第1回 作戦立案

第1回ということで、MISSIONの中で最初にプレイヤーがしなければならない作戦の立案について説明していきたいと思います。作戦の立案といってもたいしたことではなく、部隊の作戦地域への侵入時刻、侵入方法、侵入方向などといった物を決めるだけなのであまり難しく考える必要はありません(デフォルトのままでもかまわないですし)。ただし、この作戦立案に失敗するとかなりの苦戦を強いられたりする事もあるので、適当に決めてしまう事の無いようにしましょう。

 まずはシリーズ共通の部分から見ていきましょう。作戦の立案をする前にやっておきたいのが状況確認、目的の確認、敵の兵力の確認、地形の確認です。状況、目的がわからないと作戦が開始されてから困ることになりますし、兵力の確認をする事によって、榴散弾と徹甲弾の比率(PD2(+’)とADPD2のみ)、持っていく弾薬の量の調整などが効率的に出来ます。特に榴散弾、徹甲弾の比率はMISSIONの成否にもかかわってくる可能性があるので、敵兵力はしっかり確認しておきましょう。
 もうひとつ、地形の確認ですが、PDでは高低差を上手く利用するというのが有利に戦う上での重要なポイントになります。そのため、高地に部隊を展開出来るように進行ルートも頭に入れつつ侵入方向を決めるようにしたい所です。なので、地形をあらかじめ頭に入れておくようにしましょう。

 続いて、PD1、PD3における作戦立案について説明します。PD1、PD3ではいくつかある作戦プランの中から1つを選ぶ、という方法で作戦を決定します。プレイヤーの自由度はかなり低い反面、どれを選んでもクリア不能になるといったことは無いでしょう。ただ、プランによっては難易度ががらりと変わる可能性もあるので、目的、敵兵力、地形を頭に叩き込んだ上で最良と思えるプランを選択しましょう。人によってプレイスタイルが違うのでどのプランが良い、とは一概に言えないので自分が良いと思ったものを選択しましょう(僕の攻略もあくまで一例ですので)。

 次にPD2(+’)、ADPD2、PD4における作戦の立案です。こちらのタイプはプレイヤーの自由度がかなり高いです。そのため作戦を考える楽しみというのをたっぷり味わえるんですが(侵入方向、方法などを決める程度ではありますが)、反面、立案に失敗すると にっちもさっちも行かなくなる可能性があります。また、作戦の立て方によってMISSIONの難易度がかなり上下します。難しいと思っていたMISSIONがちょっと侵入方向を変えただけで簡単になった、なんてこともあります。いろいろと試してみると良いでしょう。
 こちらのパターンでの作戦立案では通常降下と強襲降下の場合の侵入方向、高々度降下の場合の降下ポイントの決定が一番重要になってきます。高低差MAPを見て目的ポイントの位置を考えながら、どこから侵入してどこに降りれば有利に戦えるのかをよく考えて決めるようにしましょう。

 次に、さっきから出てきている降下方法について説明しましょう。降下方法には通常降下、強襲降下、高々度降下の3種類があります。それぞれの特徴をまとめてみると、

通常降下
一般的な降下方法。侵入方向を決定する必要がある。MISSION開始後の降下フェイズで降下位置を決定する必要がある。敵が輸送機の侵入ルートの近くにいると攻撃を食らう事がある。敵のすぐ近くに降下するのは比較的危険(特にPD1ではよく落とされる)。
強襲降下
通常降下同様侵入方向の決定、降下フェイズに効果位置の指定が必要。敵の制空権内にまで侵入していく場合に使われる。通常降下より危険度が高いため強襲機(戦術輸送機)を使う事が多い。強襲機(戦術輸送機)は輸送機(戦略輸送機)より搭載機体数が少ないので注意。
高々度降下
敵の攻撃の届かない高々度から降下する方法。この方法のみ作戦立案時にいくつかある降下ポイントの中からひとつを指定する。安全度が高い反面、降下ポイントの細かい指定が出来ない、上手くまとまって降下できずにばらけてしまうことがある等の欠点もある。また、この方法で使える機体は輸送機(戦略輸送機)のみである。

となります。状況に応じて上手く使い分けるようにしましょう。以上、簡単に作戦立案についての説明をしてきましたが、ここで失敗すると後が大変になるのでよく考えて決定するようにしましょう。この文字ばっかりでつまらない文章を読んでくれる人がどれだけいるのか分かりませんが・・・次回、第2回は編成について書いていきたいと思います。

 


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