技術書典5における、おもしろそうなサークル10選


こんにちは、ななうみです。
先日、技術書典5において僕が頒布する本の紹介をさせていただきましたが、今回は技術書典5に参加される方の中から、おもしろそうな頒布物のあるサークルを紹介したいと思います。
完全に独断と偏見であること、僕の好みがかなり反映されていることをご承知おきください。

代表1人の小さい合同会社の作り方

60ページ / 1000円
【あ05】データリファイメント

データリファイメントさんの「代表1人の小さい合同会社の作り方」という本がおもしろそう。
個人事業主と合同会社のメリットとデメリットの比較や合同会社の設立手順など、本当に合同会社の作り方がガイドされている本になっているかと思います。
これから事業を起こしたい人、すでに起こしていて個人事業主から法人成したい人などが手に取るのにちょうどよい1冊かなと思います。

詳細は以下の記事をご覧ください
技術書典5(10/8@池袋)で「kaggleのチュートリアル第2版」と「1人合同会社の作り方の本」2冊をだします(随時更新)

pixiv PAYの薄い本

34ページ / 600円
【ス03】pixiv PAY事務局

pixiv PAY事務局さんの「pixiv PAYの薄い本」は、イベント向け決済アプリ「pixiv PAY」を支える技術についてまとめた本らしいです。おもしろそう。
最近、フィンテックとか言われている金融+技術界隈が盛り上がっていますが、その技術側面を除くことができそうですね。
エンジニアの方であればスキルアップやキャリアを考えるきっかけにもなるかと思います。

マンガ:告白に学ぶHTTPステータスコード 〜エラー編〜

52ページ / 1000円
【あ20】湊川あいの、わかば家。

湊川あいの、わかば家。さんの「マンガ:告白に学ぶHTTPステータスコード 〜エラー編〜」はWeb屋必見のおもしろさがありそうです。
マンガなので、コミカルにエラーに関する情報を学ぶことができそう。403 Forbiddenや404 Not Found、503 Service Unavailableといったなじみのあるコードや変わり種のコードも紹介する模様。
このサークルさんは既刊も豊富で、GoogleAnalyticsの本やGitの入門書などもあるようなので、足を運ぶ価値が十分にありそうです。

紹介した本の元ネタはこちらだそうです。
20171005 告白に学ぶ http status code

Effective肉と酵素

ページ数、価格不明
【う20】肉と鍋

肉と鍋さんの「Effective肉と酵素」の本は技術書典の中でも食の技術に着目した本。
酵素の構造・作用の仕組みからプロテアーゼの調理への応用まで幅広く解説するフルスタック酵素本になる予定とのことで、肉を調理する人や自宅でおいしい肉料理をつくりたい人におすすめの1冊になりそうです。
既刊も2冊(どちらも肉関連)でているので、そちらもおもしろそうでした。

ブックパッチ

ページ数、価格不明
【き16】Goodpatch Inc.

Goodpatch Inc.さんの出す本「ブックパッチ」は詳細な内容が見ていながら個人的に注目しています。
Goodpatchを支える技術と、社員の持っている仕事に関係ない知識を含めた本ということで、どんな内容の本になるのかふくめて楽しみです。
デザインが優れた会社として有名なので、本のデザインも小綺麗にまとめたものを出してくるかもしれませんね。デザイナー目線として気になっているところです。

株とPytnonでお金儲けを目指す本

84ページ / 1000円
【け02】電脳律速

電脳律速さんの「株とPytnonでお金儲けを目指す本」はタイトルからして気になる1冊です。
新刊は「FPGA×仮想通貨」ということで、こちらもマネー関連の本ですね。
技術を使ってお金を増やす仕組みやモデルをシミュレーションする話みたいですが、精度の高いものが仕上がればうまく資産を増やすことができそうですね。

Raspberry Piのスマートホーム本

ページ数、価格不明
【お04】yagi.tc

yagi.tcさんが出す「Raspberry Piのスマートホーム本」がおもしろそうです。
内容の詳細はわからないのですが、Raspberry Piを使って工作するのは純粋に楽しそうですし、スマートハウス化で日常生活が楽になるかも?という期待もあって楽しみにしています。
スマートホームを自作するための方法解説ということが書いてあったので、具体的な手法について学べそうです。実用的だと嬉しいですね。

行くぜっ!僕らのLive2D Cubism SDK

60ページ / 1000円
【か46】トゲトゲ団

トゲトゲ団さんは「行くぜっ!僕らのLive2D Cubism SDK」を頒布するそうです。
Live2Dの解説本ということで、今後イラストを動かしてみたいという人にうってつけでしょう。
既刊としてUnrealEngine 4関連の本もあるので、ゲーム開発者にとっても学びのあるサークルと言えるのではないでしょうか。

技術書を書く人のための得する制度、損する行動

52ページ / 500円
【か80】増井技術士事務所

増井技術士事務所さんの「技術書を書く人のための得する制度、損する行動」と言う本が気になっています。
制度を知っているかどうかで、得をするか損をするか決まるなら、得をするように制度を活用していきたいですよね。
副業やフリーランスとして働く人に知ってほしい、制度まわりの知識を得られる本になっているようです。

ニキシー管制御技術

ページ数、価格不明
【け67】黒井電波

黒井電波さんが作る「ニキシー管制御技術」も興味があります。
ニキシー管ってかっこいいですよね。某アニメに毒されてからかなり好きになってしまいました。
制御技術ということで、扱いが難しいのかもしれませんが知っていればニキシー管を使ったかっこいいアイテムを作れたりするかもしれません。

最後に

このほかにも、技術書典5には多数のおもしろそうな技術書を出しているサークルさんが参加します。
僕には理解できない超難易度の本を出される方もいる(わからなすぎて紹介できませんでした)ので、興味のある方は技術書典5に足を運んでみてください。

なお、僕のサークル「SIGNIA」でもデザイン関連の本を頒布します。
詳細はこちらのページで紹介しているので、よかったらチェックしてみてくださいね。
技術書典5で頒布する「機能するUIを作れるようになる本」を作成しました