8月に娘と登山してから山の面白さに目覚め、この間の連休にまた行ってきました。
今度は前より標高も高い山に挑戦。一日がかりです。
前回、頂上でお昼になりましたが、頂上にいる私たち以外の人全員がカップ麺を食べているのに驚きました。
いまや登山の常識なのか? それにしても…お、おいしそう。とっても。
ということで、今回は山道具屋さんに行って簡単に扱える湯沸かしの道具を買ってきました。
ガスを使うのですが、約1リットルのお湯が1~2分で沸くという優れもの。
実は私はこういう器具の扱いがとても苦手です。よく意味が分からない感じ。
山であたふたするのは目に見えていたので、うちの庭で練習しました。
本当にあっという間にお湯が沸くのでびっくり! 2年前に亡くなった、山が大好きだった父に見せたかったなあ。
あいにく、山頂は立っているのもやっとな程の強風で、お湯を沸かすどころか「高い山ってやっぱり厳しい」と思い知らされたのですが、すぐ下にある無人小屋の中で無事食べることができました。
気圧なのか、体調なのか、カップ麺は下界で食べるよりもずっとずっと沁みる味でした。
「あれ、いいなあ」
向かい側で魔法瓶のお湯でカップ麺を作っていたグループが言い合っているのが聞こえました。
登山だけではなく、災害時の自宅でも便利に使えるかもしれないなあと思いました。専用の小型ガスボンベをもう一つ買っておいてもいいかもしれません。
へとへとになっても、翌日の筋肉痛が激しくても、なぜかまたどこかの山に行ってみたくなる…不思議です。
不思議と言えば、小屋で知り合った高知から来たという70歳前後の8人グループに「ほほほほ」「しっかりー」と余裕で追い越されてしまいました。
物凄い体力。登山を続けていればいつかあんな風になれるのでしょうか。リスペクトです。