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2018.10.1 COLUMN
Riot Gamesとしては小さな会場で行うことで、「選手とファンの距離を縮める」ことを目標に掲げていたようですが、それ以上に「ファン同士の結束を高める」という効果があったように思います。もちろん、選手との距離が縮まったことによってコアなファンが増えた結果ではあると思いますが。
先日行われた決勝戦ではひいきチームの競技席の前に自然とファンが集まり、半分から左は青一色で右は一面ピンクと、チームカラーに合わせてきれいに分かれていたことに大変感動しました。ファンの寄せ書きを集めて横断幕を作ったり、決勝戦用の応援グッズを配ったり、韓国では当たり前だった「ファンダム」をついに日本でも目撃することとなったのです。
もちろん、決勝戦はもっと大きな会場でやってほしいという要望も十分理解できます。大事な決勝戦だからこそ、どのチームが出場することになっても観たいという心理はやっぱりあると思います。ですが、仮に大きな会場でやっていたら、果たしてここまでのファンの団結力が生まれていたかどうかは疑問です。
とは言っても正直、もっと多くの人にこの雰囲気を味わってほしかったという気持ちはあります。この「ファンダム」はもはや60人規模で収まるレベルではないと思うからです。せめてパブリックビューイングを訪れた人数ぐらいの規模はあっても、「ファンダム」は埋もれず維持できたのではないかな、と。でもそれは、もしかしたらRiot Gamesの「嬉しい誤算」だったのかもしれません。そんなLJLが次に目指すものは何なのか、今後の展開に期待したいところです。
ちなみに、この決勝戦で勝利したDetonatioN FocusMeは、10月1日(月)から韓国で開かれる「WCS(World Championship)」に出場します。彼らのファンは絶対に精一杯応援すると思いますが、たとえほかのチームのファンであったとしても、国際大会では日本代表となったDetonatioN FocusMeを応援できる成熟した「ファンダム」であるといいなあと思っています。私も現地へ飛んで取材をしますので、みなさんどうぞお楽しみに!
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