Photographer: Paul Yeung/Bloomberg

世界の不動産バブルリスク、香港が最悪ー東京は過大評価

不動産バブルのリスクが世界で最も高い都市は香港。UBSグループがリスクをランク付けした。

  UBSの2018年主要20都市グローバル不動産バブル指数によると、香港に次いでリスクが高いのはミュンヘン、トロント、バンクーバー、アムステルダム、ロンドンの順。東京は上から14番目。

The Cities Most At Risk of Property Bubbles

Hong Kong tops the list in 2018

Source: UBS

Note: Bubble risk (>1.5), overvalued (0.5 to 1.5), fair-valued (-0.5 to 0.5), undervalued (-1.5 to -0.5)

  過去5年間の平均35%の値上がりで、主要都市は「取得可能性の危機」に陥ったとUBSは指摘。「主要な金融センター都市において、相当額の相続財産を持たない家計が不動産を取得することはほぼ不可能になった」と記述している。

  UBSは住民の所得や賃貸料と不動産価格の動向の乖離(かいり)、過剰な融資および建設活動など経済の不均衡に基づきバブルのリスクを評価する。20都市のうち6都市がバブルのリスク、東京を含む10都市が過大評価、3都市が適正、シカゴのみが過小評価と判断された。

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原題:The Cities Around the World Most at Risk of Property Bubbles(抜粋)

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