一日だけでいいから白髪を隠したいってときありますよね。まだないって人もこれからそのような場面が訪れるはずです。
例えば、ちょっと出かけようとしたときに鏡で白髪を見つけてしまったとき。
他には急に来客が来ることが決まった時や、出かける時だけ部分白髪を隠したい時など様々あります。
このようなときに一日だけでいいから手軽にササッと白髪が隠せたら便利ですよね。実はそんな便利なアイテム、というか白髪染めがあったんです。
それを今から紹介しましょう。
一日だけ染めるなら一時着色料
一日だけ白髪が隠せて、次の日には白髪に戻っていてもいいというなら一時着色料の白髪染めがおすすめです。
一時着色料の白髪染めとは?
一時着色料なんて言葉は初めて聞いたという方がほとんどでしょうから、まず一時着色料について説明しましょう。
一時着色料とは髪の内部に染料を浸透させる白髪染めと違って、髪の表面にだけ色を付けて髪を染めます。
そのため手軽に染めることができる反面、シャンプーなどで簡単に色が落ちてしまうんです。
一時着色料の種類
一時着色料と聞くと馴染みがないかもしれませんが、実は一時着色料の白髪染めはドラッグストアなどのお店にもたくさん置かれており、様々なタイプがあります。
スティック・マスカラタイプ
手に持ちやすいスティック状なので片手で簡単に染められ、しかもピンポイントで気になる白髪部分を染められるんです。
しかもカバンに入っていても邪魔にならなので、いつでもどこでも白髪を見つけたらすぐに隠すことができます。
ただし容量はそんなに多くないので、白髪部分が多い人には向いていません。
ヘアファンデーションタイプ
その名の通り白髪部分に使うファンデーションになります。見た目も普通のファンデーションのようで、使い方は白髪部分にポンポンとパウダーを乗せて好きな薄さで色を伸ばすだけです。
このようにヘアファンデーションは色の濃さを調整できるのが利点になります。
ヘアカラースプレータイプ
スプレータイプの一時着色料は広範囲に使うことが出来るので、全体的に白髪がある人におすすめの白髪染めです。
ただし使うのには少々慣れが必要で、初めて使う場合は色ムラが出来たり、衣服まで色を付けてしまったりするので注意が必要になります。
一時着色料のメリット・デメリット
一時着色料には様々なタイプがあり、それぞれ特徴も異なりますが一時着色料に共通する大まかなメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット |
デメリット |
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まずメリットから見てみると、一時的に色を付ける白髪染めなので手軽さという面では非常に優れています。
そしてその場ですぐ染まるので、待ち時間もありませんしありません。またその他のメリットとしては小さいので持ち運びしやすい点や、気になる白髪部分にだけ部分染めできる点などがあります。
一方デメリットを見てみましょう。一時着色料の一番の欠点はシャンプーなどですぐに色が落ちてしまう点です。
しかし、一日だけ染める目的でしたらさほど問題ないでしょう。他のデメリットとしては容量が少なく、すぐに使い切ってしまうためコスパの面ではあまり良いとは言えません。
また使用の際に服に染料がついたり、雨で流れた染料が襟足についたりする場合があります。
一時着色料の白髪染めでうまく染めるコツ
一時着色料は手軽に染められる便利なアイテムですが、色ムラなくきれいに染めたり服に染料が付かないように染めたりするにはちょっとしたコツが必要です。
そこで今から一時着色料の白髪染めで染める際のコツを伝授しましょう。
髪を束にして少しずつ染める
部分染めだからと言って大雑把に塗っては色ムラが出来てしまいます。そのため一時着色料を髪に塗るときは染めたい髪の部分を束にして持ち上げ、鏡を見ながら少しずつ塗っていきましょう。
これによって色ムラをなくし、服などに染料が付くのも防げます。
顔の付近の髪はクリップで止める
一時着色料は髪の表面に色を付ける白髪染めなので、肌についた場合はなかなか色が取れません。
そのため顔の付近の白髪に使用する際は注意が必要で、色が付かないようにするコツは染料を塗った髪が乾くまでクリップやヘアピンで止めておく方法です。
また染めたい白髪部分だけクリップで止めるなど、クリップは白髪染めの際にいろいろな場面で役立つので、汚れてもいいクリップを複数所持しておきましょう。
髪をブロック分けする
全体的に白髪がまばらにある人は、髪をブロッキングすることで髪の奥の見つかりにくい白髪までしっかり染めることが可能です。
具体的なブロック分けの仕方は耳の位置を中心とし、上下左右の6等分に分けてクリップ止めします。
そしてブロッキングした後は、白髪が多い部分から中心的に染めていきましょう。これによって隠れた白髪を染められ、色ムラをなくすことも出来ますよ。
生え際は指先でゆっくりと塗る
生え際など細かい部分はスプレータイプの白髪染めでパパッと吹きかけただけではうまく染まりません。
そこで手袋を付けた指先で直接ゆっくりと染料を塗ってあげましょう。このときクシを使ってもいいのですが、クシで髪を傷める可能性があるので私は指先で優しくゆっくり塗ってあげることをお勧めします。
一日だけ染める!おすすめの一時着色料の白髪染め
一日だけ手軽に染めたいという方におすすめの白髪染め商品をいくつか紹介していきましょう。
第1位 利尻 白髪かくし
人気の白髪染め商品「利尻ヘアカラートリートメント」のスティックタイプの白髪染めになります。
トリートメントと同じく安全な成分のみを使用して作られており、以下のような人体に刺激のある成分は使われていません。
- ジアミン
- タール系色素
- パラベン
- 酸化剤
- シリコーン
- 香料
- 鉱物油
また高い保水効果を持った利尻昆布エキス「フコイダン」が配合されているので、白髪を隠すだけでなく髪に潤いを与えて艶のある髪にしてくれます。
利尻白髪隠しの使い方は非常に簡単で、シャーペンのように親指でプッシュすることで先端のブラシ状から染料が染み出て、気になる白髪部分にピンポイントで塗ることが可能です。
そのため白髪部分が少なく、部分染め白髪をお探しの方にも人気があります。
また白髪部分が多い人は利尻ヘアカラートリートメントと併用してお使いになるのもいいですよ。
第2位 ラサーナ ヘアカラースティック
ラサーナではヘアカラータイプやヘアカラートリートメントのタイプなど計3つのタイプの白髪染めが販売されています。その中の一つがこのヘアカラースティックの白髪染めです。
ラサーナではより簡単に手軽に白髪染めができるように作られており、広範囲を塗りやすいようにブラシ部分を短くリニューアルするなど常にお客様のニーズに応えています。
また成分には海洋由来成分の「真珠貝由来成分」や「褐藻エキス」が配合されており、ダメージから髪を守り、髪のキューティクルを保護する効果があるんです。
さらに天然色素成分「グアイアズレン」、「シコンエキス」、「ウコンエキス」が配合されており、これらの成分はシャンプー後も髪に残る性質を持っているので使うたびに白髪が目立たなくすることが出来ます。
第3位 ポーラ カラークイックブラシ
★★★★☆ |
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主な成分 |
エタノール、水、ベンジルアルコール、(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー、乳酸、BG、オタネニンジン根エキス、加水分解コンキオリン、ツバキ種子エキス、+/-: 黒401、紫401、橙205、赤227 |
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カラーバリエーション |
ブラウン |
ブラック |
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形状 |
スティックタイプ |
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内容量 |
10g(約30~40回分) |
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価格 |
2,592円 |
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グローイングショット カラートリートメントをベースに作られたスティックタイプの白髪染めです。
ポーラは、髪のキューティクル一枚一枚をコーティングする「うるおいコーティング処方」によって作られているため髪を固めることなくふんわりとした仕上がりになります。
またポーラには「ツバキオイル」、「真珠エキス」、「オタネニンジン根エキス」の3種の美容成分が配合されており、これらの成分は髪に潤いを与える保水効果や、皮膚からの水分蒸散を防ぐエモリエント効果を持っているんです。
ポーラの使い方は気になる白髪部分に根元から毛先にかけて数回ブローするように塗ります。
このとき色々な方向から塗ってあげることで色ムラが出来にくくなります。その後、クシで髪をセットして乾くまで数分待てば完了です。
ただしシャンプーをすると落ちてしまうので、継続的に染めたいのであればグローイングショット カラートリートメントをおすすめします。
第4位 黒耀 ポイントケアマスカラ
黒耀 ポイントケアマスカラはマスカラタイプの白髪染めで、一時着色料と違い一度では白髪は染まりません。
10日ほど使い続けることで徐々に色が入り、奇麗な黒髪に染めることが出来ます。そして毎日使ってもダメージがないように合成着色料は一切使わず、「ログウッド」、「シコネキス」「タンニン酸」といった天然の染毛剤のみを使用しているんです。
これにより髪や頭皮を傷めないだけでなく、白髪が目立たない自然な仕上がりになります。
黒耀 ポイントケアマスカラの使い方は簡単で、気になる白髪部分の生え際の根元か毛先にかけて滑らせるように満遍なく塗るだけです。
ただし明るいカラーには染められないので、暗めの髪色で一部の白髪を隠したい人におすすめとなります。
第5位 KIWABI(綺和美)Root Vanish白髪隠し
★★★☆☆ |
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主な成分 |
塩基性染料、HC染料、天然染料(シコン、クチナシ、ウコン、アナトー)、トリプルPPT成分、ヒアルロン酸、デンプンポリマー、利尻昆布エキス、アルニカ、ローズマリー、セイヨウキズタなど28種類 |
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カラーバリエーション |
ライトブラウン |
ダークブラウン |
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ブラック |
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形状 |
スティックタイプ |
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内容量 |
20g(1回2プッシュで約50回分) |
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価格 |
3,685円 送料無料 |
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KIWABI(綺和美)はネットでの口コミランキング1位を獲得しているほどの人気商品で、気になる白髪をさっと隠せるスティックタイプの白髪染めがRoot Vanish白髪隠しです。
KIWABIは5年後、10年後の髪や頭皮の健康を考えた作りとなっています。成分には化学反応を起こさない成分を使い、ノンシリコーン処方で以下の添加物は使われておりません。
- 合成香料
- 鉱物油
- パラベン
- 紫外線吸収剤
- シリコーン
- ラウレス硫酸
- パレス硫酸
さらに22種類の天然植物由来エキスを配合しており、髪に潤いと艶を与える美髪効果まで備わっているんです。
このようにKIWABIは肌の弱い人でも安心して使用でき、白髪染めで傷んだ髪をケアしたいという人にもおすすめの白髪染めになります。
一時着色料を洗い流す方法
一時着色料はシャンプーなどで簡単に洗い流すことが出来ます。ただし、スプレータイプの白髪染めなど中には染料が取れにくいものがあり、その場合髪を傷める原因になってしまうんです。
そこで一時着色料で染めた髪をしっかりと洗い流す方法を紹介します。
まずはぬるま湯で髪をほぐす
いきなりシャンプーでゴシゴシと髪を洗うと髪や頭皮に良くありません。そのため初めにぬるま湯で髪についた染料をある程度流すことが大切です。
なおこのときスプレータイプの白髪染めを使っている場合、髪がゴワついていると思います。ですが、だからと言って無理に指やクシを通すのでなく、指でゆっくりと揉みほぐしましょう。
シャンプーで髪全体を洗う
お湯でしっかり髪を濡らした後は、シャンプーで髪全体を洗いましょう。このときよく泡立たせるのが重要で、髪についた染料を泡で浮かせることが目的となります。
そして髪全体をよく泡立たせたら、髪を優しくほぐしながらお湯でしっかり流しましょう。最後に念のためもう一度シャンプーをして完了です。
ただあまりシャンプーをしすぎると頭皮に必要な脂まで落ちてしまうので、2度目のシャンプーの量は少なめにするといいでしょう。
まとめ
そこまで白髪が多くはない人や、一日だけでも気になる白髪を染めたい人、新しく生えてくる生え際の白髪を隠したい人に今回、紹介した白髪染めはおすすめになります。
着色染色料の中にはスプレータイプやファンデーションタイプの白髪染めもありますが、一番手軽に染めるならスティックタイプの白髪染めがいいでしょう。
また継続して白髪のない美しい髪を保ちたいなら、それぞれのメーカーで販売されているヘアカラートリートメントがおすすめです。
普段はヘアカラートリートメントを使いながら、一日だけの緊急用にスティックタイプの白髪染めをカバンに忍ばせておくと便利ですよ。
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