ハロー!プロジェクト大好き著名人が大集合! 20周年に寄せる祝福の言葉と“私の神曲”
うたパス
ハロー!プロジェクトは、誕生から今年で20周年! このアニバーサリーを祝うシングル「YEAH YEAH YEAH / 憧れのStress-free / 花、闌の時」がハロプロ・オールスターズ名義でリリースされるなどお祝いムードが高まる中、この特集では各界のハロプロ大好き著名人からのお祝いコメントを掲載する。
愛にあふれる言葉を寄せてくれた12名の参加者には、コメントに加えて「好きな楽曲ベスト3」を選んでもらった。「うたパス」ではそれぞれの「好きな楽曲ベスト3」を集めたプレイリストも公開。20年の軌跡が生んだ名曲の数々と共に、ハロプロへの思いを共有しよう。
朝井リョウ
撮影:露木聡子
好きな楽曲3曲(順位はなし)
- モーニング娘。「恋のダンスサイト」
- モーニング娘。「ウソつきあんた」
- モーニング娘。「Memory 青春の光」
ハロー!プロジェクト20周年、誠におめでとうございます。聴くだけで創作意欲がバリバリに刺激されるハロプロ楽曲は、私にとってなくてはならない存在です。これからも末永く、最高の楽曲と最強のパフォーマンスを届けていただきたいですし、各グループのメンバーはもちろんハロプロに関わるすべての人々に幸福が降り注ぎ続けることを祈ります。
私はASAYANからハロプロ沼に足を踏み入れた身で、どうしたって当時の印象があまりに強く、懐古厨で申し訳ないのですがASAYANで聴いて印象に残っている曲から選出いたしました(そういう意味では太陽とシスコムーンを挙げたかったのですが、こちらでは未配信ということでした。うたパス様、ぜひ配信をご検討ください!)。
外せないのは「恋のダンスサイト」です。発売当時、全ての事象に対し斜に構えかける年齢だった私は、「そうよ青春はカーニバル 踊る人に見てる人 同じ人なら踊ろぜワイヤイ」という歌詞に頬を張られたような衝撃を受けました。人生において自分は“踊る人”であろうと決意させてくれた大切な一曲であり、言葉が持つ力を改めて感じた作品でもあります。
近ごろ小田さくらさんが歌唱されたことで再び注目されている「ウソつきあんた」。デビューシングルのメインヴォーカル争奪戦は、今のハロプロからも強く感じられる“歌う”ことへの執念、その原型のようなものを剥きだしで突き出してくる企画でした。この曲が今でも歌い継がれていることにハロプロの凄みを感じます。
最後は、20周年記念プレイリストに絶対入っていてほしい「Memory 青春の光」でお願いします。情感たっぷりのヴォーカルで歌われる失恋の描写は、耳だけで小説や映画を鑑賞したような気持ちにさせてくれます。
1989年生まれ、岐阜県出身の小説家。2010年に「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。「何者」で直木賞を、「世界地図の下書き」で坪田譲治文学賞を受賞。来年、映画「チア男子‼」が公開予定。
岩尾望(フットボールアワー)
好きな楽曲ベスト3
- 1位 こぶしファクトリー「明日テンキになあれ」
- 2位 こぶしファクトリー「これからだ!」
- 3位 Juice=Juice「あばれてっか?!ハブアグッタイ」
ハロプロが誕生した年にはまだ生まれてもいない現役メンバーを20年後の自分が応援しているなんて、20年前には想像もしていませんでした。でも気づけば20年、当たり前のようにハロプロを見続けています。
だから今は、ハロプロ40周年に還暦を過ぎても変わらずにモーニング娘。'38の現役メンバー(たぶん28期くらい)を見続けている20年後の自分が普通に想像できてしまいます。これからもずっと応援しています。
好きな楽曲ベスト3
1. こぶしファクトリー「明日テンキになあれ」
たくさんあり過ぎて20年の中からベスト3を選ぶなんて出来ませんでした。でもハロプロは常に進化を続けている。それなら2018年のベスト3を選べば、それが20年間のベスト3とも言えるだろうという事で選びました。
「何回も失敗しちゃったって」とか「もう一回立ち上がればいい」とか青春や恋愛を応援している曲だけど、20年の間に色々あったハロプロのための曲にも聞こえてくる。
2. こぶしファクトリー「これからだ!」
同率1位といってもいいくらい。こぶしファクトリーの甲乙つけがたいこの2曲はまさに両A面シングルの名にふさわしいと思う。
3. Juice=Juice「あばれてっか?!ハブアグッタイ」
8人体制になったJuice=Juiceを初めてハロコンで観た1曲目がこの曲。Juice=Juiceにもロックフェスに出てほしい、いやJuice=Juiceこそ出るべきだと思わされた。
1975年12月19日生まれ。大阪府出身で、フットボールアワーのボケ担当。「オートバックスM-1グランプリ2003」で優勝し、テレビ、劇場など多方面で活躍している。
うすた京介
好きな楽曲ベスト3
- 1位 ℃-ute「キャンパスライフ~生まれて来てよかった~」
- 2位 Berryz工房「ライバル」
- 3位 Buono!「MY BOY」
ハロプロ20周年おめでとうございます! ハロプロがなければ僕はアイドルにハマることもなく平凡な毎日を過ごしていたことでしょう。これからも僕の人生に彩りを与え続ける存在でいてください!
3曲なんて選べないのでベリキュー関連から絞って選出。3位は僕がハロプロ好きになるきっかけになった曲。可愛い子が振りつけしながら歌うことで曲が何倍にも良くなるという当たり前みたいなことに気付かされた曲。1、2位はBerryz工房と℃-uteでそれぞれ一番大好きな曲です。すっかりアイドルDDになった今でもこの2曲以上に僕をキュンキュンさせてくれるアイドルソングは他にありません。雅ちゃんと舞美ちゃんのこの時のボブがまた、ボブ好きとしては最高なんで是非見てくださいお願いします。
1974年5月25日愛知県生まれのマンガ家。1995年に連載開始した「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん」が、独特の言語センスとシュールなギャグで人気を得る。「ピューと吹く!ジャガー」は2007年にアニメ化、2008年に映画化など多メディアに展開された。
大森靖子
好きな楽曲ベスト3
- 1位 モーニング娘。「わがまま 気のまま 愛のジョーク」
- 2位 道重さゆみ「ラララのピピピ」
- 3位 Berryz工房×℃-ute「超HAPPY SONG」
20年間、いつだって気持ちを支えてくれたのはハロプロです。一生をかけて恩返しをしたい、私に音楽をくれてありがとうございます。心から好きな曲が100曲以上パッと浮かぶので、楽曲数の半端なさと歴史を感じますが、あえて1曲を今あげるなら「わがまま 気のまま 愛のジョーク」(モーニング娘。)かなあ。女の子が「愛されたい」って叫ぶのをあんなかっこいいことにしてくれて感謝。声の個性も活かし、時に楽器のようにリズムを刻んでグルーヴを持ち上げているのもハロ曲の魔性ポイント。
「ラララのピピピ」(道重さゆみ)という、サビは“ラ”と“ピ”の語だけで感情を崩壊させてくる我がMUSE道重さゆみさんのキラーチューンや、Berryz工房と℃-uteの2つのグループの歩んできたストーリーも活かしてそれぞれのアルバムに収録された2曲を一緒に再生すると1曲になるという仕掛けに感動した「超HAPPY SONG」(Berryz工房×℃-ute)なんかはまさにハロプロの音楽の幸福を味わえる曲。
愛媛生まれのシンガーソングライター。2014年9月にエイベックスからメジャーデビューし、同年12月にメジャー1stアルバム「洗脳」をリリースした。2018年7月に最新アルバム「クソカワPARTY」を発表。
金田一蓮十郎
好きな楽曲ベスト3
- 1位 ℃-ute「世界一HAPPYな女の子」
- 2位 モーニング娘。「泡沫サタデーナイト!」
- 3位 アンジュルム「次々続々」
ハロー!プロジェクト、20周年おめでとうございます! 私が本格的にハロプロにハマったのは℃-uteのせかハピ(「世界一HAPPYな女の子」)がきっかけです。初めて現場に行き生の彼女たちを観て「なんて幸せそうに歌を歌うんだろう!」と驚きました。「歌やダンスが好き」という気持ちがこんなにも真っ直ぐで心を揺さぶられるモノだとは知りませんでした。きっとこれまでたくさんの人を笑顔にして幸せにして来たハロー!プロジェクトは、この先もまたたくさんの人を笑顔にするに決まってる。彼女達のように私も誰かを笑顔にするような、そんな素敵なお仕事が出来たらと思います。いつもやる気と元気と笑顔をありがとうございます!
好きな楽曲ベスト3
1. ℃-ute「世界一HAPPYな女の子」
私の記念すべき初現場の楽曲です。MVもやばいくらい最強に可愛い。
2. モーニング娘「泡沫サタデーナイト!」
私の推し鈴木香音ちゃんの卒業シングル曲の1つ。未だにコンサートでこれが流れると目頭が熱くなります。
3. アンジュルム「次々続々」
曲もめちゃカッコいいんですが歌詞がとにかく好き! 加入・卒業を繰り返していくハロプロの在り方の1つを表現している気がします。正直なところ、順位なんか決められないんですよね……(泣)。
マンガ家。1996年に「ジャングルはいつもハレのちグゥ」で「第3回エニックス21世紀マンガ大賞準大賞」を受賞し、同年に「月刊少年ガンガン」からデビューした。「ヤングガンガン」にて「ラララ」「ゆうべはお楽しみでしたね」、「デザート」にて「NとS」を連載中。
しばたありぼぼ(ヤバイTシャツ屋さん)
好きな楽曲ベスト3
- 1位 モーニング娘。「SEXY BOY~そよ風に寄り添って~」
- 2位 Berryz工房「一丁目ロック!」
- 3位 Juice=Juice「SEXY SEXY」
ハロー!プロジェクトの20年という歴史の中で、わたしがリアルタイムで追えているのは一部にすぎません。でもわたしの歴史の中にはハロプロがぎゅっと詰まっている。嫌いな自分の中に、大好きなハロプロが詰まっていくにつれて、自分のことをどんどん好きになっていきます。20年続けていただき、本当にありがとうございます。ずっとずっとわたしの生きる理由です。
好きな楽曲ベスト3
1. モーニング娘。「SEXY BOY~そよ風に寄り添って~」
当時黄金期の流れからハロプロ関連のテレビは観続けていたが、ファンというよりはテレビ番組としてただ観ていただけだった。そんなある日この曲のMVを見かけた。わたしは衝撃が走った。これが世界の全てだと思った。「さゆみんかわいい……!」何日も何週間も悶絶し続けた。むしろ今でも悶絶し続けている。白いキャミソールのワンピースという衣装。余分な部分がないうえに、白という色の純粋さ、清純さが、全員の元からあるかわいさを全面に引き出してくれる。道重さゆみさんのたまらないかわいさに気付いてしまった瞬間だった。わたしがさゆヲタとして生きることになったきっかけの曲。
2. Berryz工房「一丁目ロック!」
会場にいるみんなで全力で歌い、たくさん声を出し、1曲全体を通してずっと一体感が生まれていることがとても心地良く、心が満たされる曲である。メンバーが心から楽しそうに歌うのも、歌詞がポジティブで明るく楽しい曲調というのも、聴いていてとても元気が出る。無期限活動停止を発表してから、約1カ月後に行われたベリキューの武道館公演にて、℃-uteと共に歌った曲がとびっきり明るい「一丁目ロック!」だった。泣かす気なんか全くない選曲にBerryz工房らしさを感じながらもこの曲の楽しさがなおさら切なさを煽った。そしてラストコンサートのとき、私はいつも通り歌い、声を出していたら、無意識に滝のように涙が出てきていた。とびっきりの楽しさの中に混在するエモーショナルさが、胸が締め付けられるほど切なく、けれどこの気持ちは大事にしたいという思いにさせられる大切な1曲だ。
3. Juice=Juice「SEXY SEXY」
Juice=Juiceの中で、グループ最年少かつ当時の新メンバーであり、見た目も幼くセクシーから一番遠いところにいた梁川奈々美さん(当時16歳)を「SEXY SEXY」という、色気全開曲のセンターに配置することによって、全体の色気がただの色気ではなく、とてつもなく神秘的なものに見えた。現役ハロプロメンバーの中で一番応援させていただいている梁川奈々美さんのセンター曲であり、初めてオリジナルメンバーとしてつんく♂さんの楽曲を歌った曲なので、私としても勝手に思い入れが強く、初期の「女の子が背伸びをしている」というイメージのJuice=Juiceが再び見れたのもまた、なんだか嬉しく思えた。大人未満の女の子が目一杯背伸びをしている姿、大好きです。
2016年にメジャーデビューしたスリーピースバンド・ヤバイTシャツ屋さんの紅一点でベースボーカル。バンドは9月19日にニューシングル「とってもうれしいたけ」と2ndライブDVD「Tank-top of the DVD II」を同時リリースした。
うたパス ハロプロファンの著名人が選ぶプレイリスト配信中!
うたパスではハロプロファンの著名人が選んだ「好きな楽曲BEST3」の楽曲を集めたプレイリストを配信中。また、9月26日にリリースされたハロプロ・オールスターズ 「YEAH YEAH YEAH / 憧れのStress-free / 花、闌の時」も配信している。
ハロプロ・オールスターズ新曲配信
ハロー!プロジェクト20周年記念シングル「YEAH YEAH YEAH / 憧れのStress-free / 花、闌の時」はうたパスでも視聴できます。
- 配信期間
- 2018年9月26日(水)配信開始
- 対象ユーザー
- うたパス会員
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- 楽曲視聴方法
- 「うたパス」アプリにて視聴可能