トップ > 中日スポーツ > ドラゴンズ > ドラニュース一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【ドラニュース】

  • ニュース
  • 順位表
  • 日程
  • ドラ番

岩瀬、1001試合登板 天国の仙さんもきっと「よう頑張った」と

2018年9月30日 紙面から

中日-阪神 9回表1死、1001試合目の登板をした岩瀬は藤浪に1球目を投げる=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)

写真

 黄金リレーで踏んだマウンドが、レジェンド左腕の1001試合目だった。「浅尾に代わりまして、岩瀬」。それは一時代、勝利宣言に等しいコールだった。

 9回1死で、藤浪に1ストライクからの2球目を右前に運ばれお役御免。「酷なこと言うよね。体はきついよ、“今日の今日”なんだから。結果は、点、点、点(…)って感じだけど、タク(浅尾)がそうしたいって言うんだから」と笑いながらボヤいた。

 かわいい後輩の最後のおねだりだったからこそ、疲れ切った体にムチを入れた。「浅尾になら気持ちよく抑えの座を譲れると思っていた。特別な存在」。バトンを引き継ぐときはマウンド付近で浅尾と抱き合った。

 28日の通算1000試合登板は「これまでの節目と全く意識が違った」。1点リードで久しぶりの抑え。それだけでも体の負担が大きかった上、記者会見が終わった後は、そのままテレビ6局の収録を次々とこなした。球場を出たのは日付が変わった午前1時だった。

 だから、昨日の今日ではなく「今日の今日」。おまけに興奮状態で寝付けず、睡眠3時間ほどで目が覚めてしまった。ナイター翌日のデーゲームで、体のケアもほとんどできなかった。

 

この記事を印刷する

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ