#محمد_الدرة というハッシュタグがある。ここから見れる↓
https://twitter.com/hashtag/%D9%85%D8%AD%D9%85%D8%AF_%D8%A7%D9%84%D8%AF%D8%B1%D8%A9
このタグは人名だ。カタカナにするとムハンマド・アル・ドゥラ。
このムハンマドさんは18年前、イスラエル兵によって射殺された、当時12歳だったパレスチナ人の少年である。
以下はその時の動画だ。
今日がその命日なので、アラビア語言語圏ではこのハッシュタグが今特に人気のようだ。
真っ先に出たのは、これがパレスチナ人によるヤラセではないかという話だ。検索結果の上位3件がそうだった。
壁に打たれた弾痕が怪しい、フランスの裁判ではヤラセという見解が出ている、などが理由として挙げられている。
これを見て、俺はツイッターに、
「#محمد_الدرة って初めて知った。でも調べたらヤラセという話もあるみたいね。何が正しいのやら。」
などとツイートしようとして、すんでの所でハッとした。
多くの人が嘆き憤っている事件を、無関係の土地にいる俺が5分で調べた知識でもってハッシュタグまで付けて広めて良い事じゃない。
弾痕?あんな荒い画像でそこまで断定できるか?そんなものはこの18年間で幾度となく議論されているんじゃないのか。
フランスの裁判?イスラエルと国交がある国の裁判なんて出来レースじゃないのか。
考えれば考えるほど、ヤラセという意見にはいくらでも疑問の余地が浮かぶ。
もちろん今の自分の知識では、本当にヤラセである可能性も否定できない。
でもだからといって、「それが本当にヤラセだったとして」という予防線を張って口出しすることにどんな意味があるのか。
無知な人間が識者気取りして、自分の拙い知識を披露したいだけじゃないか。
自信を持って主張できないことを、物知り顔で主張することのバカさ加減は、ちんこに輪ゴムをぐるぐる巻きにして壊死しかけたあの頃以上だ。
ちんこの話をもっと詳しく聞かせてほしい