「たった今、夢が実現したところ…店に自分の作ったボードゲームが並んでる!」うれしそうな表情を浮かべる男性
夢は誰でも実現できるものではありませんが、ミネソタ大学教員のポール・ボズウェルさんは、実現した内の1人。
クラウドファンディングによって資金を調達し、自分が設計したボードゲームを販売しました。
ついに店頭でその商品を手に取った、その瞬間の姿を自ら海外掲示板に投稿していました。
このうれしそうな表情!
まさに夢の実現を果たした瞬間だそうです。
ポールさんが作ったのは“Turing Tumble”(チューリングタンブル)というボードゲームで、ビー玉をボードの上から転がすパチンコ台のようなシンプルなパズル。
Turing Tumble Demo - Some Capabilities - YouTube
途中に複数の動きを制限するパーツが設置されていて、題材を解くと一種の機械式コンピュータが完成し、その動作原理である論理演算を学べる教育玩具の側面があります。
(参照:難解過ぎる! 電源を一切使わないパチンコのような「コンピューター」 Turing Tumble)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●“Turing Tamble”は新しいタイプのゲームで、メカニカルコンピューターを自分で組み立てていき、ビー玉を利用してパズルを解いていく。これは実際とても興味深い。
●(投稿者)この週末、家族でアメリカの大型モールに調査見学旅行に出かけたんだ。
店舗に展示されていて、セールスマンがやってきて「この“Turing Tumble”を聞いたことはありますか?」と尋ねてきた。
「ええと、それは僕が……作りました」と言うのはちょっと楽しい体験だった。
↑そのときのセールスマンの顔を見るために、お金を払ってもいいくらいだ。
↑投稿者は別のビジネスも創出したようだ。
●いい広告になってるな。
↑自分には何の権限もないが、許可するよ。
●オンラインで購入できるウェブサイトはある?自分もチェックしてみたい。
↑ここ。
(Turing Tumble - Build Marble-Powered Computers)
●おめでとう。これが次の世代の重要商品となりますように。
↑(投稿者)ありがとう。学校等で使われていることに興奮しています。
●なんてこった。このゲームはすばらしいよ!
自分はオーストラリアにいるが家族のためにこのゲームを買ったんだ。2月に注文して6月に届いた。破損したりピースを紛失したときのスペアとして2セット購入した。ところが各ピースは思ったより大きくしっかりしているのでスペアはまだ包装されたままである。だから友人の息子の誕生日に贈った。
●まるで自分のパチンコ台を作っているように見える。
Kickstarter(クラウドファンディング)で集まった金額位は、目標額の8倍にあたる4600万円だったとのことです。