食中毒が発生しました。

1 概 要
(1) 平成30年9月18日(火)中南地域県民局地域健康福祉部保健総室(弘前保健所)に対し、
管内の医療機関から通報があった。
(2)同地域県民局の調査の結果、9月10日(月)に弘前市内で開催された敬老
会において市内の「桜家」が調製した弁当を喫食した参加者50名中15名及び
参加者が持ち帰った弁当を喫食した6名中6名が下痢を主とする症状が判明した。
(3)同地域県民局では、患者7名の便から腸管病原性大腸菌O153 が検出された
こと、患者に共通する食品は9月10日(月)に当該施設が調製した弁当に限
られること、患者の潜伏時間及び臨床症状が腸管病原性大腸菌によるものと一
致すること、患者を診察した医師から食中毒患者の届出があったことから、当
該施設が調製した弁当を原因とする食中毒と断定した。

2 発生年月日 平成30年9月10日(月)
3 喫食者数 56名
4 患者数 21名(受診者4名入院なし)
5 主な症状 下痢、嘔吐、腹痛
6 原因施設
(1) 施設名桜家(さくらや)
(2) 施設所在地弘前市大字五十石町6-2
(3) 業 種飲食店営業
(4) 営業者清野百合子(せいのゆりこ)
7 原因食品 平成30年9月10日に当該施設が調製し敬老会に提供した弁当
8 病因物質 腸管病原性大腸菌O153
9 行政対応 平成30年9月21日(金)、中南地域県民局は、食品衛生法に基
づき当該施設の営業者に対し、平成30年9月21日(金)から平成
30年9月26日(水)まで6日間の営業停止を命じた。

2018年09月22日

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