由についてお話ししますね。
冒頭にも書いた通り、ナチュラル系のインテリアにしたかったのが大きな理由なのですが、これはインテリア雑誌に大きな影響を受けてのことでした。
かご収納は生活感を隠しながら整理整頓できる、オシャレアイテムに見えたのです。
あの頃はまだ20代で生活の知恵もさほどなく、ほとんどのことが見た目重視で選んでいました。
また、もし不要になった時は燃えるゴミに出せるという点で、とても気が楽でした。
燃えるゴミの収集は週2回と、他のゴミの収集よりも頻度が高いからです。
カゴ収納のデメリット。
カゴの網目は複雑です。
埃がたまりやすい上、汚れが入り込みやすい構造です。
網目の奥の方にゴミが入ってしまったら、取り除くことは簡単ではありません。
これ、一度でもカゴ収納をしたことがある人なら、実感しているハズ。
キレイな状態を保つには、ブラシで汚れを掻き出しながら掃除機で吸うといった、とても手間のかかるお手入れをするしかありません。
こんな面倒なことをズボラ人間の私が、マメにできるはずがありません。
考えてみたら、10年以上も何のお手入れしていませんでした。
近くでよぉ〜く見たら、見るからにヤバ目な状態になってました。
食器棚の中は埃をかぶらないから大丈夫だろうと、油断していました。
密かに異臭を放っていた!
何を思ったか、私、このカゴの臭いを嗅いでみちゃったのです(苦笑)。
そうしたら、何とも言えない油臭いような変な臭いがするではありませんか。
うわっ。
のけ反りそうになりました。
なぜなら、このカゴに収納されていたのは口に入れるものだったからです。
収納していたのは、スティックシュガーと、お茶です。
お茶は最近購入したものですが、スティックシュガーは何年もこのカゴに入れっぱなしです。
これは、もしや・・・・?
恐る恐る、シュガーの包みの臭いも嗅いでみました。
うぉっっ!
案の定、臭いが移っちゃっていました(涙)。
来客用として置いておいたものですが、使う機会がなかったのが幸いでした。
こんなモノとっておいても気持ち悪いだけ。
カゴもスティックシュガーも、全捨てしたのは言うまでもありません。
↑↑断捨離のモチベーションが上がります
まとめ(キッチンでカゴ収納をしてはいけない理由)
見た目重視でカゴ収納をしたのは、大失敗でした。
キッチンでカゴ収納をしてはいけない主な理由は2つです。
1、汚れが溜まりやすい上、スッキリ洗い流せず不衛生である。
2、カゴの臭いが食品に移ってしまう。
キッチンって、そもそも家の中で一番汚れやすい場所です。
埃にしても油混じりでベタッとしていて、サッと払うくらいではビクともしません。
今回のカゴは食器棚の中に入れていたので、ベタつくような汚れはなかったものの、目に見えない汚れはかなりあったと思われます(汗)。
汚れと臭い対策として、プラスチック製のトレイを使うことにしました。
セリアのトレイが底が浅めで、ちょうど良い感じです。
キッチンで使う収納グッズは、洗剤でサッと洗えるものが清潔で安心ですね。
それにしても、これまで気づかなかった自分が怖いわ〜〜。
念のため木製ケースの臭いもチェックしましたが、こちらは大丈夫でした。
カトラリーを収納していますが、ナプキンを敷いてマメに取り替えているから、衛生面は大丈夫なはず・・・。