40代、白髪染めの頻度に気をつけないと頭皮環境はどんどん悪化していく!?

30代、最初は使うことに抵抗があった白髪染め。

40代に入り、気が付くと2ヵ月に1回、1ヵ月に1回、2週間に1回・・・と、すっかりなくてはならない存在になっているのではないでしょうか。

でも待ってください!白髪染めと仲良くしているその裏で、あなたの頭皮環境はどんどん悪化しているかもしれません。今回は40代にベストな白髪染めの使用頻度について、お話していきたいと思います!

なぜ白髪染めは色が早く抜けるの?

「今まで使っていた黒髪用のヘアカラーは2~3カ月色が持ったのに、どうして白髪染めは退色が早いの?」

白髪染めを使うみなさんの中には、こんな疑問を持つ方が大変多いです。確かに白髪って、しっかり染めたつもりでもすぐにまた顔を出してきますよね。

白髪染めの色が抜けているわけではない

さて、先程の疑問に関してですが、結論から言いますと、実は白髪染めって別に退色が早いわけではないんですよね。と言うのも、白髪染めは髪の内部に色を浸透させる力がどのカラー剤よりも強いため。驚くことに、色持ち具合は黒髪用のヘアカラーとほぼ一緒なんですよ。

白髪染めとヘアカラーの違いについてはこちらをご覧ください。

色が落ちたと思ってしまうワケ

では、みなさんにお尋ねしますが、白髪染めをしたあとに色が抜けたと感じるのはどのあたりですか?

大半の方は生え際だと答えます。お気づきになったでしょうか?そう、実は色が抜けたと感じるのは、新たに生えてきた根元の白髪が原因なんです!

カラーバス効果が原因?

またまた質問になってしまいますが、みなさんは、「カラーバス効果」という言葉を知っていますか?自分が何か意識しているもの・ことに対して情報が入ってくることを、心理学用語で「カラーバス効果」と言います。

例えば「今日のラッキーカラーは〇色です」と言われたら、その色をついつい気にしてしまうなんてことありませんか?

実は白髪が気になってしまうのは、このカラーバス効果も影響しているんです。

普段から無意識に“白髪”を気にしてしまっていて、ちょっと根元に生えてきた白髪も目についてしまう。そのような感覚があるため、「白髪染めをしたのにすぐ色が落ちた」と感じてしまう方が多いのだと思います。

白髪染めはどんな頻度で行うのが正解?

頻繁に白髪染めを行うとどういったことが起こるのでしょうか。

  • 髪の毛が傷む、パサつく
  • 白髪がますます増える
  • 薄毛・抜け毛の原因となる
  • アレルギーが起こる可能性が高くなる

ご覧の通り、起こってほしくない髪や頭皮のトラブルが一気に起こりやすくなってしまいます。化学成分を髪や頭皮につけるわけですから、当然のことですよね。

これらを防ぐためにも、白髪染めをベストな頻度で使っていかなければなりません。

全体染めなら2カ月に1回

前述の通り、白髪染めは基本的に色落ちしにくいカラー剤。なので、髪全体の色が落ちてきたと感じるペース、大体1ヵ月~2カ月に1回の頻度で染めていくのがベストです。

ただ、40代の髪や頭皮は若い頃よりもダメージが蓄積されています。なるべくなら2ヵ月ほどは時間を空けた方が良いでしょう。

部分染めなら3週間~4週間に1回

どうしても根元の白髪が気になるようであれば部分染め(リタッチ)をしましょう。

生え際のみを染めるので、髪全体にダメージをかけずに白髪を染めることができます。

しかし、化学成分を髪や頭皮につけることに変わりはないので、少なくとも3週間以上は時間を空けるようにしてくださいね。

白髪染めの使用頻度を減らすテクニック

なるべくなら白髪染めは使いたくないけど、白髪をそのまま放置しておくのは嫌という方も大勢いらっしゃると思います。最後に、白髪染めを使う頻度を減らすちょっとしたコツを教えちゃいます!

シャンプーを変えて色持ちをアップ!

白髪を染めた後にシャンプーを変えると、色持ちを長くすることができます。

サロン用シャンプーが一番良いのですが、わざわざ買いに行くのが面倒であれば、ドラッグストアや百貨店で売っている“カラーリングシャンプー”を使いましょう。少し値段はお高めですが、髪に艶も出ますし、何より色持ちを長くすることができますよ♪

色持ちが長くなれば白髪染めの使用頻度も少しは減るはず。是非使ってみてはいかがでしょう?

白髪染め以外のカラー剤を使う

白髪染めを行った後に全体の色落ちや根元の白髪が気になってきたら、白髪染め以外のカラー剤を代わりに使ってみましょう。

全体の色落ちが気になる人はヘアカラートリートメント

ヘアカラートリートメントは入浴中に使えて、髪全体を簡単に染めることができます。白髪染めと比べてかなり色持ちが短いですが、その分髪や頭皮への負担はほとんどありません。

そのため、次回白髪染めをするまでのつなぎとして使ってもいいですし、白髪染めをやめてヘアカラートリートメント一本に変えてしまうのも良いと思います。

根元の白髪が気になる人はヘアマニキュア

ヘアマニキュアは髪の外側をコーティングして色をつけるカラー剤です。こちらも色持ちは白髪染めより短めですが、髪の内部や頭皮には影響を与えないため、次回髪を染めるまでのつなぎとして使っていくのにおすすめです。

髪の色が暗めに仕上がる白髪染めを使う

ひと昔前の白髪染めは髪色を暗くするものしかありませんでしたが、最近はおしゃれを楽しみたい女性のために、明るい髪色にできる白髪染めもたくさん売られるようになりましたよね。

しかし残念ながら、明るく染める白髪染めはブラウンの色素量が少ないため、退色しやすい傾向があるんです。少しでも色持ちを長くしたいのであれば、暗い色に染まるタイプの白髪染めをチョイスすると良いでしょう。

明るくしたい方はハイライトがおすすめ

ハイライトとは、地毛の髪色よりも明るい色を部分的に入れるテクニックです。高度な技なのでセルフで行うのは少し難しいですが、白髪をうまくぼかして目立ちにくくすることができ、髪全体が明るく見せることができます。

さらに、髪に立体感が出てボリュームがあるように見せることも♪

まとめ

白髪って1回見つけるとついつい気になってしまうものですよね。しかし、見つけるごとに白髪を染めていてはきりがありませんし、頭皮環境もどんどん悪化していっちゃいますよ!

白髪染めの頻度を少しでも減らすために、これからはシャンプーやカラー剤、仕上がりの髪色も少し意識してみてはいかがでしょうか。

これ以上髪トラブルが増えないためにも、ベストな使用頻度で白髪を染めていきましょう!


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