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要点をざっくり
- 島牧村で26日に熊が出没しました。
- しかし、ハンターが出動しています。
- 確か、ハンターはもう出動しないはずでは?と思い、島牧村役場に聞いてみました。
島牧村ではハンターが出動中
連日熊が出没している北海道・島牧村で、26日もハンターの目の前にクマが現れ、警戒が続いています。
26日午後8時40分ごろ、島牧村で、警戒中のハンターの目の前に熊が現れたとのことです。
参照:UHBニュース
島牧村では、夜間の発砲の許可が下りていないので熊を撃つことができないということですが、確か熊が出てもハンターは出動しなかったはずでは。
もしかしたら、猟友会と村は「報奨金」の件で和解したのでしょうか。
島牧村役場に電話をして聞いてみました。
ハンターは出動しているが「報奨金」の額が決まっていない
島牧村役場に電話で聞いたところ、
「村としては猟友会に警戒を依頼しているが、報奨金についてまだ宙に浮いている状態」
とのことでした。
ハンターは出動していますが、払うお金はまだ決まっていないということのようです。
明日、村では「協議会」を開き、「報奨金」も含めた今後の対策を話し合うことにしているそうです。
私は、報奨金もそうですが、夜に熊を撃てないという規則も変える必要があると思います。
参照:UHBニュース
熊は思った以上に頭がいいので、箱わなを設置しても「わな」にはかかっていないですし、基本的に活動するのは人目のない夜間が多いです。
参照:UHBニュース
そのうちばったり夜に熊に遭遇して、人が襲われないとも限りません。
26日の夜中には人家に
26日には熊が住宅にも出没しています。
クマの被害があったのは、北海道島牧村の住宅です。26日午前6時半すぎ、住人が家の外に出たところ、倉庫の前にごみが散乱し、閉めていたはずの引き戸が開いていました。引き戸はクマが開けたとみられ、倉庫の中の生ごみが荒らされていました。
「(引き戸は)きれいにここまで開いていた。こんな状態だった」(住人)
TBSニュースから引用
参照:TBSニュース
これ以上、ゆっくりしてはいられません。
人喰い熊は味をしめるという事実
北海道では有名な『三毛別羆事件』のように、一度人の味を覚えた熊は「人喰い熊」となり、村は大惨事に見舞われます。
参照:苫前町HP
確かに今まで1000万円以上のお金が猟友会に払われていますが、冬になれば熊は冬眠するのでそれまでの辛抱です。
村で予算がきつければ、道にも働きかけ早急に猟友会と妥協点を見出すべきだと思います。