PMI日本支部の部会活動

ポートフォリオ/プログラム研究会

ポートフォリオ/プログラム研究会 会員の新規募集について

2018年1月23日更新
PMI日本支部 ポートフォリオ/プログラム研究会

リーダー

PFMPGM研究会_kawamoto.JPG
2018年度代表: 川本 貴之

【代表からのメッセージ】

 IT分野に限らず、さまざまな業種・職種で活躍されているプロフェッショナルと、最新動向や持論・体験談などを語り合うことができる、とてもアクティブな集まりです。私自身も、多くの人に出会い、貴重な経験をさせてもらっています。

 本研究会の全ての源泉は 『メンバー各自の活動』 であり、アクティブな人種・活動の萌芽・居心地のよい雰囲気 が揃っています。アイデア創出や、悩み解決のきっかけとなり、メンバー活動を最大限に推進・支援する目的で、第2金曜日19:00~20:30にPMI日本支部 にて月例会を開催しています。2018年度は 『刺激を得られる場』 をテーマに、メンバーの実体験(華々しい成功事例よりも、失敗・悩みを中心)に基づいた生々しい話題を持ち寄り、より広い適用領域・より具体的な事例について、意見交換・相談・投げ込みをしています。また月例会後は懇親会(通称“第四WG”)にて、情報よりも意志の共有をはかっています。

 PMBOK® だけではどうもうまく行かないとか、当初握ったQCDを達成する頃にはプロジェクト成果物の価値が評価されないとか、華々しく立ち上がれど自然消滅するプロジェクトだらけであるとか、困っている方いらっしゃいませんか? プログラムマネジメントやポートフォリオマネジメントを導入しようとしているが、社内では話の合う人がおらず、寂しい思いをしている方はいらっしゃいませんか? プロジェクトの上位概念として説明されるプログラム・ポートフォリオのマネジメント手法を学んでみたい方はいらっしゃいませんか?

 ここはそのような人たちが集う場です。ぜひ参加いただき、あなたの思いをぶつけていただき、当研究会に ”刺激” を与えてください。そして実践して得た知見を再び持ち寄っていただければ幸いです。
ご参加をお待ちしております!!

1. 活動の趣旨

 ポートフォリオ/プログラム研究会(以下、本研究会)は、PMI日本支部の研究会活動の一環として、PMI® 標準の一部であるポートフォリオ/プログラムマネジメント標準を共通基盤とし、戦略実行への体系的アプローチについて、メンバーによる自主的な 『研究・応用実践・情報発信・適用支援』活動 を実施しています。

 テクノロジー・経済社会情勢をはじめ、我々をとりまく環境の変化はますます速くなっています。そのなかで社会課題・経営課題に取り組むには、戦略そのものに柔軟に対応する能力・マネジメント活動が重要となります。より ”しなやかな” 戦略実現の処方箋として、本研究会ではポートフォリオ/プログラムマネジメントを軸に、ノウハウや知見をまとめ 『社会課題・経営課題を解決するPM知の普及』 への貢献を目的に活動しています。

2. 主な研究会活動

研究活動

 ポートフォリオ/プログラムマネジメント(以下、PfM/PgM)をより深く理解するため、PfM/PgM標準(第4版)に基づく体系的アプローチの研究や、他標準・ビジネスアナリシス・ベネフィットマネジメント等との関係性について研究するとともに、応用・適用事例の収集を行っています。
 また他団体との連携活動や、メンバー自身によるスタートアップ・所属企業での中期経営計画策定などへのPfM/PgMの応用実践活動を通し、幅広い領域での “経験に基づいた” PfM/PgM知見を獲得しています。
特にスタートアップでは、有志メンバーによるLLP(有限責任事業組合)を設立し、実践のともなったPfM/PgM有用性検証を実施しています。

 2017年はPfM/PgM標準 第4版をはじめとする更新プロセスに積極的に参加し、各標準の公開草案レビュアーリストに当研究会メンバーが多数掲載されました。

 PfM/PgMを分野・業界さらには職種・職位にかかわらず一般的なスキルとして捉え、「× something」で実践・活用・研究活動を行っています。下図はほんの一例です。


123.jpg

情報発信活動

さまざまな機会で、ポートフォリオ/プログラムマネジメントに関する情報発信を行っています。

1)PMI日本フォーラム2017
 以下の発表を行いました。
 ● インドと日本のプロマネ現場の違いと、そこから感じた危機感、必要だと感じるアクション(A-1)
 ● 不動産管理(賃貸物件オーナー)へのPFM・PGMの導入の可能性(A-2)
 ● 土壌汚染地に最適なマネジメントを考える!(A-3)
 ● ポートフォリオ最適化、プロジェクトリスク評価、機械学習を適用して成否の予測(A-4)

2)本研究会が主催した最新イベント

 体験者が語る PfMP®(ポートフォリオマネジメント・プロフェショナル)受験対策セミナー ~ PMP® が目指すべきネクスト・キャリア ~

 PfMの概念普及・戦略実現スキルの向上を目指される方々を支援するために、当研究会メンバである講師自身がPfMP®資格を取得する過程で得た経験を基に、受験に向けての注意点を概説するとともに、改めて認識したPMI標準の「奥深い魅力」をお伝えしました。
 下記に、開催案内・結果報告・ビデオ公開しておりますので、ぜひご覧ください。

 <開催案内開催報告ビデオ公開

フォーラムやセミナー、日本支部 設立20周年記念事業などの場を通じて、積極的に情報発信を図って行く予定です。

連携活動

PMI内外の機関と活発な連携活動を実施していきます

1)ポートフォリオ/プログラムマネジメント標準第4版プロジェクトへの協力
2)慶応義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科との研究協力
3)内閣府ImPACTプログラムとの協力
4) 大手企業(製造・ITほか)のポートフォリオ/プログラムマネジメント社内普及活動への協力
5) PMI内外の研究会への出前講演

111.png

月例会

PFM.jpg

PMI日本フォーラム2017での発表

113.jpg

研究会合宿@軽井沢

3. 活動から得られるメリット

  •  ポートフォリオ/プログラムマネジメントや関連する経営手法に関して、最新かつ実践的な知識を得る機会があります。
  •  自らの知識や経験を、研究会活動成果物に反映させることができます。
  •  オーナー・ベンダー・コンサル等、さまざまな立場にあるPM有識者とのネットワーク構築の機会があります。
  •  活動実績に応じて、ギブバック活動などの PDU が得られます。

4. 研究会開催予定

 定期会合は、原則 月1回 第2金曜日 に PMI日本支部セミナールーム にて実施します。
 時間は 19:00 ~ 20:30 。 
 
 月例会終了後、続いて懇親会(通称"第四WG")でも語り合っています。
 
 ※首都圏以外・海外でも、Skype・電話会議での参加が可能です。
 ※参加希望の方には直近の開催予定をお知らせします。

5.募集要領

応募資格

  • PMI日本支部会員の方で、本研究会に興味をお持ちの方は原則どなたでも歓迎いたします。

6. 問合せおよび申込み先