沖縄のバス
当たり前のことですがバスを利用するためにはバス停に行く必要があります。観光客はもちろんのこと沖縄県民でも普段バスを使わない人にとっては、バス停を探すのも大変。スマホに搭載されているアプリを使って探す人も多いのですが、これが結構間違っているのです。以下、実例をあげてお
沖縄本島のバス案内アプリ比較にて「(路線検索方法は)圧倒的にYahoo!乗換案内が便利」と書きました。私も便利に使っているのですが、使い込んでいるうちに不便な点もいくつか見つかりました。
乗換時間が変
古島駅から古波蔵方面への移動を検索。牧志駅前バス停で30番泡瀬東線に乗れればいいな、と思いつつ検索するとドンビシャの経路がある。
あるけど、なんか変。

牧志駅前バス停は名前の通り牧志駅の真ん前にあるので乗り換えに6分かかるのは変。牧志駅→牧志バス停が4分なのに。

古島駅から古島駅前バス停の乗り換えは3分と表示されますが、この経路では3分では乗り換えできないと思う。
(そもそもこの場所にバス停は存在しないような? 古島はバス停の場所がものすごくわかりにくいので地図表示重要なんだけどな)

歩かされる問題
赤十字病院前からHAPINAHA(旧三越)に行く場合、4番(新川おもろまち線)か14番(牧志開南循環線)に乗っててんぶす前で降りればやや遠回りですが楽に移動できます。
しかしYahoo!乗換案内では、素直に終点をHAPINAHAはとすると開南で降りて歩けと表示されます。
まあ歩ける距離ではあるけど、夏場はなるべく歩きたくないんだよな。

終点をてんぶす前バス停にすると歩かないルートが表示されます。しかもこの場合は歩く経路は出てこない。時間的には歩いた方が微妙に早いにもかかわらず。

経路選択は時間順・乗換回数順・料金順から選べるのですが、「歩きたくないでござる」モードが欲しいものです。
施設名とバス停名の検索による差
先の例でも施設名(HAPINAHA)とバス停名(てんぶす前)で結果に差がでましたが、これは他の場所でも発生する挙動のようです。
例えば、沖縄大学と沖縄大学前バス停。ここから古島駅に移動してみます。
沖縄大学を指定すると、那覇おもろまち線で終点まで行きモノレールに乗り換える経路が表示されます。ゆいレールの1区間移動は110円なのでこれが一番安いです。

沖縄大学前バス停を指定すると、なぜかバス同士の乗り換えしか表示されません。運賃も460円になってしまいます。

逆に古島駅から沖縄大学を指定するとバス乗り継ぎ460円。出発地・到着地を入れ替えただけなのに経路が異なります。

古島駅から沖縄大学前バス停だと340円。

経路選択の規則が想定できないので、出発地・到着地を変えながら試さないと最適な経路がわかりません。
バスに乗り慣れている地元民ならともかく、それ以外の人は知らずに遠回り・高い運賃を払わされているかもしれません。
那覇バスターミナル問題
那覇バスターミナルは現在建築中のため、元々バスターミナル発であった路線が近隣バス停発に変更になっています。
試しに那覇バスターミナルから沖縄大学までを検索すると謎の乗り換えが発生して料金は460円になります。
ところが那覇BT(高速・連絡バス)を指定すると230円に。
困ってます
Yahoo!乗り換え案内も常用すると困る部分が出てきたし、しばらくは欠陥をだましだまし使うしかなさそう。バス党つらいです。
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