ご訪問ありがとうございます。
時々リブログさせていただいている、
「早期からの緩和」普及活動をされている、
また、マスコミの偏った癌報道への
警告をして下さっている、
緩和医・大津先生の記事を
リブログさせていただきます。
本庶佑先生のノーベル賞受賞は、
免疫療法の進歩に期待する
癌患者(サバイバーと書くべきか迷う)の
私にとって、
本当に嬉しく思いました。
ただ、報道のされ方が、
大津先生のお書きになられている通り、
・患者には過度な期待を抱かせたり、
・癌と無関係に生きている
ゆえに知識もなく、
実態を知らない人々から
「オプジーボ(または「免疫療法」)」を
勧められることに、辟易することが
増えるんだろうなぁ
と思いました。
お金がないから自由診療の「オプジーボ」
(または「免疫療法」)が出来ないと
恨めしく思ったり、悩んだりする人も
出てきそうですし…。
さらに、巷のリンパ球療法
(大した副作用はないはずです、
出ても発熱程度、私は出なかった、
誤解のないよう念のため書いておきます。
私はリンパ球療法を、効果は藁と理解した上で
再発転移予防で試した経験者ですが、
試した当時から今まで一貫して、
巷のリンパ球療法で固形癌が縮小するとも
思っていません。かつて長期間、先進医療でやって
いたけれと、縮小させる結果を示せなかったから
保険診療になっていない。)
と違って、
免疫チェックポイント阻害剤は、
大津先生のお書きになられているように、
副作用も出ているようですので、
注意が必要だと思います。
免疫療法に限ったことでもありませんが
少なくとも、他人が、患者や患者の家族に
安易に勧めるのは、
やめて欲しいなぁ、と思います。
※「免疫療法」は、高額な自費診療の
問題もあるので。
(患者本人が、正確な情報を知った上で
~知らなくても、効かない結果や
副作用でかえって命を縮める結果に
終わっても後悔しないなら~、
自費診療の免疫療法を受けるのも自由
だと私は思いますが…)