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輪島市河井町の重蔵神社で30日、子どもの健やかな成長を祈願する「のと泣き相撲」が行われ、子どもたちが元気いっぱいの泣き声を響かせた。
昨年に続いて2回目となる今年は、県内の2歳未満児9人が参加した。地元の太鼓団体「輪島・和太鼓虎之介」の演奏が雰囲気を盛り上げる中、鉢巻きと化粧まわしを着けた赤ちゃんが、拝殿内に設けられた特設舞台へ母親に抱かれて土俵入りした。
虎之介の指導者である出坂孝志さん(50)=同市=が行司役を務め、大声や身ぶり手ぶりで驚かせ、泣き声の大きさや表情の愛らしさなどで競った。
横綱は山口愛莉ちゃん(1)=穴水町河内=に決まり、母親の千鶴さん(36)は「元気にのびのび育ってほしい」とほほ笑んだ。