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根尾争奪戦 竜の恋人V弾&150キロ

2018年10月2日 紙面から

下関国際-大阪桐蔭 先発し5イニング無失点の大阪桐蔭・根尾(板津亮兵撮影)=福井県営球場で

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 根尾大争奪戦の様相だ。中日が今秋のドラフトで1位指名する方針の大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)が1日、福井国体の特別競技として福井市の福井県営球場で行われた高校野球硬式の1回戦に出場。下関国際(山口)戦の2回に高校通算32号の決勝2ランを放てば、先発でも5イニング3安打無失点で勝ち投手となった。そんな二刀流の可能性も秘める逸材に、最低でも中日含め5球団のドラ1最有力候補に浮上。“根尾狂騒曲”はさらに加速しそうな雲行きだ。

 この日、根尾のプレーを視察に訪れた球団は台風24号の影響でJR北陸線のダイヤが乱れたことがあり、中日と阪神の2球団。しかし、他球団が手をこまねいているわけではない。中日・中田宗男アマスカウトディレクター(SD)は他球団の動向をこう予測した。

 「走攻守トータルで見てみると、一番いいのはやっぱり根尾。競合するのは間違いないと思っていたが、もしかしたらドラフトの時は1番人気になるかもしれないね」

 中日は根尾が岐阜出身の背景もあり、早々とドラフト1位指名する方針を確認。ただ、もはや競合はおろか大争奪戦は避けられない状況だ。

 青木、雄平、坂口らレギュラーが高齢化するヤクルト、さらに清宮との二枚看板を想定する日本ハム。広島は遊撃手・田中の後継者として根尾の指名に含みを持たせ、阪神も同じ大阪桐蔭の藤原より根尾を最上位の指名候補のリストに入れた。現段階でも最低5球団でここにきて、さらに争奪戦が激化の様相だ。

 

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