ふるさと納税に関するニュースを、目にすること多い気がしませんか?
総務省が、返礼品が豪華な自治体へのふるさと納税に対して何らかの措置を取るとか。確かにふるさと納税って、返礼品の魅力が目立ちますよね。
かくいう自分も、返礼品をいただける自治体にふるさと納税していますが、それでも自分のふるさと納税にはマイルールを設けています。
それは「自分が何度か行ったことがあって、愛着があり、好きな温泉のある自治体へ寄付する」というものです。
そろそろ、次回のふるさと納税をどうしようかな、と考え始める時期。今回は、その参考に、自分の訪問回数が多い市町村のランキングをまとめてみることにしました。
その上で、今後どんな風に温泉旅と静かな温泉ブログを楽しんでいきたいか、も、記事の後半部分に書いてみました。
後半のほうは、ちょっとチラシの裏っぽくなるのですが。。
訪問回数の定義
まず、この記事では、勝手ながら「その市町村に個人で宿泊を伴う旅行をした回数」を1回、とカウントします。宿泊施設が温泉宿か否かは、問いません。
1度の旅行で、同じ市町村の中で2泊以上した場合も、1回とカウントしています。
日帰りも入れると収拾がつかなくなりそうで、そんな風にカウントしてみました。
それでも、カウントミスがあるかもしれません。旅の記録は結構マメにつけているのでほぼ間違いないとは思うのですが。
10回以上(殿堂入り?)
静かな温泉ブログでも頻繁に出てくるところが、訪問回数の上位に入ってきました。これはもう、勝手に「殿堂入り」と呼ばせていただきます。
上田市(長野県)16回
- 主な温泉:別所温泉、鹿教湯温泉
真田家ゆかりの「上田城」で有名な信州の上田市。
北陸新幹線の上田駅からローカル線に乗って行った先にある「信州の鎌倉」こと別所温泉や、バスで1時間ほど山へ向かった先にある、鹿教湯温泉などの温泉があります。
特に、鹿教湯温泉やその東側にある霊泉寺温泉の静かな雰囲気が好きで、リピートしているうちに上田市への訪問回数が16回になっていました。
平成の大合併の前は、鹿教湯温泉のあたりは「丸子町」だったのですが、そういう意味では丸子町の温泉にたびたび訪れている、という言い方の方が近そう。
2年連続でふるさと納税をしましたが、来年も引き続き、の予定です。
身延町(山梨県)12回
- 主な温泉:下部温泉
日蓮宗の総本山「身延山久遠寺」があることで有名な身延町ですが、自分のお目当てはその少し北東にある「信玄の隠し湯」こと下部温泉。
プールのようにぬるいお風呂に長時間じっくり浸かると気持ちよく、下部温泉がクセになってしまってもう、訪問回数12回です。
ちなみに、平成の大合併の前は下部温泉は「下部町」だったんですね。
那須塩原市(栃木県)12回
- 主な温泉:塩原温泉郷、板室温泉
特に温泉旅にはまり始めた初期の頃、「下野の薬湯」こと板室温泉にリピートしていました。安く泊まれる素朴な宿が並ぶ湯治場で、優しいお湯に入れます。
また、市の名前の一部になっている塩原温泉は、ここ数年で何度か足を運ぶようになりました。様々な色・成分の温泉に入れるところが面白いですね。
板室温泉は旧黒磯市、塩原温泉郷は旧塩原町だったそうです。
また、那須岳のふもとにある那須温泉郷はお隣の「那須町」にあります。
みなかみ町(群馬県)11回
- 主な温泉:水上温泉郷、猿ヶ京温泉、湯宿温泉
湯治場として続いている湯宿温泉の静けさを気に入ってリピートしています。温泉旅の回数が増えてからは、同じみなかみ町の他の温泉へも時々行っております。
湯宿温泉はもともとは新治村(にいはるむら)でした。言葉の感じですが、村、と聞くと、田舎のほうのイメージで旅情がそそられるような・・・(旅人目線で)。
そんな「みなかみ町」へも2年連続でふるさと納税の寄付をしました。
魚沼市(新潟県)10回
- 主な温泉:湯之谷温泉郷(栃尾又温泉、大湯温泉など)
魚沼、というと、そう、魚沼産コシヒカリの産地です。お米の美味しいところですね。
そんな魚沼市の東側に、湯之谷温泉郷という静かな温泉地が並ぶ場所があります。
中でも栃尾又温泉は、ぬるくて優しいラジウム泉。ここのお湯に入ると元気になれる気がします。他の温泉も透明で優しいお湯ばかりです。
湯之谷温泉郷は、合併前は旧湯之谷村にあったんですね。湯之谷、という名前が温泉を思い出させます。
5回以上(殿堂入り予備軍?)
続いて、10回未満ではあるものの、頻繁に足を運んでいるところも紹介していきます。
訪問回数7回:甲府市(山梨県)、日光市(栃木県)
甲府市の市街地には温泉が湧いています。街にあるホテルでも温泉に入れますが、少し離れた住宅街の中にある、甲府湯村温泉のぬるいお湯が好みです。
鳥モツ煮やほうとう、甲州ワイン等を楽しみつつ、温泉につかるのが至福・・・
そんな甲府市へもふるさと納税をしたことがあります。
日光市は国内外から多くの観光客が来るところですが、鬼怒川温泉を筆頭に、川治温泉、湯西川温泉、日光湯元温泉等々、温泉が多いところです。
鬼怒川・川治温泉は旧藤原(ふじはら)町、湯西川温泉は旧栗山村にあります。
訪問回数6回:松本市(長野県)、中之条町(群馬県)
松本城で有名な松本市。市街地から少し離れた住宅街の中に、浅間温泉や美ケ原温泉があります。市街地から近いところなので、温泉と観光のいいとこ取りが可能です。
市の西部、北アルプスが近い乗鞍高原のほうにも温泉があります。
中之条町には「世のちり洗う」四万温泉と「一浴玉の肌」沢渡温泉があります。四万温泉は観光客も多いですが、どちらの温泉も静かな時間が過ごせます。
中之条町へもふるさと納税の実績ありです。
訪問回数5回:山ノ内町(長野県)、青木村(長野県)、沼田市(群馬県)
山ノ内町は、近年「地獄谷野猿公苑」のスノーモンキーが有名で、海外からの観光客が多いところ。湯田中渋温泉郷、特に渋温泉の温泉街は雰囲気十分。
もっと山の方、志賀高原にも個性のある温泉がたくさんあります。
青木村は上田市の南にある村です。上田駅から路線バスで向かった先に、田沢温泉と沓掛温泉という2つの小さな温泉があります。
ぬるくて、ほんのり硫黄の香りがする温泉。ずっと入っていたいお湯です。
沼田市の旧利根村エリアには、老神温泉が静かにたたずんでいます。近隣に、尾瀬とその周りの山々があり、登山やスキーで利用する人も多いところです。
自分は今は、温泉でのんびりくつろぐ専門ですが・・・
そういえば、沼田市へもふるさと納税をしました。
リピートしたい理由
ということで、同じところにリピートして訪れるのが好きです。何で好きかというのはこれまでも書いてきましたが、主にこんなことが理由なのです。
- 行き慣れたところへの安心感や、お手軽感がある。
- 温泉街のちょっとした変化を見つけたり、掘り下げたりするのが楽しい。
ランキング記事を書いた理由
このあたりから徐々に、チラシの裏モードになってきますが・・・
今回、どうしてこんなランキング記事を書いたかというと、ふるさと納税の検討のため、というのもあるのですが、
これからも温泉旅と、静かな温泉ブログとを楽しみながら続けていきたいから、ということでもあるのですね。
もっとその町を知る
あなたの旅の目的は、何ですか?
自分の温泉旅の目的は、休養なのか、観光なのか、はたまたブログのネタ探しなのかと言われたら、今までは「休養です!」という感じでした。
なので、基本的には温泉宿に直行して眠って温泉入ってまた眠る、というスタイル。確かに、ゆっくりできて体調は整うのです。
が、このスタイルだと、電車やバスの移動と温泉宿での時間がメインで、それ以外のことはあまり知る機会がない、ということにようやく気づきました。
体のコンディションとの相談になりますが、移動と宿以外のことも経験していきたいと思ったわけですね。きっとその方が楽しいだろうなと。
静かな温泉ブログに書く、という意味でも、アウトプットの材料が多ければ多いほど楽しくなるし、書いている側も、読んでいただく側も楽しいほうがいいと思うのです。
まあもちろん、静かな温泉ブログの更新のために温泉旅をするのは本末転倒なので、自分も楽しみつつやるのが大切になるでしょうね。
なじみの場所を作る
静かな温泉ブログをやって、温泉が好きな人たちのブログやtwitterを見ていると、地方に移住した人も結構多いなと感じます。
今の自分は、その人たちのように移住はできないけれど、自分の中で、今住んでいるところ以外に、なじみの場所を作りたいという思いもあります。
手軽に訪れることができて、安心できてそこに滞在できる場所。
そうなると、今の住まいと地方との「二拠点移住」なんていうプランもありますが、ちょっと経済的に難しそうな感じです。
それと、自分にはたぶん、移住先や二拠点目をひとつに選び切れないだろうな、と。
そう、いろんなところに行きたいのである。
ということで、
なじみの場所を作りつつ、移動と温泉宿以外の新しいことを見つける・・・そんな静かな温泉旅をしていきたいなというわけです。
そうして、なじみの場所を応援したり、その場所に行った気分になってもらえたりするような、静かな温泉ブログを作り続けたいな、と。
今回はその足掛かりとして、今後はどのエリアを深めていこうかな?と思いながら書いてみました。
チラシの裏の後半部分、お付き合いくださりありがとうございました。
さて、今度はどこへ行こうかな。