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石川図柄ナンバー交付開始 県、金沢市公用車に取り付け
雪つり、白山山並み、能登里海の波金沢の冬の風物詩の雪つりや白山の稜線(りょうせん)をあしらい、ご当地色を盛り込んだ自動車用の図柄入りナンバープレート「石川」「金沢」ナンバーの交付が一日、始まった。金沢市直江東の北陸信越運輸局石川運輸支局金沢庁舎では県と金沢市の公用車が早速新しいナンバーを取り付けた。 図柄入りナンバープレートは「走る広告塔」として地域の魅力を広くPRする。「金沢」の対象地域は金沢市、かほく市、津幡町、内灘町。加賀藩の梅鉢紋と雪つりをモチーフにした図柄になった。「石川」は二市二町以外の県内十五市町の地域が対象で、白山の山並みと能登の里海の波で石川県の形をイメージした。 九月十日から受け付けが始まり、二十八日までに金沢ナンバーの普通車に六十八台、軽自動車に三十三台、石川ナンバーの普通車に六十五台、軽自動車に十七台の申し込みがあった。 この日は、県と金沢市の公用車、金沢ふらっとバス各一台に新しいナンバーが設置された。同運輸支局の宮本幸弥主席運輸企画専門官は「地域への愛着がさらに深まり、石川、金沢をPRする存在に」と期待を語った。 交付手数料は普通自動車と軽自動車が七千九百円、大型自動車が一万一千九百円。千円以上の寄付でフルカラー版も選択可。寄付金は交通、観光施策などに役立てられる。 (蓮野亜耶) ◇ 金沢市役所では図柄入り金沢ナンバーを付けた公用車のお披露目会があり、対象地域の金沢、かほく、津幡、内灘の二市二町の関係者で除幕した。ナンバーのデザインを手掛けた金沢美術工芸大製品デザイン専攻四年の林恒太郎さんが、金沢らしく仕上げた図柄や色合いについて説明した。 市は、公用車や市内を巡回するコミュニティバス「ふらっとバス」にも順次、図柄入りナンバーを取り付けていく。 今、あなたにオススメ Recommended by
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