産休から復帰したニュージーランドの首相が9月、国連総会に子連れで出席しました。

現職首相として産休を取り、娘のニーブちゃんを6月に出産したニュージーランドのアーダーン首相が9月27日、世界中の国家元首が揃う国連総会に、ニーブちゃんを連れて出席しました。
総会で、アーダーン首相を非難する声は上がりませんでした。
働く女性を支援してきた国連は、ニーブちゃんにIDカードを発行して歓迎しました。
パートナーのクラーク・ゲイフォードさんのツイート。
「Twitterのみんながニーブの国連IDカードについてきいてくるから、ここの職員がつくってくれた」
ゲイフォードさんがおむつをかえていると、そこに日本政府代表団が
「国連本部の会議室でおむつを変えていたら、そこに日本政府代表団が入ってきた。その時の彼らのビックリした表情を写真に撮れば良かった。ニーブの21歳の誕生日に聞かせるには、うってつけの話だ」
ママが演説する間は、すやすやとねんね。

ママが国連総会で演説する間、ニーブちゃんは議場でゲイフォードさんに抱っこされて、ねんねしていました。
赤ちゃんといえば去年、熊本の市議会でこんな問題が.....

熊本市議会が再び緒方さんを問題視。こんどは出席停止に。

あれから約1年。
熊本市議会で2018年9月28日、のどあめが原因で議会が8時間にわたり空転する騒ぎがありました。
緒方市議が質疑に立ったところ、のどあめを口に含んでいたことが問題視されたのです。「議会の品位の尊重」に反するとして、陳謝を求められました。
緒方さんは、謝ることを拒否。これに対して懲罰委員会が設置され、緒方さんの出席停止を決めました。この騒動で本会議は約8時間中断しました。
緒方さんはのどあめをなめていた理由を「数日前から風邪と微熱の症状があった。あめでせきを抑えようとしていた」と説明しています。
風邪を引いている議員がのどあめを口に含んでいたことで、議会の品位はどこまで損なわれたのでしょうか。
さて、ここでイギリスでの出来事をご紹介します。

マンチェスターで2017年10月に開かれた与党・保守党の党大会。
メイ首相が演説に立ちました。
演説中のメイ首相の咳が止まらなくなるハプニングが。

英国の欧州連合(EU)離脱など多くの重要課題が山積する中、注目を集めるメイ首相に異変が。
のどが引っかかって咳が続き、演説に差し支えるようになったのです。
近寄ってのどあめを渡したのは、ハモンド財務相

その様子を見たハモンド財務相が演壇にさっと近寄り、メイ首相にのどあめを渡しました。
メイ首相は「紳士淑女の皆さん。お気づきかと思いますが、財務相がタダで物をくれました」と笑わせてから、あめを口の中に放り込み、水を飲んでのどを落ち着けました。
拍手がわきました。

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