Mednafenの使い方

下の説明なんか読まなくても、こちらのサイトで公開されているランチャーを使えば、簡単に設定が出来ます。よってこのページを見る価値はあまりありません。


まずは、mednafen.exeを起動します。すると、フォルダとcfgファイルが生成します。
それから、mednafen.cfgを、メモ帳(Notepad)ではなく、Wordpadで開きます。次のような設定項目が あるので、好きなように設定をして下さい。普通は、半角の数字を記述して設定します。 項目の検索には、Wordpadの検索機能を使って下さい。

設定例

数字を書く時
gb.xres 800

fs 1

パスを書く時
pce.cdbios C:\dokoka\tekitou\cdbios file.xxx (注釈:拡張子は知らないので適当にxxxとしました)

設定項目一覧

見方

nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].xresはnes.xresとgb.xresとgba.xresとlynx.xresとpce.xresとngp.xresをまとめて表したものです。
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].xresで検索しても、見つかりませんので気をつけて下さい。
x[y]や1[2]も同様に、「xとy」や「1と2」をまとめて表しています。

全機種共通

設定項目名内容
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].xscale横方向拡大率
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].yscale縦方向拡大率
fsフルスクリーンモード(0…無効,1…有効)
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].xresフルスクリーン時横方向解像度
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].yresフルスクリーン時縦方向解像度
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].x[y]scalefsフルスクリーン時横[縦]方向拡大率
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].stretchフルスクリーン時画像引き伸ばし(0…無効,1…有効)
dfmd5MD5ハッシュをセーブファイルの名前に使う(0…無効,1…有効)
ffspeed早送り時何倍速にするか
fftoggle早送りキーをトグルにする(0…無効,1…有効)
ffnosound早送り時消音(0…無効,1…有効)
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].videoipバイリニア補間(0…無効,1…有効)
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].scanlinesスキャンライン(0…無効,それ以外…100%-(100%/記述した値)の明るさ)
nes[gb,gba,lynx,pce,ngp].special画像フィルタ、使用するフィルタ名を記述。
サポートしているのは、hq2/3/4x, scale2/3/4x, nn2/3/4x, nny2/3/4x
noneか0と記述すると無効
doublebufダブルバッファ処理、機能しない時はvdriverの設定を変えて下さい(0…無効,1…有効)
autosaveステートセーブをゲームの開始時/終了時に、自動的に読み込む/保存する(0…無効,1…有効)
snapnameスナップショットのファイル名の付け方を(より多く保存できるものに)変える(0…無効,1…有効)
soundサウンドを鳴らす(0…無効,1…有効)
soundrateサンプリングレート(単位はHz)
soundvol音量
soundbufsizeサウンドバッファサイズ
pce[gba,gb,nes,ngp].forcemonoモノラルサウンドを強制(0…無効,1…有効)
autofirefreq連射キーの連射数(一秒に60回/(記述した値+1) 0を記述すると無効)
analogthresholdアナログ軸の感度(%指定)
ckdelayリセットなど、不意に押すと危険な機能を持つキーは、指定した時間押し続けないと機能しないようにする(ミリ秒単位で指定)
nothrottleサウンド無効時のスピードスロットルを無効(有効ではない!)にする(0…無効,1…有効)
vdriverビデオドライバーの設定(0 = OpenGL + SDL, 1 = SDL framebuffer)
SDL framebufferでは、バイリニア補間とLynxスクリーン回転は利用不可

NES専用

設定項目名内容
nes.fnscanROMのファイル名の(U), (J), (E)で、NTSC,PAL形式を切り替える(0…無効,1…有効)
nes.input1[2]ファミコンの1[2]P用コントローラー差込口に差し込まれている装置の名前を記述
"none", "gamepad", "zapper", "powerpada", "powerpadb"が記述できる
nes.fcexpファミコン拡張ポートに差し込まれている装置の名前を記述
"none", "shadow", "arkanoid", "4player", "fkb"が記述できる
nes.ntscblitterNTSCフィルターを使用(0…無効,1…有効)
nes.clipsides画面の両端を切り取る(0…無効,1…有効)
nes.no8limスプライト制限解除(0…無効,1…有効)
nes.nofsfour scoreエミュレーションを無効にする(0…無効,1…有効)
nes.ggゲームジーニーエミュレーションを有効にする(0…無効,1…有効)
nes.ggromゲームジーニーのROMのパス
nes.cpaletteパレットファイルのパス
nes.palPALエミュレーション、無効時はNTSCエミュレーション(0…無効,1…有効)
nes.slstart(PALエミュレーションが無効の時)NTSC形式でエミュレートされる最初のスキャンライン
nes.slendNTSC形式でエミュレートされる最後のスキャンライン
nes.slstartpPAL形式でエミュレートされる最初のスキャンライン
nes.slendpPAL形式でエミュレートされる最後のスキャンライン

PCE専用

設定項目名内容
pce.forcesgxSuperGrafxのエミュレーションを強制(0…無効,1…有効)
pce.ocmultiplierCPUの処理速度を上げる(実機の何倍にするかを記述、1から動かさない方がよい)
pce.cdspeedCDのデータの転送速度を上げる(実機の何倍にするかを記述、1から動かさない方がよい)
pce.nospritelimitスプライト制限解除(0…無効,1…有効、解除しない方がよい)
pce.cdbiosCD BIOSのパス
pce.adpcmlpローパスフィルター(0…無効,1…有効)

ゲームの起動

ROMをmednafen.exeのアイコンにドラッグ&ドロップして読み込ませ、F3キーを押して、1P用 コントローラー設定をします。
nesやpceの2Pコントローラー設定用のキーは、ドキュメントの 対応する機種の部分を参照して下さい。
コントローラー設定は、一つのボタンを、最大で4つのキーボードのキー/ジョイパッドのボタンに割り当てられます。連続して同じキー/ボタンに 割り当てると、次のボタン設定に移れます。

備考

GB模擬器さんで公開されているフロントエンドを使用すれば、簡単にROMの起動ができます。

ホットキー

ステートセーブ等には、ホットキーを使用します。

基本ホットキー一覧

ホットキー機能
F5ステートセーブ
F7ステートセーブのロード
0-9ステートセーブ用のセーブスロットの選択
-ステートセーブ用のセーブスロットの番号を減らす
=ステートセーブ用のセーブスロットの番号を増やす
Shift + F5ムービーの記録
Shift + F7ムービーの再生
Shift + 0-9ムービー用のスロットの選択
ALT + AALT + Aを押すたびにフレームが少しずつ進むモードに入る
ALT + RALT + Aを押すたびにフレームが少しずつ進むモードを終了する
F1600フレーム(約10秒)巻き戻し機能を有効にする、デフォルトでは無効
Backspace巻き戻し
F9スクリーンショット保存
Alt + Enterフルスクリーン有効/無効切り替え
Ctrl + 1からCtrl + 9レイヤー表示/非表示切り替え
~早送り
注:日本語キーボードだと押せないので、コマンドラインから違うキー/ボタンに割り当てましょう
F10リセット
F11ハードリセット
F12終了

備考

もしホットキーをカスタマイズしたい時は、次のどちらかの手順に従って下さい。

その1:ゲーム中にF2キーを押し、メッセージが出た後に、 割り当てたい機能を現在持っているキーを押します。後は、コントローラーの設定と同様にして、 ホットキーの割り当てができます。

その2:コマンドラインから、

cd "mednafen.exeのあるフォルダのパス"

と記述し、Enterキーを押して入力します。パスは「"」でくくって下さい。


注意:
MednafenがD:ドライブ等にある時は、cd "mednafen.exeのあるフォルダのパス"を入力する前に、

D:

のように、ドライブレターを入力する必要があります。


その後、付属テキストの"Command-line"の"-ckconfig x"を参考にして、

mednafen -ckconfig fast_forward

のように入力します。 設定ウィンドウが立ち上がるので、コントローラーの設定と同じようにして、ホットキーの割り当てをします。

CDの起動

pceのCDを起動するには、まずコマンドラインから、

cd "mednafen.exeのあるフォルダのパス"

と記述し、Enterキーを押して入力します。パスは「"」でくくって下さい。


注意:
MednafenがD:ドライブ等にある時は、cd "mednafen.exeのあるフォルダのパス"を入力する前に、

D:

のようにドライブレターを入力する必要があります。


その後、

mednafen -loadcd pce "cueシートのパス"

と入力します(パスは「"」でくくって下さい)。"cueシートのパス"を入力しないときは、ディスクドライブの CDが読み込まれます。cue以外の仮想ディスクが読み込めるかどうかは知りません。

トップへ戻る