バカラの罫線|小路(シュウロ)の有効な使い方
前回はバカラの罫線の「大路(ダイロ)」と
罫線にまつわる用語を紹介しましたが、覚えていますか?
今回はもっと実戦的な罫線の見方と使い方を紹介していきます。
ただしっ!!
あらかじめ言っておきますが
ここから紹介していく「小路(シュウロ)」をはじめとした
各罫線は「大路」に較べると複雑です。
とはいっても「小路」が理解できれば
他の罫線も自動的に理解できるようになりますので
まずは今回紹介する小路をしっかりと理解しましょう。
小路(ショウロ、シャオルー)の見方、書き方
小路はこれから紹介する罫線の中でも一番ポピュラーな罫線です。
英語では「Small Road」といいます。
見方、書き方のポイントは3つ。
- 出目表(大路)で最新の出目と2列前の出目との動き方(落ち方)を比較した結果を記録する。
- 動き方(落ち方)が同じであれば「正」として「●」、違えば「誤」として「●」と記録。
- 比較できない場合、勝ちなら「●」、負けなら「●」と記録。
※引き分け(タイ)は無視します。
※小路での「●、●」はバンカー、プレイヤーではなく「正、誤」となります。
※小路での「●、●」はバンカー、プレイヤーではなく「正、誤」となります。
一見しただけではわかりませんね。
先ず2列前の出目との動き方(落ち方)を比較するので、
⑤のプレイヤー勝ち以降、つまり6戦目からが記録スタートとなります。
下図の大路を見てみましょう。⑥はプレイヤーの勝ちですね。
次に⑤→⑥への動きと2列前の①→②への動きを比較しましょう。
どちらも勝って下に落ちています。
よって「正」となり●が記載されます。
次も同じパターンなので2個一気に説明しましょう。
⑦はバンカーの勝ち、そして⑧もバンカーの勝ち。
②→③の動きと⑥→⑦の動きが同じなので●。
同様に③→④と⑦→⑧の動きも同じなので●。
⑨はどうでしょう?
2列前の⑤はプレイヤーの勝ちですが、
⑨はバンカーの勝ちなので「誤」となり●が記載されます。
さて問題は次の勝負です。
本来であれば⑨→⑩と2列前を比較するのですが、
2列前には⑨に該当するものがないので比較できません!
その場合、勝ったら「●」、負けたら「●」でしたね。
⑩はバンカーの勝ちなので●が記載されます。
⑪、⑫も同様に比較対象がないので勝ったら「●」、負けたら「●」
を当てはめると⑪は●、⑫は●となります。
なんとなく掴めてきましたか?
⑬・・・誤●
⑭・・・正●
⑮・・・正●
どんどん行きましょう。
⑯・・・誤
⑰は⑬と落ち方が異なるので誤。
⑱は比較対象がないけど連勝したので正。
⑲も比較対象がないけど連勝したので正。
⑳は比較対象がなく負け越したので誤。
罫線の有効な使い方
前の表を大路と小路で並べてみましょう。
大路を見ると規則性が無いように見えますね。
一方、小路を見ると順番通りなら次は誤●となります。
よって「プレイヤーが来そう!」ということが直感的に分かります。
このように罫線の種類(書き方)によって、
各々の罫線は全く異なった表情を見せます。
次回も小路とは異なる罫線を紹介していきます。
「小路」をマスターしたあなたにとっては簡単だと思うので、
是非他の罫線もマスターしてみて欲しいと思います。