「トーコタンとっことっこ常滑~♪」
「常滑大好き~♪(低音)」
そんなCMソングをご存知ですか?
トコタンとは、愛知県常滑市を代表するマスコットキャラクター。
そして常滑市は、愛知県の知多半島に位置する市。
伝統産業の「常滑焼」が有名であり、近年では中部国際空港(セントレア)が開港したことでも有名です。
古い良さと新しい良さが同居する常滑市に、グリが初めて足を踏み入れました。
1ヶ月ほどたって、クレジットカードにもすっかり慣れてきました。
今回訪れたのは常滑市!
愛知県民にとっては先述のCMでなじみ深い市ですが、実はグリが常滑市に行くのは今回が初めて。
常滑市をキャッシュレスで楽しむことはできるのでしょうか?
今回の旅のお供も楽天カードです。
(画像はMastercardですが、僕が持っているのはJCBです)
それでは今回もグリの旅路を見ていきましょう!
最寄り駅~常滑市
まずは常滑市に行かなければ始まりませんが、大まかな流れは前回の日間賀島旅行とほぼ同じです。
まずはTOICAを使って、みんな大好き名古屋駅に向かいます。
今回は時間とお金の節約のために朝食を食べてきたので、マクドナルドには行かず。
その後は名鉄常滑線に乗ります。
運賃は片道660円で、所要時間は30分ほど。
(画像は犬山行ですが、実際は中部国際空港行です)
前回もご紹介したように、名鉄で使えるクレジットカードは「名鉄ミューズカード」と「メディアカード」の2種類のみ。
今後もこの企画を続けるなら、グリもどちらかのカードを作ったほうがいいかもしれませんね。
【キャッシュレス:1勝1敗】
常滑駅~ボートレースとこなめ
ほどよく電車に揺られたところで、常滑駅に到着です。
(画像は常滑駅のロータリーにある、謎のピラミッド型のオブジェ)
まずは西のほうに向かって歩きます。
常滑市には高い建物が少ないのか、広々とした青空が広がっていました。
そして最初にたどり着いたのが「ボートレースとこなめ」です。
ボートレースの「ボ」の字も知らないグリですが、せっかくだからと入ってみることにしました。
入場料は100円で、駅の改札機のようなゲートに100円玉を入れます。
当然クレジットカードは使えません・・・。
開場したのが1953年というだけあって、全体的に古めかしく歴史を感じさせます。
場内には出走表などを手にしたアツい男たちがひしめいています。
年配の男性が多いですが、若い男女や家族連れなども意外と多いのが印象的です。
賭け事に興味がなくても、純粋にレースが楽しめるというわけですね。
場内のいたるところには投票所やモニターなどがありますが、それ以外にもカフェやラーメン屋なども入っています。
1階と2階の間には常滑焼の大皿やボートなどが展示されていました。
初めての競艇場の散策を終え、いよいよレースが始まります。
前述のようにボートレースの知識がないので、今回は舟券を買わずにレースを見守ります。
ちなみに、舟券の購入にクレジットカードは使えないようです。
(レースは撮影できなかったので、写真素材で雰囲気をお伝えします・・・)
実際のレースを見て感じたのは、ボートの爆音です。
飛行機のような爆音を上げながら、水切りの石のように水面を駆け抜けていきます。
直線で身をかがめて進む姿は、さながら矢のようです。
レース1本はほんの2分ほどで終わりました。
賭けている人は多かったですが、あまり一喜一憂せず次のレースを待ち構えていました。
【キャッシュレス:1勝2敗】
めんたいパーク
レースを見終えた後は、今回の旅の本命である「めんたいパークとこなめ」に向かいます。
めんたいパークとは、かねふくが運営している明太子テーマパーク。
常滑市以外にも大洗・三田・大阪・伊豆にあります。
ここでは明太子の工場見学、明太子の勉強、明太子のお土産を買うことができます。
常滑市の西のほうには広い土地が広がっており、めんたいパーク以外にはコストコやイオンモール常滑店などが鎮座しています。
広い茂みの向こうにコストコ、そして赤いめんたいパークの一部がのぞいていますね。
少し歩くと到着です。
駐車場ではタラコン博士(右)とタラピヨ(左)が迎えてくれます。
そしてめんたいパークの上には超大型明太子。
このサイズの明太子を駆逐するには何年かかるのでしょうか?
中に入ると、自動販売機まで明太子です。
パーク内にはこのように明太子と、かねふくのCMにも出演している氷川きよしさんがいろんなところにいます。
パーク内をズンドコ進んでいくと「めんたいミュージアム」に入ります。
入場料は無料で、明太子や親のスケソウダラなどの生態などを学ぶことができます。
子供たちが遊べるスペースもあるので家族連れにもおすすめですね。
こちらは動画でスケソウダラの漁や、明太子を作る工程などを見ることができます。
zzz…。
さらに奥に進むと明太子の工場見学ができます。
白衣とエプロンに身を固めた方々が手際よく明太子を作っているのを間近で見られます。
さらに奥では出来立ての明太子を試食できます。
やっぱり美味しい!
一通り見終わった後はフードコーナーへ。
ここでは出来立ての明太子を使ったジャンボおにぎりや肉まんなどを食べることができます。
そしてグリが注文したのは「明太ソフトクリーム」でした。
ご覧の通り、ソフトクリームに明太子のつぶつぶが見え隠れしています。
スプーンを使わず豪快にかぶりつくグリ。
と思っていると、のどの奥から感じる若干のヒリヒリ感。
明太子はひっそりと、しかし確実にグリの舌を刺激していたのでした。
甘辛い思い出ができたところでお土産を購入します。
購入したのはこちら。
上から順に食べる明太子ラー油・明太子入りの魚肉ソーセージ・明太ぶたまん・いわし明太です。
(左上の明太子味ポテトチップスは福引でもらいました)
肝心のクレジットカードですが・・・使えませんでした。
ひとつひとつの商品は量が多い分値段が張るので、たくさんお買い物をするなら現金を多めに持っていきましょう。
買い物も済ませて外に出ると、明太子のようにつぶつぶの雲が浮かんでいました。
もう秋なんですね。
【キャッシュレス1勝3敗】
やきもの散歩道
時刻は15時ほど。
両手に荷物を抱えながら、最後は常滑らしく常滑焼を見に行きます。
常滑駅の東側には「やきもの散歩道」という道があります。
陶磁器会館を中心にいくつかのルートがありますが、今回は時間がなかったので適当にぶらぶらと歩くことにしました。
とこなめ招き猫通りです。
ここには約50体の招き猫が置かれていて、「健康長寿」や「家内安全」といったご利益をモチーフにした招き猫が手の届くところに並んでいます。
しかし、ひときわ異彩を放つのがこちら。
その日、人類は思い出した。
まさに超大型招き猫のように見えますが、その実態はこのようになっています。
このように、首から上だけなんです。
それでも高さ3.8メートル、幅6.3メートルという大きさです。
(手前にいるのは焼き物の普通サイズの猫です)
名前は「とこにゃん」。
すぐ近くの歩道橋から間近で見ることができます。
散歩道を歩いていると、このように土管やレンガの煙突などが見られます。
今は使われていないようで写真のように老朽化しているものが多いですが、あちこちに何本も見られるので、それだけ窯業が盛んだったとうかがい知ることができますね。
こちらは常滑市のマンホールです。
中央の模様は、はじめはよくわかりませんでしたが、おそらく煙突なんでしょうね。
・・・と思いきや、本当は常滑市の「常」の字を図案化したものなんだとか。
(しかもこの写真は上下逆のようです・・・)
ちなみに、近くに中部国際空港があるので、運がよければ近くで飛行機を見ることができます。
ちょうど雲の切れ間から差し込む光と飛行機が重なる瞬間を捉えることができました。
時間と体力の都合で、観光は夕方に切り上げて帰宅することにしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分なりに常滑市を堪能してきました。
結果的にキャッシュレスは1勝3敗と振るわない結果となりました。
しかし、めんたいパークは無料で回ることができますし、やきもの散歩道も道を歩くだけなら無料です。
ボートレースとこなめは100円で入場できますし、キャッシュレス以前にお金をあまり使わず観光することができます。
今回は「キャッシュレスに挑戦!」というよりただの観光になってしまいましたが、アクティブな方はもっと幅広く回ってみてはいかがでしょうか。
[最終更新日]2018/10/01