「黒目がちの女の子」は、可愛いと言われるようになりました。
その風潮にのって近年、若い女性たちは黒目をはっきり大きく見せたいという願望を持つようになりました。黒やこげ茶色のカラーコンタクトはとても売れているそうですね。
なぜ、若い女性たちは黒目をより大きく見せたい!と思うのでしょうか!?
その理由の一つに「私はあなたの子孫をしっかり産み育てることができますよ」というメッセージを、男性に伝えるためです。
「え〜!私はただ単にメークとカラコンで可愛く見せたいだけだし〜」と思うお嬢さんもいらっしゃるでしょうが、それは表の望みです。
裏(無意識)の望みは、子孫繁栄なのです。一体どういうことでしょうか!?
目は口ほどに嘘をつく
黒目といっても、よく見ると2つのパーツに分かれていますよね。中心に色の濃い部分がありますが、これを「瞳孔」といいます。それ以外の部分(瞳孔の外側)を「虹彩」といいます。
明るいところでは中心の瞳孔が小さくなっています。室内など暗いところでは瞳孔が大きくなります。外側の虹彩が伸びたり縮んだりして、瞳孔の大きさを変えているのだそうです。(瞳孔の大きさは2~6mmの間で変化する)
『顔は口ほどに嘘をつく』の著者、感情と表情に関する研究を行った心理学者、ポール・エクマン博士による “顔の微細表情筋を読み取るメゾット” では、明るさ暗さに関係なく、
瞳孔が大きくなっている時は、 sexually arousal (性的高揚)な状態である。
このように判断するそうです。エクマン博士は米国ドラマ「『Lie to Me〜嘘は真実を語る嘘の瞬間』の主人公カル・ライトマン博士のモデルとなった人です。
心理学者とか表情筋を読み取るプロでなかったとしても、自然体の男性ならば、本能的にこの「瞳の変化」を見逃さない、という方がほとんどなのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
そんな訳で、黒目がちに見せたい若い女性たちは、子孫繁栄のために貢献してくれている!という見方もできなくもないですね。(!?)
では、どうやったら黒目をより目立たせたり、目をぱっちり見せたりすることができるのでしょうか!?
目がちっちゃい、目がおっきい
「私って目がちっちゃいんです」とおっしゃる方は、間違っているそうですよ。先日BS放送で知りました。
人間の黒目の幅を測ってみると、11mmから12mmです。これは、赤ちゃんでも、中年でも同じなのです。だから「目が大きい」という表現は間違っているということになりますね。
赤ちゃんの黒目が大きく見える理由は、小さなお顔と比較して黒目が大きく見えてるだけで、実は私たちの黒目の大きさと同じなんですね。
黒目の大きさはみな同じとはいえ、目が大きく見える人と小さく見える人がいますよね。
これは、当たり前のことですが、上まぶたが持ち上がっているか?まぶたが閉じ気味になっているか?で違ってくるのです。
歳を重ねると、筋肉が弱ってきますし、皮膚も薄くなってきます。そうすると、当然目の周囲もそうなる訳ですよね。
歳をとるごとに、眼瞼下垂という状態になる人が増えてきます。目を開こうとしても重くて開けない、上まぶたが覆いかぶさるようになっていて目が開かない、という状態です。ひどくなるとお医者さんに行って手術する人もいます。
やりたいことをやってるとき目が大きく見開く
上まぶたが下がってくる原因は、加齢だけではないようです。
心や精神に靄がかかっていようなとき、上まぶたが重くなる方は多いです。あなたにもそのようなご経験がありましたか!?
なんとなく、物事がうまくいってないとき、悩み事がなかなか解決しないとき、どうしたらいいのか路頭に迷っているとき、ショックで打ちひしがれている時、そんな状態の時には目がむくみ上まぶたが閉じ気味になります。
自分の行く道がパキーっと見えてる。
そこに向かってまっすぐに歩んでいる。
こんな風にやりたいことがはっきりわかっていて、なおかつそれをやっている時は、上まぶたがキリリと持ち上がって、いつもより目が大きく見えていることが多いのではないでしょうか(体調不良の時をのぞく)。
「なんか今日、私カワイイかも!?」と思うときって誰でもありますよね!?そんな時は、上まぶたがちゃんと持ち上がり、目が見開いているのではないでしょうか!?
そして、そのような良好な気分の時はドーパミンが放出していて瞳孔も大きくなっているのかもしれません。
このような状態のとき『目ヂカラ』がある、ように見えます。
上まぶたをあげて目を大きく見せたい人のための禁止事項
上まぶたを引き上げているのは、ロープのように細い筋肉。 この細い筋肉がまぶたの裏側の組織(瞼板)を釣り上げているため、目をぱっちりさせるためには、とっても大切な筋肉です。
この繊細な筋肉を「壊してしまう行為」をしないでください、と眼科医が推奨しています。上まぶたが開きにくくなる眼瞼下垂になってしまうからです。
どんな行為で、細いロープの役割をする筋肉が痛んでしまうのでしょうか!?
*まぶたをぎゅっとつまむマッサージ
*眼精疲労の時などに強くまぶたをこする
*化粧落としなどでゴシゴシこする
*二重を作るノリをつけたり取ったりする行為
このような行為をすると細い筋肉が摩耗してしまいますので避けてください、とのこと。そして、目がむくんでいる時は目の周辺組織をマッサージしないでください。
もしも目のむくみを取りたいなら、目の周囲を避けてリンパを首へと流すとよくなります。
頭皮マッサージをしても目がぱっちり見開きます。
いずれにしても目の周りの薄い皮膚をゴシゴシ触らないことが得策です。
瞳がキラキラ輝いてるヒトになりたい
瞳がキラキラしている人は、魅力的です。
瞳がキラキラ輝いているのは、オイル分です。目玉があって、その上に水分があって、その上をオイル分が覆っているのです。
水たまりにオイルが浮いていると虹色に輝いていることがあります。あのような原理で、私たちの瞳も輝いているのです。
この大切なオイル分は、目のキワの粘膜のところにある穴からジワ〜っと滲み出ています。自然に体から出てくるんですね。
あなたは、目のキワにアイラインを入れるとき、どの場所に書いていますか!?
私は以前、化粧品売り場のお姉さんに教わって、まつ毛の内側(すなわち粘膜のところ)にアイラインを引いていたことがありました。
この目のキワの粘膜になってるところは、天然のオイルがじわ〜っと滲み出てくる場所だってこと、知らなかったんです!
ここに化粧品をつけてしまうと、オイルがじわ〜っと出てくる穴(マイボーム腺)から化粧品の人工的な成分やら油分が入っていってしまうのです!!
繰り返し粘膜にアイラインを塗りつづけていると、やがて詰まってしまいます。そして、天然の涙のオイル成分が出てきにくくなってしまうのです!
すると、瞳がキラキラ人になれなくなってしまうんです。
アイラインやアイメークをする時には、まつ毛の内側の粘膜のところには絶対につけないようにしましょうね♬
もしもメークで目ヂカラを演習したい場合は、眉メークをがんばるといいのではないでしょうか!?髪の色と似た色の眉毛ライナーを使って、眉毛の下の方に書き足すようにして太くするのです。さらに伸ばして長めにします。
すると、人は相手の『目』をみるとき、眉も一緒に全体としてみているので、目ヂカラがアップします。
あとは、休みの日はできるだけアイメークをしないようにするのが良さそうです。
黒目がちなキラキラ瞳のまとめ
【目ヂカラのために悪いこと】
・上まぶたを強く刺激すること
・目のキワの粘膜に化粧品を塗ること
【目ヂカラのために良いこと】
・やりたいことをやる生き方
・ドーパミンが出るような喜びを
気持ちいい心でいることは、目ヂカラのためになりそうですね!