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経済

中部空港の新複合施設公開 B787展示、12日開業

 中部国際空港(愛知県常滑市)は5日、複合型商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」を報道各社に公開した。最新鋭旅客機ボーイング787初号機を展示し、体感型アトラクションコーナーや飲食店なども設けている。開業は12日。

 787は米ボーイングの主力中型旅客機。主翼や胴体など部品の35%が中部地方で作られ、中部空港から米国に空輸されていることから、初号機が同空港に寄贈された。

 展示エリアでは、実機とともに空を飛んでいるかのような体験ができるショーや、組立工場を再現したコーナーを楽しめる。商業エリアにはボーイング創業の地シアトルにあるビアレストランやチーズ料理店などが出店する。

 展示エリアを監修した「チームラボ」の猪子寿之代表は「自分の描いた飛行機が映像の中で飛んだり、映像が人に反応し変わったりするインタラクティブ(双方向)な空間。体を動かしながら空を飛ぶことに興味を持ってほしい」と話した。

(中日新聞)

ボーイング787の初号機が展示された、中部国際空港内で開業する複合型商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」=5日午前、愛知県常滑市で

ボーイング787の初号機が展示された、中部国際空港内で開業する複合型商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」=5日午前、愛知県常滑市で

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