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【社会】

虐待疑い3万7千人、児相通告 上半期過去最多、面前DV増

 今年1~6月に虐待を受けている疑いがあるとして警察が児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもは昨年同期より6851人多い3万7113人に上り、上半期として過去最多となったことが4日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。子どもの前で家族に暴力を振るうといった面前DV(ドメスティックバイオレンス)の伸びが顕著となっている。

 命の危険があるなどとして警察が保護した子どもも2127人で高水準。警察庁は「虐待が増えているというより、国民の意識の高まりで情報提供が増えた。エスカレートする前に把握し、通告や摘発ができているのではないか」としている。

(共同)
 

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