もうそんなに海外いかないだろうけど欲しい。
腕時計ユーザーにとって、海外に行った時の時間合わせって微妙に面倒ですよね。私はズボラなので、滞在期間が短かければ調節しないまま過ごしたり、帰国しても旅行先の時間のまま1ヶ月過ごすなんてことも。
でももう大丈夫。そんな些細な煩わしさを解消すべく、スイスの老舗高級時計メーカーLongines(ロンジン)が「Conquest V.H.P. GMT Flash Setting」を作ったんです。なんと、WiFiやBlurtoothにコネクトしなくても、スマートフォンのフラッシュをかざすだけで自動的に時間を調節してくれるのだそうです。
2017年に発表された「Conquest V.H.P.」といえば、年差はたったの5秒、高い耐衝撃性と耐磁性を誇るロンジン自慢のライン。2018年モデルの「Conquest V.H.P. GMT Flash Setting」にはそういった仕様にフラッシュライトGMTが加えられました。
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具体的にどうするのかというと、海外に行って現地時間に合わせるときはLonginesのアプリで現在地を探してスマートフォンを時計のフェイスにかざします。すると、スマホカメラのフラッシュから各国ごとに異なるパルスが発せられます。このパルスを、時計のフェイスの12の1の部分についているライトセンサーが読み取って自動的に時間を調節してくれるのだそうです。WiFiやBluetoothに接続する必要がないので、バッテリーも当然長持ち。交換は2〜3年毎といったところ。
これがあれば、海外ではスマホの時計で凌ぐなんてこともなく、常に正確な時計とともに行動できますね。世界を飛び回るビジネスパーソンにとってなくてはならないアイテムになりそう。
バリエーションはシルバー、ブルー、ブラック、カーボンファイバーの4種類。ラバーストラップは1,350ドル(約15万4000円)でメタルバンドが1,750ドル(約19万9000円)。スマートウォッチと比較するとお値段が張る印象ですが、スマートウォッチの便利機能を一部搭載したアナログ高級時計と考えれば納得のいく価格ではないでしょうか。発売は2018年冬を予定です。