THE ENTERTAINMENT DIARIES

はじめましてM&Oです。フリーランス。元俳優が俳優の目線で綴るエンターテインメントの表と裏

お笑い芸人は崇高な職業だと『ダウンタウンのごっつええ感じ』を観て以来思っている

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大好きだった『ダウンタウンのごっつええ感じ

こんばんは、M&Oです。

今回はコントのすごさについて書かせて頂きます。

M&Oはダウンタウンの番組はもちろん、ダウンタウンがそれぞれピンでやっている番組もすべて予約録画しているのですが、早い話が

ダウンタウン大好き人間なのです。

中でも『ダウンタウンのごっつええ感じ』はリアルタイムで本当に夢中になって観ていて、その後も今に至るまで継続してDVDで観続けている番組です。

テレビを観て心からゲラゲラ笑ったのはたぶん『ダウンタウンのごっつええ感じ』だったのではないかと思います。

そんな経緯があり今でも一番好きなお笑い芸人はダウンタウンです。

 

そして好き嫌いももちろん関わってくるので、あくまで個人的にですが、最初に触れたコントが『ダウンタウンのごっつええ感じ』だったために、同時期やその後にやっていたコント系の他のお笑い芸人の番組が全然面白く感じなくなってしまっていまして、周りの同年代とかみ合わず、学校でも盛り上がれない自分がいました。あんまり詳しくないけど『葉っぱ隊』みたいなのとか何が面白いか全然わからなくて。あくまで好き嫌いもあると思うのですが。

でも今も大活躍しているその頃のお笑い芸人ってダウンタウンが断トツなので、あながち感覚としては間違っていなかったのかなとも思います。

何が上か下かなんてもちろんないと思いますが、ダウンタウン以外のコントがなんだかすごく子供向けに見えたというか・・・コント番組とは違うけど、『エンタの神様』っていう番組がやってた頃は観るたびに

『めっちゃ子供向けだなぁ』

と感じていました。もちろん全然面白いと思う事もなく。

観覧のお客さんたちの笑い声がイライラするほどに(笑)

お笑いの世界ってシビアだなぁと本当に感じるのですが、子供だましなネタの芸人さんたちって見事に淘汰されますよね。リズム系とか一発ギャグ系とか。一回売れちゃえば営業でかなり稼げるみたいですけど。そこは淘汰された役者がレベルの高くない舞台に出演するのと似ていますね。

 

別にM&Oはお笑いのレベル決して高くないし、そこはしっかり自覚もしています。

だからこそと言いますか、お笑い芸人さんのネタとしてのコントは観ていて

『すっごいな~』

と素直に感嘆してしまうのです。

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コントってある意味総合芸術

キングオブコントなどはその筆頭ですが、お笑い芸人が自分たちで考えて自分たちで稽古して披露するコントを観ていると、本当に心から尊敬してしまいます。

作家が書いている場合も売れれば売れるほどあると思うのですが、売れてない人たちは基本的に自分たちでコントを書いてってことだと思うのですが、

脚本を書いて演じるって役者で言えばかなり多才と言えま

す。

M&Oは演技の道で精いっぱいで、脚本を書くなんて思ったこともありませんし。

そして、演技の面で言っても、絶妙な間で魅せてくるわけで、本当に芸達者じゃないとできないことだと思います。

たぶん普通の舞台とか出演したら笑いをすべてかっさらっていくんじゃないでしょうか。

今回どのコンビとかどのトリオとか言ってませんが、面白いと思っているお笑い芸人さんたちはみんな当てはまっていることなのです。

ていうかコント上手い人たちって絶対的に演技上手いですよね。ベテランで言えば

バナナマンとかサンドウィッチマンとか。

気付いたらマン繋がりですが偶然です(笑)

この人たちのコントはM&Oは真面目な話、演技の勉強という意味でDVD借りて観まくっていました。

何が上手いってやっぱり『間』が一番ですが、声のトーンであったり大きさ、表情など稽古して発見したものや今までの経験からくるものすべてが合わさって、

絶妙なんです。

キングオブコントを観ていても若い世代がどんどん出てきているわけですが、それぞれが自分たちでコントを書いてどうしたら面白いかを試行錯誤しながら稽古して、あの緊張する場で最大限に力を発揮するってちょっとやそっとじゃできることじゃないです。

若いと滑舌悪い人もいたりするけど、間とかも含めてそういう部分は経験で補われていくんだと思います。

そして音響の効果を最大限に利用しているコントも多くて、その使い方も思わず笑ってしまうものも多くて、いろんな面で楽しませてくれるんですよね。M&Oとしては

もはや芸術の域だろ!

と思ってしまいます。

 

そして役者やってた頃から羨ましいと思っていた部分は、

笑わせて観る人を幸せにできることです。

笑うという事は間違いなく人を幸せにするわけですから!

僕もダウンタウンを筆頭にお笑い芸人さん達にはたくさん救われてきていますし、たくさん幸せな気分にさせてもらっています。

俳優は映画や舞台で観る人をいろんな感情にさせることができると思いますし、そこはもちろんやりがいに溢れていることなのですが、やはり笑わせることに集中しているお笑い芸人さんは、人を幸せにすることだけを目指しているわけで、

お笑い芸人って本当に崇高な職業だと思います。

これからも絶対なくならない職業でしょう。

                            M&O