町の紹介
基本情報
【面積】72.76平方キロメートル(山手線の内側より一回り大きい程度)
【人口】18,304人(平成27年国勢調査)
立地・気候
三春町は福島県のほぼ中央に位置し、中核市である郡山市から東へ約9km、阿武隈山系の西南部にあり、町のほとんどが標高300mから500mの丘陵地で、ゆるやかな山並みが続いています。
気候は内陸性で、冬の降雪は少なく、夏もあまり暑くないため過ごしやすいのが特徴です。
交通アクセス
電車の停車駅や高速道路のICが立地するとともに、南へ20kmの位置に空港もあり、交通アクセスは非常に便利です。
お車で
東京から約3時間
・東北自動車道⇒磐越自動車道(東京⇔郡山JCT⇔郡山東IC)
・常磐自動車道⇒磐越自動車道(東京⇔いわきJCT⇔船引三春IC)
電車で
東京から約1時間40分
・東北新幹線⇒磐越東線(東京⇔郡山駅⇔三春駅)
町の歴史・文化
戦国武将田村氏が三春町に城を構えたことから、三春町は城下町として発展しました。
そのため、今なお、多くの神社仏閣や蔵などが町の中心市街地には点在しており、それらを祀る四季折々の祭事も盛んに行われています。
また、町には、日本三大桜の「三春滝桜」があり、他にも約10,000本の桜があることから全国的には桜の町として知られています。
小さい町ながらも、「城下町の風情ある街並み」、「桜の観光地」、「近隣中核市へのアクセスが良い利便性」といった多くの魅力的な要素を持っています。
地区の特徴
昭和30年に、三春・御木沢・沢石・要田・中郷・中妻・岩江(一部)の7町村が合併し誕生したのが現在の三春町で、地区によって大きく異なる特徴があります。
三春地区
三春地区は、公共施設などが集まる町の中心市街地であり、街路事業により街並みが整備されているとともに、多くの神社仏閣がまとまって建立されており、城下町の風情が残っているのが特徴です。
最近では、蔵を改修した新たな店舗の出店などもあり、神社などと併せ徒歩で散策するのも魅力的なエリアとなっています。
御木沢地区
御木沢地区にはJR三春駅があり、町への玄関口になっているとともに、近隣市町村へのアクセスにも優れます。
また、大規模な工業団地も立地しています。
沢石地区
沢石地区は、町の北東部に位置し、緑豊かな里山の風景が広がる地区です。蛍や沢蟹など、近年ではあまり見ることができない多様な生態系が今なお生息し、自然共生型の地域づくりが行われています。
要田地区
要田地区は、JR要田駅があるとともに、船引三春ICも立地することから、周辺へのアクセスに非常に優れた地区です。
特に、東隣に田村市が位置しており、同市へ通勤・通学する方も多いエリアです。
中郷地区
中郷地区には、三春ダムにより形成された「さくら湖」があり、日本三大桜の「滝桜」もこの地区にあります。
このほか、約3,000本の桜が楽しめる「さくらの公園」などもあり、春には特に多くの観光客が訪れる町の一大観光地となっています。
中妻地区
中妻地区には、野菜の直売などを行う「三春の里田園生活館」のほか、「三春ハーブガーデン」など、魅力的な物産施設や飲食店が数多く立地しており、中郷地区と同様に、町外から多くの人が訪れるエリアとなっています。
また、郡山市が隣接しており、同市への通勤・通学に便利なことも特徴です。
岩江地区
岩江地区は、中妻地区と同様に郡山市に隣接しており、JR舞木駅も立地することから、郡山市へのアクセスが非常に良いのが特徴です。
そのため、郡山市へ通勤・通学する町民も多く、人口も、三春地区に次ぐ規模となっています。